9 / 12
知らない天井、知らない人達
しおりを挟む
「ここは……」
知らない天井だった、俺はあの廃屋で意識を失って、目が覚めたらこの知らない天井とご対面しているという状況だが、その異常事態よりも更に火急の事態が俺の身に起きていた、その知らない天井には至る所にカメラ付きのマシンガンが設置され俺に向けて照準を合わせているからだ。
「お、目が覚めたかい、ただ下手に動かない方が身のためだよ、今君を無数のカメラで監視してるんだ、このカメラの中で君が才能を振るった瞬間、カメラに連動しているマシンガンが君を君という原型が無くなるまで撃ち尽くすからね」
唐突に話しかけられ、忠告通り、目だけでその声のする方を見るとそこには白衣に身を包んだ人物がこの部屋の片隅の椅子に腰掛けていた、彼はこちらを見ながら更に話しかけてきた。
「おっとこれは失礼した、君からしたら何者だって話だよね、僕はアナリストって呼ばれてるから君もそう呼んでくれたまえ、詳しい話は後ほどするとして、君が目覚めたら社長が連絡するように言われてたんだったんだよね、ちょっと待ってね」
俺はゆっくり身体を起こした、するとマシンガンも併せて照準を合わせてきた、そしてそのアナリストと名乗った男は社長と呼んだ人間に連絡をとっているようだった。連絡を取り終えたアナリストはこちらに振り返るとニコッと笑って話しかけてきた。
「社長が君の事をお呼びみたいだ、詳しい話も含めて諸々、自分から話したいって事だからついて来て」
そう言うとアナリストは席を立ち入り口の方へスタスタと歩き始めた。俺もフッと我にかえりそのアナリストの後をついていく事にした、しかしただ歩くだけのことがこれ程までに辛いとは思わなかった、それは無理もない何故なら俺は手は手錠で拘束され足も着せられている拘束服のせいで歩きにくいのだ、さっきまではベッドで横になっていたので気づかなかったが歩くとなるととても動きづらかった。
そうして先程の部屋を出るとそこは迷路のように非常に入り組んだ作りをしている場所だった、アナリストの後をついていく途中に俺がいたような部屋がいくつもあり外からも見えるようにガラス張りの部屋になっていたがアナリストと同じような格好をした研究員と思われるものが何名もいたが誰1人として俺と目を合わせようとしなかった、それどころか俺に気づいた瞬間に恐怖の感情を抱く者もいた程だった。
「ごめんね、いきなりこんなところに連れてこらて会う人会う人に避けられてなんのことかわからないよね、でもね君の事を皆知ってる、知ってるからこその反応なんだ、この後社長に説明されると思うけど、君はこの場所にいる以上この反応からは避けられないと思うから、出来るだけ気にしない方がいいよ」
アナリストは俺の感じた事を読み取ったからのように前を歩きながら振り返りもせずに話しかけて来た。俺はこの状況で何一つ情報がない事、ただそれだけが恐怖だった、だからこそその社長とやらに話を聞く事が俺にとっても最重要であると感じていた。
(これだけの厳重な警戒態勢と研究員達の反応、まるで俺が爆弾か何かみたいじゃないか)
そう言う事を思いつつ、歩いているとようやくこのフロアの入り口であろうエレベーターの前についた、歩いて来た感じだと俺が最初にいた部屋はこのフロアの最奥に位置していたのだと思った、恐らく俺が逃げ出さない為の対応なんだろうが、今の俺は謎が重なりすぎて頭が痛くなって来たのでおそらく逃げ出す事はできなかっただろう。
そしてエレベーターに乗り込むとアナリストは最上階のボタンを押した、この段階で判明したのは俺が先程までいたフロアはこのビルの4階、そして恐らく社長という人物がいる最上階が25階ということはかなり大きなビルにいる事になるそして、この組織はその大きなビルを1組織で占有するほどの規模という事がわかったがそれが分かったとしてそれ以上の情報はないのだから場所の推測のしようもなかった。そんなこんなで頭で色々と考え込んでいる間に最上階へと到着した。
「じゃあここからは君1人で行ってね、真っ直ぐ進んで突き当たりの部屋だから間違えはないと思うけど気をつけてね、また後で会えるといいね、じゃあねー」
