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闘技大会:早希-決勝-
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今、早希の目の前に立っているのは殺人鬼という言葉を体現したかのような人物だ。
服は紅に塗れ、漆黒の髪は血で固まっている。
その手にした刀は今も雫を滴らせ、気を抜けばその瞬間に首へと迫ってきそうだ。
男は極々自然な立ち姿だがその身からは隠しきれないほどのどす黒い殺気が溢れ出ている。
その殺気はここまで勝ち上がってきた早希をして、肌が粟立つような強烈なものだった。
いよいよ、開始のゴングが鳴り、男が動いた。
決して速くはない動き。
だが、気がつけば眼前に刀が迫っている。
これを紙一重で躱し、反撃するが擦りすらしない。
それどころか隙間を縫って迫ってくる刀に手傷が増えるばかりだった。
どうにか距離を取ろうとする早希だが、男はそんな早希の努力を嘲笑うようにぴったりと張り付き、離れない。
接近戦に持ち込もうにも、男の刀は黒い赤に紛れて見えにくいが真っ黒な瘴気を纏っており、それがどんな効果をもつものかわからない以上、踏み切ることができない。
先程から魔力弾を使って必死に距離を取ろうとしているがそれらは悠一郎が使う魔力攻撃のように霧散させられてしまう。
ならばと身体強化を施して人外並みの脚力で以て引き剥がそうとするが男も赤黒い魔力を纏ってぴったりと追従する。
早希を弄ぶようにクルクルと振るわれる刀は浅い傷を付けその体力を少しづつ奪っていく。
床が早希の撒き散らした血で赤く染まり、早希の動きが鈍る。
漆黒の剣線が宙に奔り、早希の前髪を数本斬りとばす。
背筋に氷塊が滑り落ち、流した冷や汗が目に入り集中力を乱す。
無理に放った銃弾は男には当たらず、かと言ってしっかり狙おうとすればその隙を突かれる。
早希は跳弾で距離を取ろうとするが男は檻の隙を突いて出てきてしまい、大した距離は取れない。
焦れた早希は踏み切ってしまった。
何があるかわからない刀との接近戦に。
こちらから接近し、突き出された刀を銃身で受け流すと
銃身が腐蝕し、灰になって消えた。
一瞬にして戦う術をなくした早希はその場に座り込んでしまう。
そして男が早希の首に刀を添え、決勝戦は終わった。
----
どうも作者です。
もうそろそろ夢幻想の連載を再開していこうかなと思います。
そして重大発表(?)があります。
アルファポリス:ファンタジー・SF部門で100位以内ランクインを果たしました!
正直気分が舞い上がって仕方ありません。
ここまでこれたのも読者の皆様のおかげです。
まだ終わってねぇのに何言ってんだと思うかもしれませんが生暖かい目で見守ってください。
もちろんまだまだ連載は続けていきますし、もっと上を目指せるよう精進していく次第です。
読者の皆様がた。まだまだ続くこの物語ですが、終わるまで応援してください!
服は紅に塗れ、漆黒の髪は血で固まっている。
その手にした刀は今も雫を滴らせ、気を抜けばその瞬間に首へと迫ってきそうだ。
男は極々自然な立ち姿だがその身からは隠しきれないほどのどす黒い殺気が溢れ出ている。
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いよいよ、開始のゴングが鳴り、男が動いた。
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だが、気がつけば眼前に刀が迫っている。
これを紙一重で躱し、反撃するが擦りすらしない。
それどころか隙間を縫って迫ってくる刀に手傷が増えるばかりだった。
どうにか距離を取ろうとする早希だが、男はそんな早希の努力を嘲笑うようにぴったりと張り付き、離れない。
接近戦に持ち込もうにも、男の刀は黒い赤に紛れて見えにくいが真っ黒な瘴気を纏っており、それがどんな効果をもつものかわからない以上、踏み切ることができない。
先程から魔力弾を使って必死に距離を取ろうとしているがそれらは悠一郎が使う魔力攻撃のように霧散させられてしまう。
ならばと身体強化を施して人外並みの脚力で以て引き剥がそうとするが男も赤黒い魔力を纏ってぴったりと追従する。
早希を弄ぶようにクルクルと振るわれる刀は浅い傷を付けその体力を少しづつ奪っていく。
床が早希の撒き散らした血で赤く染まり、早希の動きが鈍る。
漆黒の剣線が宙に奔り、早希の前髪を数本斬りとばす。
背筋に氷塊が滑り落ち、流した冷や汗が目に入り集中力を乱す。
無理に放った銃弾は男には当たらず、かと言ってしっかり狙おうとすればその隙を突かれる。
早希は跳弾で距離を取ろうとするが男は檻の隙を突いて出てきてしまい、大した距離は取れない。
焦れた早希は踏み切ってしまった。
何があるかわからない刀との接近戦に。
こちらから接近し、突き出された刀を銃身で受け流すと
銃身が腐蝕し、灰になって消えた。
一瞬にして戦う術をなくした早希はその場に座り込んでしまう。
そして男が早希の首に刀を添え、決勝戦は終わった。
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どうも作者です。
もうそろそろ夢幻想の連載を再開していこうかなと思います。
そして重大発表(?)があります。
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ここまでこれたのも読者の皆様のおかげです。
まだ終わってねぇのに何言ってんだと思うかもしれませんが生暖かい目で見守ってください。
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読者の皆様がた。まだまだ続くこの物語ですが、終わるまで応援してください!
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