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1章
27話 別視点(ドリス④)
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全滅しない事が最高の結果。
でも、もしも全滅してしまったら、その時はきっと遅かれ早かれ、彼女に魔法を教えた人間全員が死ぬだろう。
アリアは平民の為、流血沙汰に耐性も無かったし、人死の経験をすれば精神は不安定になり、魔法を使えなくなる可能性が高い。
だからこそ出来るだけ、彼女には嫌な現実にならないようにしたい。
仮に私が生きていてもエクス様、後衛に攻撃が届いてしまった時の事を考えると奥様やエステールも危ない。
この4人の誰かが、彼女の治せる怪我の範囲を超えていたら、もう危険だろう。
そんな事になったら、彼女に見せないように指示を出しておこうか?
そうしないと私が生きていても【癒し手】の研究が出来なくなってしまうし。
そんな事を考えていると、エクス様に睨まれた。
「これ以上の干渉はするなよ?
ローブの件は父上の指示だから良いとしても、魔力の過小報告は中々危険だ。
これだけなら叱責で済むが、それ以上の過剰な干渉は洒落にならないからな」
「まあ、言われてみればそうですか。
ただ彼女の能力以上の怪我を見せない方が良いと思ったのですが」
「おそらく、怪我ならどれだけ酷い物でも大丈夫だろう」
「は?
何故です?」
「彼女の魔法は怪我を直接見て発動させる訳じゃない。
だからこそ先天性を常に使っていれば、『この傷は間に合わない』という思考が生まれにくい。
もちろん、魔法を使う時には先天性を切らないといけない。
だからこそ、救護班には彼女に回さなければならない人間が出たら、布をかけて傷を見せないように指示を出した」
「え、それは良いんですか?」
「安心しろ、母上には話を通した」
「領主様には通してないんですね?」
私の質問に、エクス様は視線を逸らしつつ肩を竦めた。
どうやらエクス様は人には過剰な干渉をするなと言っておきながら、自分は過剰な干渉をしているらしい。
とは言え、アリアは打撲や骨折なら大丈夫になっていても、四肢の欠損直後や腕や足があらぬ方向に向いているのを見ても大丈夫なのかは分からない。
そう考えると、正しい指示ではある。
ただ、その指示を領主様に通していないとなると、領主様は必要のない指示だと考えているのか?
そんな事を考えていると、エクス様が少しだけため息をつきながら言った。
「仕方ないだろう?
父上は王家に近すぎる。
下手に彼女の現状全てを開示するわけにはいかない」
「まさか、領主様が彼女を王家に渡すと?」
「そこまでは考えていない。
だが、彼女に王家の紐が付いた婚約者や友人を付けられ、それに抵抗しない可能性は考えている」
「なにを言っているんですか?
そもそも彼女が何の候補者で、どれだけ慎重に守らなければならないか、領主様も知っているでしょう?」
「ああ、だが父上は国王と友人関係にある。
そうなってくると、候補者ではあるもの、彼女の意思次第で変更可能な物だと漏れるのは時間の問題。
友人関係は、こちらが口を出し過ぎるのは良くないからこそ、より容易い。
最悪の場合は、彼女が王家の紐付きに惚れてしまうような状況だ。
そして、そこから護衛という形で、ドーラス家からも人を出させられる可能性もある。
なにより、王家の紐付きに惚れてしまう状況も作ろうと思えば作れる筈だ。
お前も経験があるだろう?」
「暴漢の件ですか?
いくら暴漢に襲わせても、魔法があれば問題ないでしょう?」
「ああ、仮に自分の守りをしている護衛に襲われても、問題なく魔法が使える程に心の強い魔法使いならな」
エクス様の言葉を聞いて、開いた口が塞がらなかった。
今回の作戦でアリアの存在を公表するにあたり、神経質と言われる程に、アリアの護衛の計画をしっかりと立てた。
護衛の人選と調査なんて当たり前で、全ての護衛計画を知っているのは領主様と奥様のみ。
その他の側近や各組織のトップ達には、その側近や組織が関わる部分の事しか教えず、私とエクス様も表の護衛計画しか聞かされていない。
普通に考えて、凄腕の誘拐犯や暗殺者が毎日のように来る可能性を考えると、どう考えてもドーラス家の裏の人間も動かしている。
その事を考えると、領主様と奥様がどれどけ慎重に動いているか分かる。
それなのに、その領主様を疑うエクス様が流石に信じられなかった。
そんな感情が表情に出ていたのか、エクス様は苦笑いしながら言った。
「俺もあってほしくはないと考えている。
だが、父上は国王に甘い。
それはお前もわかるだろう」
「それは分かります。
ですがエクス様の考えを、私が領主様に話すとは考えなかったのですか?」
「もちろん考えた。
それでも父上に話を持っていくにしても、それは『タートル』を討伐し終えた後だろう?
