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1章 王国編
27話
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「もっと短くなるか、もっと長くなる?言ってることが真逆だけど、一体どういうこと?」
「ローニャは一度全力の魔法を、全ての魔力を込めて使っているからよ」
「全力の魔法を、全ての魔力を込めると何か違うの?」
私の質問にコローナだけでなく、フィーナまで驚いた顔をして私に聞いていた。
「ろ、ローニャ様?魔力とは一体何から出来ているのか、存じておりますか?」
「いいえ?魔眼所持者だけに現れる物が魔力でしょう?最近まで魔眼を持っていなかったから、知らないわ」
私がそう言うと、フィーナは私の両肩を掴んで焦りながら、しかし確実に言い聞かせるように私に言った。
「ろ、ローニャ様!!魔力とは魔眼所持者の生命、つまり命そのものです!!魔力を消費すれば、体力を消費するのと同じような物です。いくら回復するとはいえ、回復する前に魔力を全て、使い切ってしまうと魔眼所持者は死んでしまうのです!!
一応、死ぬ程魔力を使う前、つまり魔力が底をつきそうになると視界がブラックアウトするので、突然死ぬことはありませんが、それでもブラックアウトするほど魔力を使ってはなりません。とにかく、魔力を全て使い切る事はしないように、いいですね!?」
「え、ええ」
私はフィーナのあまりの剣幕に頷くしか無かった。
しかし、私は『氷結庭園』を使った時、確かに私の中の魔力を全て使い切るイメージをしながら魔法を使っていた。
つまり、あの時の私は死んでもおかしくはなかった?
でも魔力が体力と似たような物だとすると、もう立てそうにないという感覚も、何処かが苦しいという感覚も無かった。
あったのは精々体がだるいと思うくらいだと思う。
その程度で死ぬものなのだろうか?
私がそんな事を考えていると、コローナが私に話し掛けてきた。
「とにかく、魔力を使い切るという行為は大変危険よ。特にローニャは既に体験していると思うけど、魔力の大部分を使った時に感じる喪失感を感じたから、すぐに魔法を止めて。
フロービス伯爵邸に到着した後すぐには無理だけど、明日からはローニャには、城で行っていた訓練の延長線上にある魔法をより正確に制御する術を身に着けてもらうわ。まあ、ローニャは全力を体験しているから、魔法を出すこと自体は簡単にできるから、安心ね」
「魔法を簡単に出すことができる?つまり、魔眼を得ても、簡単には出せない人間がいるの?」
「ええ、居るわよ。なにせ、魔眼を得たとはいえ、魔力という今まで感じていなかったものを、突然操れと言われても出来ない人が居るのは当然よ。
まあ、大体は他の魔眼の体に触れながら、魔法を使ってもらえば、感覚が掴めるからそこまで大変ではないけどね」
「ローニャは一度全力の魔法を、全ての魔力を込めて使っているからよ」
「全力の魔法を、全ての魔力を込めると何か違うの?」
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「ろ、ローニャ様?魔力とは一体何から出来ているのか、存じておりますか?」
「いいえ?魔眼所持者だけに現れる物が魔力でしょう?最近まで魔眼を持っていなかったから、知らないわ」
私がそう言うと、フィーナは私の両肩を掴んで焦りながら、しかし確実に言い聞かせるように私に言った。
「ろ、ローニャ様!!魔力とは魔眼所持者の生命、つまり命そのものです!!魔力を消費すれば、体力を消費するのと同じような物です。いくら回復するとはいえ、回復する前に魔力を全て、使い切ってしまうと魔眼所持者は死んでしまうのです!!
一応、死ぬ程魔力を使う前、つまり魔力が底をつきそうになると視界がブラックアウトするので、突然死ぬことはありませんが、それでもブラックアウトするほど魔力を使ってはなりません。とにかく、魔力を全て使い切る事はしないように、いいですね!?」
「え、ええ」
私はフィーナのあまりの剣幕に頷くしか無かった。
しかし、私は『氷結庭園』を使った時、確かに私の中の魔力を全て使い切るイメージをしながら魔法を使っていた。
つまり、あの時の私は死んでもおかしくはなかった?
でも魔力が体力と似たような物だとすると、もう立てそうにないという感覚も、何処かが苦しいという感覚も無かった。
あったのは精々体がだるいと思うくらいだと思う。
その程度で死ぬものなのだろうか?
私がそんな事を考えていると、コローナが私に話し掛けてきた。
「とにかく、魔力を使い切るという行為は大変危険よ。特にローニャは既に体験していると思うけど、魔力の大部分を使った時に感じる喪失感を感じたから、すぐに魔法を止めて。
フロービス伯爵邸に到着した後すぐには無理だけど、明日からはローニャには、城で行っていた訓練の延長線上にある魔法をより正確に制御する術を身に着けてもらうわ。まあ、ローニャは全力を体験しているから、魔法を出すこと自体は簡単にできるから、安心ね」
「魔法を簡単に出すことができる?つまり、魔眼を得ても、簡単には出せない人間がいるの?」
「ええ、居るわよ。なにせ、魔眼を得たとはいえ、魔力という今まで感じていなかったものを、突然操れと言われても出来ない人が居るのは当然よ。
まあ、大体は他の魔眼の体に触れながら、魔法を使ってもらえば、感覚が掴めるからそこまで大変ではないけどね」
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