そう言うとアナリストはそのままエレベーターで元の階に戻っていった。1人取り残された俺は言われた通り目的の社長室へと向かった、そして中に入るとテレビとかでよく見る応接室のような作りの場所があった、ひとつだけテレビと違うのは恐らく社長と呼ばれていた人物が座っているであろう椅子の前に磨りガラスのパーティションが置かれていて社長の顔が全く分からないと言う事だった。
「やぁ、砂月仁君、よく来てくれた、まぁかけたまえ、君の疑問に今から全て答えるとしよう」
知らない天井だった、俺はあの廃屋で意識を失って、目が覚めたらこの知らない天井とご対面しているという状況だが、その異常事態よりも更に火急の事態が俺の身に起きていた、その知らない天井には至る所にカメラ付きのマシンガンが設置され俺に向けて照準を合わせているからだ。
「お、目が覚めたかい、ただ下手に動かない方が身のためだよ、今君を無数のカメラで監視してるんだ、このカメラの中で君が才能を振るった瞬間、カメラに連動しているマシンガンが君を君という原型が無くなるまで撃ち尽くすからね」
唐突に話しかけられ、忠告通り、目だけでその声のする方を見るとそこには白衣に身を包んだ人物がこの部屋の片隅の椅子に腰掛けていた、彼はこちらを見ながら更に話しかけてきた。
「おっとこれは失礼した、君からしたら何者だって話だよね、僕はアナリストって呼ばれてるから君もそう呼んでくれたまえ、詳しい話は後ほどするとして、君が目覚めたら社長が連絡するように言われてたんだったんだよね、ちょっと待ってね」
俺はゆっくり身体を起こした、するとマシンガンも併せて照準を合わせてきた、そしてそのアナリストと名乗った男は社長と呼んだ人間に連絡をとっているようだった。連絡を取り終えたアナリストはこちらに振り返るとニコッと笑って話しかけてきた。
「社長が君の事をお呼びみたいだ、詳しい話も含めて諸々、自分から話したいって事だからついて来て」
そう言うとアナリストは席を立ち入り口の方へスタスタと歩き始めた。俺もフッと我にかえりそのアナリストの後をついていく事にした、しかしただ歩くだけのことがこれ程までに辛いとは思わなかった、それは無理もない何故なら俺は手は手錠で拘束され足も着せられている拘束服のせいで歩きにくいのだ、さっきまではベッドで横になっていたので気づかなかったが歩くとなるととても動きづらかった。
そうして先程の部屋を出るとそこは迷路のように非常に入り組んだ作りをしている場所だった、アナリストの後をついていく途中に俺がいたような部屋がいくつもあり外からも見えるようにガラス張りの部屋になっていたがアナリストと同じような格好をした研究員と思われるものが何名もいたが誰1人として俺と目を合わせようとしなかった、それどころか俺に気づいた瞬間に恐怖の感情を抱く者もいた程だった。
「ごめんね、いきなりこんなところに連れてこらて会う人会う人に避けられてなんのことかわからないよね、でもね君の事を皆知ってる、知ってるからこその反応なんだ、この後社長に説明されると思うけど、君はこの場所にいる以上この反応からは避けられないと思うから、出来るだけ気にしない方がいいよ」
アナリストは俺の感じた事を読み取ったからのように前を歩きながら振り返りもせずに話しかけて来た。俺はこの状況で何一つ情報がない事、ただそれだけが恐怖だった、だからこそその社長とやらに話を聞く事が俺にとっても最重要であると感じていた。
(これだけの厳重な警戒態勢と研究員達の反応、まるで俺が爆弾か何かみたいじゃないか)
そう言う事を思いつつ、歩いているとようやくこのフロアの入り口であろうエレベーターの前についた、歩いて来た感じだと俺が最初にいた部屋はこのフロアの最奥に位置していたのだと思った、恐らく俺が逃げ出さない為の対応なんだろうが、今の俺は謎が重なりすぎて頭が痛くなって来たのでおそらく逃げ出す事はできなかっただろう。
