迷宮攻略してたらいつの間にか世界救ってた

新世界の神

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迷宮潜り込み生活:一日目-夜の部-

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「さて、見張りの割り当てを決めようか。」
「俺は嬢ちゃんとが良いなー?」
「宗谷…いや、早希が良いなら良いんだけど。」
「うん…大丈夫…」
あぁ、そう言えば五人パーティだと誰かが二回やらないとダメだね。
「僕が2回起きる役をやっとくよ。」
「えー。悠一郎…お姉さんとの約束忘れちゃったのか?一緒に寝るんだよ?」
「んー、じゃあ俺がやるわ。どうやら二人はそういう良い感じっぽいし?邪魔する気はないから。」
「よし。じゃあ宗谷。美奈代を頼んだ。」
「マジか!お前なぁ…こちとら2回起きの役なんだぞ…なのになんで疲れる方を押し付けるんだよ…」
「なんだそのお姉さんを面倒だと言いたそうな言葉は?」
「いや面倒なんだよ。」
うん。美奈代といると割と疲れるのはわかるよ。
「はいはい。そこまで。じゃあ最初、宗谷と早希。お願いね。」
「おっしゃ。任せとけ。」
「ん…頑張る。」
テントは二つ。
右が宗谷と早希。真ん中が残りの三人。
我ながらハーレム感があるけど良いじゃないか。
だって二人にそんな気はないのだから。
男は野獣なのだ。
相手にそんな気がなくても、もしかして…とか思っちゃうんだよ。
仕方ないね。
まぁ、それは置いといて。
最初は宗谷と早希。
僕と優里は2番目。
そのあとが宗谷と美奈代だ。
1組大体3時間。
その間他の組は仮眠をとる。
ってことでお休みなさい。
----
「…悠一郎、起きて。」
「ん?あ、あぁ。もうそんな時間?」
失礼。寝すぎてしまったようだ。
「悪いね。さぁ。行こうか。」
外に出て、少し太めの若い木を切断する。
悪いと思うけどこの後何度か利用するだろうから許してくれ。
で、さらにその木をもう半分にする。
丸太の椅子の完成。尚、素材はそのまま利用させていただきます。
うん。何も話がなくてあんまりだねー。
「ねぇ、悠一郎。最近どう?」
おっと、優里に気を使わせちゃったかもしれない。
悪いことしたかもなぁ。
「うん?良い感じかなぁ…風魔法のレベルもそこそこ順調だよ。優里はどうかな?」
「私もそこそこ。接近戦も出来るようになってきたし。」
「お、本当かい?…そうだ。久々に僕が教えてあげようか。」
「いいの?」
「もちろん。」
次の瞬間、金属がぶつかり合う音がした。
純粋魔力武器作成で作成した小太刀と優里のダガーがぶつかり合った音だ。
瞬光発動中の僕は優里が片手をダガーから離して魔法を構築するのを捉えていた。
咄嗟に小刀を宙に滑らせ、その軌跡に障壁を創り出す。
刹那、雷速で放たれた魔法が障壁へ激突し、衝撃と爆音を撒き散らす。
音は風魔法で散らす。
小太刀を創り出し、斬りかかる。
受け止められるけど、そのまま手を離し、懐に潜り込んでからもう一度小太刀を逆手に持って斬り上げる。
あっ…この軌道はやばいかもしれない。
待って待って、止まってくれ刀!
ヤバイヤバイ!
そんな僕の願いも虚しく、刀は宙を滑り優里のローブの前を切り裂く。
やってまった…
「キャッ!ちょ、ちょっと悠一郎!」
「ごめんなさい。でも悪気はなかったんです。ホントです。ごめんなさい。」
「むぅ…悠一郎のえっち。」
ま、まぁ、この評価も仕方ない。うん。
この程度の口撃…
ちょっと痛いかもしれない…
いや、必要な犠牲だったのだよ…
さて、これは僕だけで見張りをするしか無いかもしれない。
あ、いやでも変えのローブぐらい…あるよね?
「優里、変えの服に着替えといてくれるかな?」
「わかった。待ってて。」
1分後優里はパジャマっぽい感じの服で出てきた。
確かに1階層の魔物ぐらい敵にならないけど気が抜けた感がしなくも無い。
まぁ良いか。
丸太の椅子に腰を下ろし、ちょっとした昔話をしながら交代の時間まで火の管理をする。
パチパチと薪が爆ぜる音がする。
こうなってくると暇かもしれない。
と、空が白み始めた。
よし、そろそろ交代の時間かな。
この時間になると特に見張りをする必要は無い。
だから起きてくる必要も無いんだけどね。
んー、やっぱり2度起きは可哀想かもしれない。
ということで優しい僕から障壁をプレゼントだ。
さて、これでぐっすり寝れるね。
お休みなさい。
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