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3章後半 『終わり』編
124話
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「はぁ~、これは初動を失敗したかな」
私は階段の横の壁に背をつけて、腰を降ろしていた。
私が白い何か壁のような物を触ってから降りだして、おそらく1時間は経った。
しかし、魔法を維持し続けている私の体感としては1日は経過していてもおかしくはないくらいには疲れていた。
なにせ『未来視』の維持、更には15秒先を見ることによる注意散漫を、階段では注意散漫になるのが危険な為に意地でなんとかしている。
その上で『未来視』の1時間の魔法発動は私の時間魔法の魔眼が2時間で生成する魔力量と同じくらいの魔力を持って行っている。
いくら2時間の魔力の生成量と同じ程であるといっても、私の魔力は40日分程しかない事を考えれば、通常の魔法とは使う魔力の量が段違いに多い。
そして、使う魔力が多ければ、多い程に魔力、つまり体から力が抜ける感覚が強くなる。
更に、ここには私しかないので、フィーナと話せないことも意外と精神にくる。
普段はフィーナと話せなくとも周りに雑音が多ので気にならなかったが、ここは私が出している音以外は無音であるので、ここに長くいるのはきつい。
そして、これらの事が同時に来ているので、余計に精神的な疲労が貯まる。
今はまだ疲労で済んでいるものの、このままではこの先に居るだろう『終わり』との戦いなどは出来ないだろう。
それならば攻撃を受ける覚悟で、一回魔法を解除したほうがいいだろうか?
そう考えて、魔法を解除しようとしたが、初動を間違えただろう事を思い出して、思い留まった。
あの壁は壊しずらかったが、しばらくはあの壁を調べて破壊できるかを確認したほうが良かった。
それなら、ここだって同じかもしれない。
例えば、『終わり』が私をどうやってか見ていて、私が魔法を解除する瞬間を待っているとか。
うん、ありそう。
「うん、それ正解」
私が背をつけている階段の壁から、よく出来ましたとでも言いたげな声が聞こえてきた。
それを聞いて、体を壁から離そうとしたが、突如として私が背にしていた壁が消えて、私は背中から後ろにひっくり返った。
しかも、壁の後ろは地面がなく、私はひっくり返った勢い、そのままで頭から下に落ちていった。
下に落ちているということは、何時かは地面と激突するのは必須。
なので、私はすぐに魔法を『水膜』から切り替えた。
「『蛇水流』!!」
私は『蛇水流』で私自身を完全に包み込んだ。
そして、『未来視』で『蛇水流』が地面にぶつかる瞬間に、坂道のように氷を張り衝撃を殺そうとした。
しかし、そんな考えの私をあざ笑うように、階段で聞こえてた声が再び聞こえた。
「あはは、だめだめ。それじゃあ、意味ないよ」
そんな声が聞こえてきた時に、『未来視』で見ていた未来よりも先に、『蛇水流』が地面にぶつかっていた。
私は階段の横の壁に背をつけて、腰を降ろしていた。
私が白い何か壁のような物を触ってから降りだして、おそらく1時間は経った。
しかし、魔法を維持し続けている私の体感としては1日は経過していてもおかしくはないくらいには疲れていた。
なにせ『未来視』の維持、更には15秒先を見ることによる注意散漫を、階段では注意散漫になるのが危険な為に意地でなんとかしている。
その上で『未来視』の1時間の魔法発動は私の時間魔法の魔眼が2時間で生成する魔力量と同じくらいの魔力を持って行っている。
いくら2時間の魔力の生成量と同じ程であるといっても、私の魔力は40日分程しかない事を考えれば、通常の魔法とは使う魔力の量が段違いに多い。
そして、使う魔力が多ければ、多い程に魔力、つまり体から力が抜ける感覚が強くなる。
更に、ここには私しかないので、フィーナと話せないことも意外と精神にくる。
普段はフィーナと話せなくとも周りに雑音が多ので気にならなかったが、ここは私が出している音以外は無音であるので、ここに長くいるのはきつい。
そして、これらの事が同時に来ているので、余計に精神的な疲労が貯まる。
今はまだ疲労で済んでいるものの、このままではこの先に居るだろう『終わり』との戦いなどは出来ないだろう。
それならば攻撃を受ける覚悟で、一回魔法を解除したほうがいいだろうか?
そう考えて、魔法を解除しようとしたが、初動を間違えただろう事を思い出して、思い留まった。
あの壁は壊しずらかったが、しばらくはあの壁を調べて破壊できるかを確認したほうが良かった。
それなら、ここだって同じかもしれない。
例えば、『終わり』が私をどうやってか見ていて、私が魔法を解除する瞬間を待っているとか。
うん、ありそう。
「うん、それ正解」
私が背をつけている階段の壁から、よく出来ましたとでも言いたげな声が聞こえてきた。
それを聞いて、体を壁から離そうとしたが、突如として私が背にしていた壁が消えて、私は背中から後ろにひっくり返った。
しかも、壁の後ろは地面がなく、私はひっくり返った勢い、そのままで頭から下に落ちていった。
下に落ちているということは、何時かは地面と激突するのは必須。
なので、私はすぐに魔法を『水膜』から切り替えた。
「『蛇水流』!!」
私は『蛇水流』で私自身を完全に包み込んだ。
そして、『未来視』で『蛇水流』が地面にぶつかる瞬間に、坂道のように氷を張り衝撃を殺そうとした。
しかし、そんな考えの私をあざ笑うように、階段で聞こえてた声が再び聞こえた。
「あはは、だめだめ。それじゃあ、意味ないよ」
そんな声が聞こえてきた時に、『未来視』で見ていた未来よりも先に、『蛇水流』が地面にぶつかっていた。
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追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
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