7 / 69
1章 第1部 追放と一人目
5.5話中編 入場後に(国王視点)
しおりを挟む
私とカラオが卒業パーティーの会場に入場した時には、おかしな空気が漂っていた。
まるで『なんでパーティーが継続しているんだ』とでも言うような空気だ。
おかしな空気を感じ取ったカラオも、なんでこんな空気になっているのか分からずに、ほんの少しだけ眉を潜めている。
そのためにすかさず事情を聞こうとストレンスを探すがすぐに見つからず、宰相や騎士団長にも目線をやったが首を振られた。
誰かに事情を聞き、何故この様な雰囲気になっているのか把握しようとしていたが、私とカラオに用意された席についてしまった。
流石にこのまま何もせずにパーティーを続けるのは不味いと判断した私は、私とカラオの為に用意された席に座ると同時に言った。
「今回は我が娘と我が国の魔法使いストレンス・ブラーディトが卒業する記念すべきパーティーだ。よって今回は特別に無礼講とする。何か言いたいことがある者はおるか?」
私とカラオはこの場でストレンスが出てくると思っていたが、予想外の人物が出てきた。
「陛下!!恐れながら、申し上げたい事がございます!!よろしいでしょうか!!」
それはユウキ・バーデンだった。
正直彼の兄は仕事が出来る男だが、この男は仕事は出来ないは、自分よりも地位が低いものには強く当たるはで、あまり話したくない人物だ。
ただ建前とはいえ、自分から無礼講だと言った手前拒否する事は出来ない。
そのために、ユウキから顔と目を反らさない範囲でストレンスを探し続けながらも、ユウキに話す許可を出した。
すると、ユウキは自身だけでなくアイリスを伴って私達の前に出てきた。
しかし、その距離感はダンス等もあるために時たま必要以上に近づくことはあれど、決して貴族の既婚者でない者達の普通の距離では無く、恋人又は婚約者とは言い難いが、決して友人とは言い張れない無い距離感だった。
それを見たカラオは目を鋭く細め、アイリスに忠告した。
「アイリス。貴方にはストレンス・ブラーディト公爵家当主という、正式な婚約者が居るのですよ?それなのに、その距離感はなんですか?」
私はカラオが言った『ストレンスというブラーディト公爵家当主という言葉に驚かなかったが、会場の大半はその言葉に驚いた様子だった。
まあ、ストレンスは魔法使いとはいえ一応三男なので、家を出ると考えていた者が多かったのだろう。
一応この事についてストレンスに承認を貰っていたが、その様に誤解させ、ストレンスが余計なハニートラップ等を受けない様にするためとはいえ、ストレンスの父親を公爵家の当主扱いするのは私でさえ不快だったのだ。
ストレンスはさぞ辛かっただろう。
公式の場での謝罪は出来んが、ストレンスの父親とその家族は公の場に出れんようにしなければ、私の気が収まらんな。
そんな事を考えていると、ユウキとアイリスは顔を青くしたが、それでもユウキとやらが私達に言った。
「も、申し訳ありません、王妃様。ですが、私とアイリスの婚姻を認めて頂きたいのです」
そうユウキが言った瞬間に、私とカラオ、この場に居る宰相や騎士団長、更にはアイリスの事情を知る者達は思考に空白が生まれた。
私はそんな中でも辛うじて暗部に目線で確認したが、首を横に振り分からないと返してきた。
そもそも王家の暗部はこのパーティーでは殆どの重鎮が集まる為に同時に各地が手薄になるので、国内全ての主要都市や危険地域に赴くと同時に、会場自体の警備かあるので手一杯になる。
今回はストレンスも会場内には居るので、暗部は私達が入場してから会場に入る予定になっていた為、情報は無いだろう。
私がその事を理解し、この状況は非常に不味いと徐々に理解出来始めて居ると、未だに固まっていた事を好印象だと捉えたのか、ユウキは更に言い募った。
「あの魔術師にもなれぬ者は、アイリスには相応しくありません!!ですからー」
「ストレンス!!ストレンスは何処ですか!?この場に居るのでしょう!?早く出てきなさい!!」
ユウキの言葉を遮り、カラオが叫んだ。
その叫びで私の他固まっていた者達、現状を素早く理解させられた為に動き出し、急いで会場を見回してストレンスを探した。
しかし、どこにストレンスは居らず、段々と私達が事態の深刻さに震えてきていると、ブラーディト家の当主代理、いや元当主代理が得意げに私達の前で言った。
「あの出来損ないを、陛下や王妃様、他の方々も評価しておられたようですが、あれは無能ですから我が家から追放しました。
その事を陛下達に知らせようとしたものおりましたが、その様な事は報告するまでも無いと黙らせていました。しかも『転移玉』で飛ばしましたので、今頃は魔の森で魔物達の餌になっているでー」
そう言った瞬間に、カラオの筆頭護衛騎士である女騎士、エリーシア・ドラークが元当主代理を殴り飛ばした。
彼女はストレンスを除けば我が国でもトップだと言っていい強者であり、しかしストレンスとは圧倒的な差があった。