『タートル』戦までは、あと1日猶予があるだろうが、決起会からは父上も母上も、ついでにあの部屋に居た者も忙しい。
忙しくないのは、俺とお前、そして彼女だけ。
そんな状況では父上の懸念事項は作れないと考える筈だ。
なにせ父上に直接害を成そうとしている訳じゃないからな。
それに俺はお前を2番目には信頼しているからな」
エクス様の言葉に思考が止まった。
いつも私が近づくだけで嫌そうな顔をするのに、2番目には信頼していると聞こえた気がした。
そのため、意味がわからず混乱してしまった。
「は?
2番目には信頼している?」
「うん?
ああ、直接言葉にしたのは始めてか。
ただ、いつもペアを組んで魔物に突っ込むときは『背中は任せる』と言っているだろう?」
「いやいや、は?
意味がわかりません。
なぜ『背中は任せる』という言葉で、私を信頼している事になるのですか?」
「まだ言葉が話せない頃に、俺の近くに居た騎士達が『背中は任せる』という言葉が、戦闘時では信頼という意味で使われていただろう?」
エクス様は意味が分からないという表情をして、困惑していた。
しかし、私もエクス様並には困惑していた。
「エクス様が話せない頃?
っ!!
まさか、あの劇のセリフですか!?」
「劇?
なんの話だ?」
「十年前から、王都での領主様と奥様の活躍が劇になっています。
しかも、開始されたばかりの10年前は人気の絶頂期だったはずです。
その中で、確か『背中は任せる』というセリフがあったはずです」
「?
ああ、そう言えば、当時の騎士達の会話にも『セリフ』という単語があった」
私はエクス様の、その言葉に崩れ落ちかけてしまった。
でも、もしも全滅してしまったら、その時はきっと遅かれ早かれ、彼女に魔法を教えた人間全員が死ぬだろう。
アリアは平民の為、流血沙汰に耐性も無かったし、人死の経験をすれば精神は不安定になり、魔法を使えなくなる可能性が高い。
だからこそ出来るだけ、彼女には嫌な現実にならないようにしたい。
仮に私が生きていてもエクス様、後衛に攻撃が届いてしまった時の事を考えると奥様やエステールも危ない。
この4人の誰かが、彼女の治せる怪我の範囲を超えていたら、もう危険だろう。
そんな事になったら、彼女に見せないように指示を出しておこうか?
そうしないと私が生きていても【癒し手】の研究が出来なくなってしまうし。
そんな事を考えていると、エクス様に睨まれた。
「これ以上の干渉はするなよ?
ローブの件は父上の指示だから良いとしても、魔力の過小報告は中々危険だ。
これだけなら叱責で済むが、それ以上の過剰な干渉は洒落にならないからな」
「まあ、言われてみればそうですか。
ただ彼女の能力以上の怪我を見せない方が良いと思ったのですが」
「おそらく、怪我ならどれだけ酷い物でも大丈夫だろう」
「は?
何故です?」
「彼女の魔法は怪我を直接見て発動させる訳じゃない。
だからこそ先天性を常に使っていれば、『この傷は間に合わない』という思考が生まれにくい。
もちろん、魔法を使う時には先天性を切らないといけない。
だからこそ、救護班には彼女に回さなければならない人間が出たら、布をかけて傷を見せないように指示を出した」
「え、それは良いんですか?」
「安心しろ、母上には話を通した」
「領主様には通してないんですね?」
私の質問に、エクス様は視線を逸らしつつ肩を竦めた。
どうやらエクス様は人には過剰な干渉をするなと言っておきながら、自分は過剰な干渉をしているらしい。
とは言え、アリアは打撲や骨折なら大丈夫になっていても、四肢の欠損直後や腕や足があらぬ方向に向いているのを見ても大丈夫なのかは分からない。
そう考えると、正しい指示ではある。
ただ、その指示を領主様に通していないとなると、領主様は必要のない指示だと考えているのか?
