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3章後半 『終わり』編
125話
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『未来視』で見ていた未来よりも先に、『蛇水流』が地面にぶつかっていた。
それ認識した瞬間には、私は氷で坂を作り出していた。
その氷で坂を滑るように地面まで転がった。
そのお陰で、地面との激突は防ぐことが出来たが、氷を落下する速度を滑る速度に変えたようなものなので、かなりの速度で氷の坂を滑り落ちる事になった。
それにより、私の体と氷が直接接触していた個所は氷付き、更には若干削れてしまった。
削れてしまった痛みと凍り付いている箇所のだんだん感覚が無くなっていく感じに『ゾワリ』と来てしまったが、その後すぐに『逆行』で元に戻し、声の主が居ないかと周囲を見回した。
すると、氷の坂の後ろ側から声が聞こえてきた。
「こんにちは、お嬢さん。まさか、痛みを感じながら時間魔法を使うとは、中々見どころがあるね」
その声に私は振り返るも、後ろには氷の坂があり相手の姿は確認出来なかった。
先程の階段で聞こえてきた声は中性的な声がだったが、今回の声は女の声に聞こえた。
一瞬別人かと思ったが、話し方の癖が先程聞こえてきた声と同じ感じがしたので、同一人物であると仮定した。
「階段から急に落としたり、姿を見せずに声だけだったり、色々と失礼じゃない?話す気があるなら、姿くらい見せたら?」
「ふむ。まあ、確かにその通りだね」
女の声がそう言ってから、コツコツと歩き出した音が聞こえてきた。
「でも、勘違いしないでほしいな。私がここで姿を表さなかったのは、たまたま君が作った氷に隠れてしまったからなんだ。
元々、ここまで来れる人間相手には隠るつもりも無かったしね」
そう言ってから、氷の坂の影から女が現れた。
女は黒髪黒目で、見た目は20代前半に見えるし、一般的にかなりの美人に分類されるだろう。
しかし、その女の容姿で一番目につくのは、その両目、正確に言えば両目にある魔眼だ。
「まさか、時間魔法に封印魔法の魔眼の2つ持ち?」
「フフ、その通り。長い時を生き残るためにコールドスリープするには時間魔法と封印魔法が必須だったからね」
女はそう言いながら笑みを浮かべた。
その笑みを見て、私は顔を歪めざるおえなかった。
何故なら、時間魔法だろうが、封印魔法だろうが、どちらの魔法も超が付くくらいには強い魔法なのに、その両方を持っているなんて反則が過ぎる。
特に時間魔法がヤバイ。
もしも私がしている使い方の一つである、魔力の回復が出来れば、こちらに勝ち目なんてない。
そのことが理解出来るがゆえに、私は慎重に、しかし相手に魔法を発動させないほどの速さで、あの女を倒さなければフィーナとミュー、コローナの所に行かれたら不味い。
そんな私の考えが読めたのか、女は笑みを深めた。
それ認識した瞬間には、私は氷で坂を作り出していた。
その氷で坂を滑るように地面まで転がった。
そのお陰で、地面との激突は防ぐことが出来たが、氷を落下する速度を滑る速度に変えたようなものなので、かなりの速度で氷の坂を滑り落ちる事になった。
それにより、私の体と氷が直接接触していた個所は氷付き、更には若干削れてしまった。
削れてしまった痛みと凍り付いている箇所のだんだん感覚が無くなっていく感じに『ゾワリ』と来てしまったが、その後すぐに『逆行』で元に戻し、声の主が居ないかと周囲を見回した。
すると、氷の坂の後ろ側から声が聞こえてきた。
「こんにちは、お嬢さん。まさか、痛みを感じながら時間魔法を使うとは、中々見どころがあるね」
その声に私は振り返るも、後ろには氷の坂があり相手の姿は確認出来なかった。
先程の階段で聞こえてきた声は中性的な声がだったが、今回の声は女の声に聞こえた。
一瞬別人かと思ったが、話し方の癖が先程聞こえてきた声と同じ感じがしたので、同一人物であると仮定した。
「階段から急に落としたり、姿を見せずに声だけだったり、色々と失礼じゃない?話す気があるなら、姿くらい見せたら?」
「ふむ。まあ、確かにその通りだね」
女の声がそう言ってから、コツコツと歩き出した音が聞こえてきた。
「でも、勘違いしないでほしいな。私がここで姿を表さなかったのは、たまたま君が作った氷に隠れてしまったからなんだ。
元々、ここまで来れる人間相手には隠るつもりも無かったしね」
そう言ってから、氷の坂の影から女が現れた。
女は黒髪黒目で、見た目は20代前半に見えるし、一般的にかなりの美人に分類されるだろう。
しかし、その女の容姿で一番目につくのは、その両目、正確に言えば両目にある魔眼だ。
「まさか、時間魔法に封印魔法の魔眼の2つ持ち?」
「フフ、その通り。長い時を生き残るためにコールドスリープするには時間魔法と封印魔法が必須だったからね」
女はそう言いながら笑みを浮かべた。
その笑みを見て、私は顔を歪めざるおえなかった。
何故なら、時間魔法だろうが、封印魔法だろうが、どちらの魔法も超が付くくらいには強い魔法なのに、その両方を持っているなんて反則が過ぎる。
特に時間魔法がヤバイ。
もしも私がしている使い方の一つである、魔力の回復が出来れば、こちらに勝ち目なんてない。
そのことが理解出来るがゆえに、私は慎重に、しかし相手に魔法を発動させないほどの速さで、あの女を倒さなければフィーナとミュー、コローナの所に行かれたら不味い。
そんな私の考えが読めたのか、女は笑みを深めた。
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