その為、彼女はストレンスの強さに憧れ、尊敬すると同時に、彼女がまだ騎士見習いだった頃に命を救われいるので、恋慕していた。
本人的にはストレンスに婚約者が居た事から隠しているようだったが、エリーシアのことをよく知っている人間ならば気がつけることだった。
そんなエリーシアはその後に私達に振り返り、膝をついた。
「ストレンス殿は既に我々近衛騎士団の総力を上げても勝てぬ戦力を有しておりますので、魔の森といえど簡単には死ぬことは無いと思います。ですが、戦力がいくらあろうとも一人で魔の森を生き抜くのが難しい事もまた事実です。
なので今すぐにあの愚か者を殺し、私個人が所有している『転移玉』を使いストレンス殿を追う許可を頂けないでしょうか」
私はその願いに許可を出したかったが、それをすることは出来なかった。
「エリーシア。私とてストレンスを追いたい気持ちはあるし、そこの愚か者を殺したい気持ちもある。だが、まずは調査からだ。そこの愚か者がどんな罪を犯したのかを全て暴き出し、それに相応しい罰を与える。
それにストレンスをお前に追われては、城の警備に係る。よって、ストレンスの調査部隊自体は『転移玉』にて早急に出すが、お前が追うことは許可出来ない。分かってくれ」
「はっ」
私が言ったことに理解を示したのか、エリーシアは頭を垂れた。
まるで『なんでパーティーが継続しているんだ』とでも言うような空気だ。
おかしな空気を感じ取ったカラオも、なんでこんな空気になっているのか分からずに、ほんの少しだけ眉を潜めている。
そのためにすかさず事情を聞こうとストレンスを探すがすぐに見つからず、宰相や騎士団長にも目線をやったが首を振られた。
誰かに事情を聞き、何故この様な雰囲気になっているのか把握しようとしていたが、私とカラオに用意された席についてしまった。
流石にこのまま何もせずにパーティーを続けるのは不味いと判断した私は、私とカラオの為に用意された席に座ると同時に言った。
「今回は我が娘と我が国の魔法使いストレンス・ブラーディトが卒業する記念すべきパーティーだ。よって今回は特別に無礼講とする。何か言いたいことがある者はおるか?」
私とカラオはこの場でストレンスが出てくると思っていたが、予想外の人物が出てきた。
「陛下!!恐れながら、申し上げたい事がございます!!よろしいでしょうか!!」
それはユウキ・バーデンだった。
正直彼の兄は仕事が出来る男だが、この男は仕事は出来ないは、自分よりも地位が低いものには強く当たるはで、あまり話したくない人物だ。
ただ建前とはいえ、自分から無礼講だと言った手前拒否する事は出来ない。
そのために、ユウキから顔と目を反らさない範囲でストレンスを探し続けながらも、ユウキに話す許可を出した。
すると、ユウキは自身だけでなくアイリスを伴って私達の前に出てきた。
しかし、その距離感はダンス等もあるために時たま必要以上に近づくことはあれど、決して貴族の既婚者でない者達の普通の距離では無く、恋人又は婚約者とは言い難いが、決して友人とは言い張れない無い距離感だった。
それを見たカラオは目を鋭く細め、アイリスに忠告した。
「アイリス。貴方にはストレンス・ブラーディト公爵家当主という、正式な婚約者が居るのですよ?それなのに、その距離感はなんですか?」
私はカラオが言った『ストレンスというブラーディト公爵家当主という言葉に驚かなかったが、会場の大半はその言葉に驚いた様子だった。
まあ、ストレンスは魔法使いとはいえ一応三男なので、家を出ると考えていた者が多かったのだろう。
一応この事についてストレンスに承認を貰っていたが、その様に誤解させ、ストレンスが余計なハニートラップ等を受けない様にするためとはいえ、ストレンスの父親を公爵家の当主扱いするのは私でさえ不快だったのだ。
ストレンスはさぞ辛かっただろう。
公式の場での謝罪は出来んが、ストレンスの父親とその家族は公の場に出れんようにしなければ、私の気が収まらんな。
そんな事を考えていると、ユウキとアイリスは顔を青くしたが、それでもユウキとやらが私達に言った。
「も、申し訳ありません、王妃様。ですが、私とアイリスの婚姻を認めて頂きたいのです」
そうユウキが言った瞬間に、私とカラオ、この場に居る宰相や騎士団長、更にはアイリスの事情を知る者達は思考に空白が生まれた。
私はそんな中でも辛うじて暗部に目線で確認したが、首を横に振り分からないと返してきた。
そもそも王家の暗部はこのパーティーでは殆どの重鎮が集まる為に同時に各地が手薄になるので、国内全ての主要都市や危険地域に赴くと同時に、会場自体の警備かあるので手一杯になる。
今回はストレンスも会場内には居るので、暗部は私達が入場してから会場に入る予定になっていた為、情報は無いだろう。
私がその事を理解し、この状況は非常に不味いと徐々に理解出来始めて居ると、未だに固まっていた事を好印象だと捉えたのか、ユウキは更に言い募った。
「あの魔術師にもなれぬ者は、アイリスには相応しくありません!!ですからー」
「ストレンス!!ストレンスは何処ですか!?この場に居るのでしょう!?早く出てきなさい!!」
ユウキの言葉を遮り、カラオが叫んだ。
その叫びで私の他固まっていた者達、現状を素早く理解させられた為に動き出し、急いで会場を見回してストレンスを探した。
しかし、どこにストレンスは居らず、段々と私達が事態の深刻さに震えてきていると、ブラーディト家の当主代理、いや元当主代理が得意げに私達の前で言った。
「あの出来損ないを、陛下や王妃様、他の方々も評価しておられたようですが、あれは無能ですから我が家から追放しました。
その事を陛下達に知らせようとしたものおりましたが、その様な事は報告するまでも無いと黙らせていました。しかも『転移玉』で飛ばしましたので、今頃は魔の森で魔物達の餌になっているでー」
そう言った瞬間に、カラオの筆頭護衛騎士である女騎士、エリーシア・ドラークが元当主代理を殴り飛ばした。
彼女はストレンスを除けば我が国でもトップだと言っていい強者であり、しかしストレンスとは圧倒的な差があった。
その為、彼女はストレンスの強さに憧れ、尊敬すると同時に、彼女がまだ騎士見習いだった頃に命を救われいるので、恋慕していた。
本人的にはストレンスに婚約者が居た事から隠しているようだったが、エリーシアのことをよく知っている人間ならば気がつけることだった。
そんなエリーシアはその後に私達に振り返り、膝をついた。
「ストレンス殿は既に我々近衛騎士団の総力を上げても勝てぬ戦力を有しておりますので、魔の森といえど簡単には死ぬことは無いと思います。ですが、戦力がいくらあろうとも一人で魔の森を生き抜くのが難しい事もまた事実です。
なので今すぐにあの愚か者を殺し、私個人が所有している『転移玉』を使いストレンス殿を追う許可を頂けないでしょうか」
私はその願いに許可を出したかったが、それをすることは出来なかった。
「エリーシア。私とてストレンスを追いたい気持ちはあるし、そこの愚か者を殺したい気持ちもある。だが、まずは調査からだ。そこの愚か者がどんな罪を犯したのかを全て暴き出し、それに相応しい罰を与える。
それにストレンスをお前に追われては、城の警備に係る。よって、ストレンスの調査部隊自体は『転移玉』にて早急に出すが、お前が追うことは許可出来ない。分かってくれ」
「はっ」
私が言ったことに理解を示したのか、エリーシアは頭を垂れた。
0
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
幼女はリペア(修復魔法)で無双……しない
しろこねこ
ファンタジー
田舎の小さな村・セデル村に生まれた貧乏貴族のリナ5歳はある日魔法にめざめる。それは貧乏村にとって最強の魔法、リペア、修復の魔法だった。ちょっと説明がつかないでたらめチートな魔法でリナは覇王を目指……さない。だって平凡が1番だもん。騙され上手な父ヘンリーと脳筋な兄カイル、スーパー執事のゴフじいさんと乙女なおかんマール婆さんとの平和で凹凸な日々の話。
神様の忘れ物
mizuno sei
ファンタジー
仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。
わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
人質5歳の生存戦略! ―悪役王子はなんとか死ぬ気で生き延びたい!冤罪処刑はほんとムリぃ!―
ほしみ
ファンタジー
「え! ぼく、死ぬの!?」
前世、15歳で人生を終えたぼく。
目が覚めたら異世界の、5歳の王子様!
けど、人質として大国に送られた危ない身分。
そして、夢で思い出してしまった最悪な事実。
「ぼく、このお話知ってる!!」
生まれ変わった先は、小説の中の悪役王子様!?
このままだと、10年後に無実の罪であっさり処刑されちゃう!!
「むりむりむりむり、ぜったいにムリ!!」
生き延びるには、なんとか好感度を稼ぐしかない。
とにかく周りに気を使いまくって!
王子様たちは全力尊重!
侍女さんたちには迷惑かけない!
ひたすら頑張れ、ぼく!
――猶予は後10年。
原作のお話は知ってる――でも、5歳の頭と体じゃうまくいかない!
お菓子に惑わされて、勘違いで空回りして、毎回ドタバタのアタフタのアワアワ。
それでも、ぼくは諦めない。
だって、絶対の絶対に死にたくないからっ!
原作とはちょっと違う王子様たち、なんかびっくりな王様。
健気に奮闘する(ポンコツ)王子と、見守る人たち。
どうにか生き延びたい5才の、ほのぼのコミカル可愛いふわふわ物語。
(全年齢/ほのぼの/男性キャラ中心/嫌なキャラなし/1エピソード完結型/ほぼ毎日更新中)
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる