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1章 王国編
25話
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謁見の間を退出し、やっと城から出る許可が降りた。
お披露から2週間近く城に軟禁状態だったので、久しぶりに城を出ると変な感じがする。
私達(私とフィーナ)が城を出ようとすると、コローナに呼び止められた。
「はいこれ、返却物と国王陛下から貴方への手紙ね」
私はコローナがやっと両手で抱えられる程度の木箱を見て、眉を潜めた。
この医師は私に自分の横幅よりも大きな物を持たせるつもりなのだろうか。
そんな事を考えていると、フィーナが私の代わりに木箱を受け取ってくれた。
「ごめんなさい、ありがとうフィーナ」
「いえ、これも騎士としての役目の1つですので、お礼を言われるほどではありませんよ、ローニャ様」
私はフィーナが私のことをローニャと読んだことで、頬を緩めた。
力で戻る前は周りの人間にはローニャと呼ばれていたが何も感じなかった。
それが今では、フィーナにローニャと呼ばれるだけでも意外と嬉しい。
そんなことをしていると、私の家の馬車がやっと来たと王城に勤めていているメイドが知らせてきたので、馬車へと向かった。
ここは王城にある王城であり、王都の中心にあると言っても王都はかなり広く、貴族以上の物しか土地を所有できない貴族街だけでもかなりの広さがある。
その為、王都にあるフロービス伯爵邸に移動する馬車を王城にて待っていたのだ。
そして、今はメイドが王城の前に停まっている馬車まで案内するのに続いていて歩いている。
しかし、私とフィーナは当たり前だとして、コローナまでついてきているのは何故なのか。
その事を疑問に思いながらも、流石に相手は名だけとはいえ侯爵家当主なので誰が見ているかも分からない王城では下手な事は出来ない。
まあ、お茶をしているときは色々と無礼だと言われる事をしていたけど、コローナは全部黙認していた。
とにかくメイドについて歩き、そして王城を出て馬車に到着した。
まずフィーナが馬車に乗り、次に私がフィーナの手に掴まり馬車に乗った。
そして、そこで馬車の扉を閉めようとした私を遮って、コローナまで馬車に乗ってきた。
コローナが馬車に乗ると、王城の人間からは見てないと分かっていたので、コローナを見ながら分かりやすく顔を顰めると、コローナはそれを笑顔で返して降りる気は無いと伝えて来た。
私は馬車の扉を閉めようとしたので立ち上がっていたが、コローナの笑顔を見て席に座り、それを見たフィーナが苦笑いしながら無言で馬車の扉を閉めた。
そして、御者の方に座っているコローナの隣にフィーナが座ってから、フィーナが馬車の中から御者に合図を出し馬車は走り出した。
お披露から2週間近く城に軟禁状態だったので、久しぶりに城を出ると変な感じがする。
私達(私とフィーナ)が城を出ようとすると、コローナに呼び止められた。
「はいこれ、返却物と国王陛下から貴方への手紙ね」
私はコローナがやっと両手で抱えられる程度の木箱を見て、眉を潜めた。
この医師は私に自分の横幅よりも大きな物を持たせるつもりなのだろうか。
そんな事を考えていると、フィーナが私の代わりに木箱を受け取ってくれた。
「ごめんなさい、ありがとうフィーナ」
「いえ、これも騎士としての役目の1つですので、お礼を言われるほどではありませんよ、ローニャ様」
私はフィーナが私のことをローニャと読んだことで、頬を緩めた。
力で戻る前は周りの人間にはローニャと呼ばれていたが何も感じなかった。
それが今では、フィーナにローニャと呼ばれるだけでも意外と嬉しい。
そんなことをしていると、私の家の馬車がやっと来たと王城に勤めていているメイドが知らせてきたので、馬車へと向かった。
ここは王城にある王城であり、王都の中心にあると言っても王都はかなり広く、貴族以上の物しか土地を所有できない貴族街だけでもかなりの広さがある。
その為、王都にあるフロービス伯爵邸に移動する馬車を王城にて待っていたのだ。
そして、今はメイドが王城の前に停まっている馬車まで案内するのに続いていて歩いている。
しかし、私とフィーナは当たり前だとして、コローナまでついてきているのは何故なのか。
その事を疑問に思いながらも、流石に相手は名だけとはいえ侯爵家当主なので誰が見ているかも分からない王城では下手な事は出来ない。
まあ、お茶をしているときは色々と無礼だと言われる事をしていたけど、コローナは全部黙認していた。
とにかくメイドについて歩き、そして王城を出て馬車に到着した。
まずフィーナが馬車に乗り、次に私がフィーナの手に掴まり馬車に乗った。
そして、そこで馬車の扉を閉めようとした私を遮って、コローナまで馬車に乗ってきた。
コローナが馬車に乗ると、王城の人間からは見てないと分かっていたので、コローナを見ながら分かりやすく顔を顰めると、コローナはそれを笑顔で返して降りる気は無いと伝えて来た。
私は馬車の扉を閉めようとしたので立ち上がっていたが、コローナの笑顔を見て席に座り、それを見たフィーナが苦笑いしながら無言で馬車の扉を閉めた。
そして、御者の方に座っているコローナの隣にフィーナが座ってから、フィーナが馬車の中から御者に合図を出し馬車は走り出した。
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