そんな事を考えていると、エクス様が少しだけため息をつきながら言った。
「仕方ないだろう?
父上は王家に近すぎる。
下手に彼女の現状全てを開示するわけにはいかない」
「まさか、領主様が彼女を王家に渡すと?」
「そこまでは考えていない。
だが、彼女に王家の紐が付いた婚約者や友人を付けられ、それに抵抗しない可能性は考えている」
「なにを言っているんですか?
そもそも彼女が何の候補者で、どれだけ慎重に守らなければならないか、領主様も知っているでしょう?」
「ああ、だが父上は国王と友人関係にある。
そうなってくると、候補者ではあるもの、彼女の意思次第で変更可能な物だと漏れるのは時間の問題。
友人関係は、こちらが口を出し過ぎるのは良くないからこそ、より容易い。
最悪の場合は、彼女が王家の紐付きに惚れてしまうような状況だ。
そして、そこから護衛という形で、ドーラス家からも人を出させられる可能性もある。
なにより、王家の紐付きに惚れてしまう状況も作ろうと思えば作れる筈だ。
お前も経験があるだろう?」
「暴漢の件ですか?
いくら暴漢に襲わせても、魔法があれば問題ないでしょう?」
「ああ、仮に自分の守りをしている護衛に襲われても、問題なく魔法が使える程に心の強い魔法使いならな」
エクス様の言葉を聞いて、開いた口が塞がらなかった。
今回の作戦でアリアの存在を公表するにあたり、神経質と言われる程に、アリアの護衛の計画をしっかりと立てた。
護衛の人選と調査なんて当たり前で、全ての護衛計画を知っているのは領主様と奥様のみ。
その他の側近や各組織のトップ達には、その側近や組織が関わる部分の事しか教えず、私とエクス様も表の護衛計画しか聞かされていない。
普通に考えて、凄腕の誘拐犯や暗殺者が毎日のように来る可能性を考えると、どう考えてもドーラス家の裏の人間も動かしている。
その事を考えると、領主様と奥様がどれどけ慎重に動いているか分かる。
それなのに、その領主様を疑うエクス様が流石に信じられなかった。
そんな感情が表情に出ていたのか、エクス様は苦笑いしながら言った。
「俺もあってほしくはないと考えている。
だが、父上は国王に甘い。
それはお前もわかるだろう」
「それは分かります。
ですがエクス様の考えを、私が領主様に話すとは考えなかったのですか?」
「もちろん考えた。
それでも父上に話を持っていくにしても、それは『タートル』を討伐し終えた後だろう?
『タートル』戦までは、あと1日猶予があるだろうが、決起会からは父上も母上も、ついでにあの部屋に居た者も忙しい。
忙しくないのは、俺とお前、そして彼女だけ。
そんな状況では父上の懸念事項は作れないと考える筈だ。
なにせ父上に直接害を成そうとしている訳じゃないからな。
それに俺はお前を2番目には信頼しているからな」
エクス様の言葉に思考が止まった。
いつも私が近づくだけで嫌そうな顔をするのに、2番目には信頼していると聞こえた気がした。
そのため、意味がわからず混乱してしまった。
「は?
2番目には信頼している?」
「うん?
ああ、直接言葉にしたのは始めてか。
ただ、いつもペアを組んで魔物に突っ込むときは『背中は任せる』と言っているだろう?」
「いやいや、は?
意味がわかりません。
なぜ『背中は任せる』という言葉で、私を信頼している事になるのですか?」
「まだ言葉が話せない頃に、俺の近くに居た騎士達が『背中は任せる』という言葉が、戦闘時では信頼という意味で使われていただろう?」
エクス様は意味が分からないという表情をして、困惑していた。
しかし、私もエクス様並には困惑していた。
「エクス様が話せない頃?
っ!!
まさか、あの劇のセリフですか!?」
「劇?
なんの話だ?」
「十年前から、王都での領主様と奥様の活躍が劇になっています。
しかも、開始されたばかりの10年前は人気の絶頂期だったはずです。
その中で、確か『背中は任せる』というセリフがあったはずです」
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