そしてエレベーターに乗り込むとアナリストは最上階のボタンを押した、この段階で判明したのは俺が先程までいたフロアはこのビルの4階、そして恐らく社長という人物がいる最上階が25階ということはかなり大きなビルにいる事になるそして、この組織はその大きなビルを1組織で占有するほどの規模という事がわかったがそれが分かったとしてそれ以上の情報はないのだから場所の推測のしようもなかった。そんなこんなで頭で色々と考え込んでいる間に最上階へと到着した。
「じゃあここからは君1人で行ってね、真っ直ぐ進んで突き当たりの部屋だから間違えはないと思うけど気をつけてね、また後で会えるといいね、じゃあねー」
そう言うとアナリストはそのままエレベーターで元の階に戻っていった。1人取り残された俺は言われた通り目的の社長室へと向かった、そして中に入るとテレビとかでよく見る応接室のような作りの場所があった、ひとつだけテレビと違うのは恐らく社長と呼ばれていた人物が座っているであろう椅子の前に磨りガラスのパーティションが置かれていて社長の顔が全く分からないと言う事だった。
「やぁ、砂月仁君、よく来てくれた、まぁかけたまえ、君の疑問に今から全て答えるとしよう」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
サイレント・サブマリン ―虚構の海―
来栖とむ
SF
彼女が追った真実は、国家が仕組んだ最大の嘘だった。
科学技術雑誌の記者・前田香里奈は、謎の科学者失踪事件を追っていた。
電磁推進システムの研究者・水嶋総。彼の技術は、完全無音で航行できる革命的な潜水艦を可能にする。
小与島の秘密施設、広島の地下工事、呉の巨大な格納庫—— 断片的な情報を繋ぎ合わせ、前田は確信する。
「日本政府は、秘密裏に新型潜水艦を開発している」
しかし、その真実を暴こうとする前田に、次々と圧力がかかる。
謎の男・安藤。突然現れた協力者・森川。 彼らは敵か、味方か——
そして8月の夜、前田は目撃する。 海に下ろされる巨大な「何か」を。
記者が追った真実は、国家が仕組んだ壮大な虚構だった。 疑念こそが武器となり、嘘が現実を変える——
これは、情報戦の時代に問う、現代SF政治サスペンス。
【全17話完結】
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
200万年後 軽トラで未来にやってきた勇者たち
半道海豚
SF
本稿は、生きていくために、文明の痕跡さえない200万年後の未来に旅立ったヒトたちの奮闘を描いています。
最近は温暖化による環境の悪化が話題になっています。温暖化が進行すれば、多くの生物種が絶滅するでしょう。実際、新生代第四紀完新世(現在の地質年代)は生物の大量絶滅の真っ最中だとされています。生物の大量絶滅は地球史上何度も起きていますが、特に大規模なものが“ビッグファイブ”と呼ばれています。5番目が皆さんよくご存じの恐竜絶滅です。そして、現在が6番目で絶賛進行中。しかも理由はヒトの存在。それも産業革命以後とかではなく、何万年も前から。
本稿は、2015年に書き始めましたが、温暖化よりはスーパープルームのほうが衝撃的だろうと考えて北米でのマントル噴出を破局的環境破壊の惹起としました。
第1章と第2章は未来での生き残りをかけた挑戦、第3章以降は競争排除則(ガウゼの法則)がテーマに加わります。第6章以降は大量絶滅は収束したのかがテーマになっています。
どうぞ、お楽しみください。
大和型重装甲空母
ypaaaaaaa
歴史・時代
1937年10月にアメリカ海軍は日本海軍が”60000トンを超す巨大戦艦”を”4隻”建造しているという情報を掴んだ。海軍はすぐに対抗策を講じてサウスダコタ級戦艦に続いてアイオワ級戦艦を12隻建造することとした。そして1941年12月。日米は戦端を開いたが戦列に加わっていたのは巨大戦艦ではなく、”巨大空母”であった。
表紙はNavalArtというゲームの画像で、動画投稿者の大和桜花さんに作っていただきました
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる