48 / 139
とにかく白い三階層:一日目-結界内就寝-
しおりを挟む
天幕を一つ、パパパッと張る。
今日は久し振りに結界の中での就寝だ。
まぁ、殺風景な白い世界を延々と一人で見張るってのも気が滅入るだろうからね。
晩御飯も天幕の中で食べる。
晩御飯といっても僕が作れるのは極少数の身近なものばかりだ。
しかも美奈代や優里が作るものと比べれば数歩は譲る。(っていうか美奈代って色々と無頓着そうな感じなんだけど結構万能なんだよねぇ…八方美人って言うんだっけ?)
だから早希に任せたいところなんだけども聞いてみたところ、ちょっと無理だそうだ。
むぅ…流石にぶっつけ本番で新しい料理に挑戦するような勇気は無い。
だから無難なもので。
ストックとしては干し肉が何百枚か、煮干も何パックか。それと黒パン、白パンがいくらかと、篝火用の薪が何百本か。
その他は現地調達のグリーンベアと蟹味噌、蟹の身、骨。
蟹味噌なんかは生のままでもいけそうな気がしないでも無いこと山の如しだけど魔物の物である以上何らかの措置はとったほうが良いかもしれない。
身はもう言うまでも無いかな。
エールなんかがあれば、手が止まらなくなりそうだ。
まぁ、そんなことに備えて倉庫に常備してあるんだけどね。
おっと、横道に逸れた。
いやぁ、三階層がこんなに食料が豊富だったとは。
どれも市販では中々お目にかかれないものだ。
グリーンベアは例外っちゃ例外だけど。
まぁ、結局のところ僕が作れるのはほぼ無い。
なので肉を焼いてパンに挟むくらいだ。
蟹素材は使い方が思いつかない。
精々本体の殻を皿に、その上に乗せるくらいしか思いつかない。
もっと料理を勉強すべきか…
今までは女性陣に任せっぱだったからね。
ふむ…やっぱりこれといったものは思いつかないのだよ。
ってことでいつもの肉挟みパンかな。
味付けは塩胡椒。
それ以外の調味料は…まぁあるにはあるけど塩胡椒が一番じゃないかな。
焼くのは焔魔法で。
ササッと焼こうか。
これでも肉の焼き具合調整には自信があってだね。
それだけは任せてくれても良いかな。
挟むためのパンは黒パンで。
白パン高いんだもん。
最近そこそこのお金が入ったからちょっとぐらい紐を緩めても良いとは思うんだけどね。
どうやら僕は貧乏性なようで。
まぁ何はともあれ調理開始だ。
金属の箱の中に焔を置く。
炎ではなく焔だ。
どう違うのかって言われたら焔の方が熱量が高いって答えるしかないかな。
油をひく。
肉を乗せる。
お好みの焼き具合で。
三段階。覚え易くて楽だね。
僕はまぁ、黒焦げ以外ならなんでも良いからゆっくり火を通す。
あんまりお腹壊したくないし。
寄生虫的な心配もしなくて良いし。
良いことずくめかな。
パンをいくつか並べ、風魔法で一気に浮かせる。
刀を創り出し、そして横に一閃。
半分に割れたパンが空中に並ぶ。
そのパンに焼き上がった肉を挟んでいく。職人技だね。
尚、刀は材料が魔力のため、錆なんかの心配はなし。
「さぁ、早希。食べようか。」
「うん。」
では。イタダキマス。
----
ふぅ。ゴチソウサマ。
我ながらいい焼き加減だった。
さて、食べたら寝る時間ですね。
歯磨きはお忘れなくってね。
さて、今日はご存知の通り久し振りに結界の中で就寝だ。
やっぱり安心感があるよね。
二人で探索するときは結界にしようか。
うんそうしよう。
まぁ、でも強度を増す為に10分ぐらい魔力を込め続けることになるからちょっとの間は見張ってもらわなきゃダメだけどね。
さて、じゃあもう魔力込めも終わったし就寝としようか。
オヤスミナサイ。
今日は久し振りに結界の中での就寝だ。
まぁ、殺風景な白い世界を延々と一人で見張るってのも気が滅入るだろうからね。
晩御飯も天幕の中で食べる。
晩御飯といっても僕が作れるのは極少数の身近なものばかりだ。
しかも美奈代や優里が作るものと比べれば数歩は譲る。(っていうか美奈代って色々と無頓着そうな感じなんだけど結構万能なんだよねぇ…八方美人って言うんだっけ?)
だから早希に任せたいところなんだけども聞いてみたところ、ちょっと無理だそうだ。
むぅ…流石にぶっつけ本番で新しい料理に挑戦するような勇気は無い。
だから無難なもので。
ストックとしては干し肉が何百枚か、煮干も何パックか。それと黒パン、白パンがいくらかと、篝火用の薪が何百本か。
その他は現地調達のグリーンベアと蟹味噌、蟹の身、骨。
蟹味噌なんかは生のままでもいけそうな気がしないでも無いこと山の如しだけど魔物の物である以上何らかの措置はとったほうが良いかもしれない。
身はもう言うまでも無いかな。
エールなんかがあれば、手が止まらなくなりそうだ。
まぁ、そんなことに備えて倉庫に常備してあるんだけどね。
おっと、横道に逸れた。
いやぁ、三階層がこんなに食料が豊富だったとは。
どれも市販では中々お目にかかれないものだ。
グリーンベアは例外っちゃ例外だけど。
まぁ、結局のところ僕が作れるのはほぼ無い。
なので肉を焼いてパンに挟むくらいだ。
蟹素材は使い方が思いつかない。
精々本体の殻を皿に、その上に乗せるくらいしか思いつかない。
もっと料理を勉強すべきか…
今までは女性陣に任せっぱだったからね。
ふむ…やっぱりこれといったものは思いつかないのだよ。
ってことでいつもの肉挟みパンかな。
味付けは塩胡椒。
それ以外の調味料は…まぁあるにはあるけど塩胡椒が一番じゃないかな。
焼くのは焔魔法で。
ササッと焼こうか。
これでも肉の焼き具合調整には自信があってだね。
それだけは任せてくれても良いかな。
挟むためのパンは黒パンで。
白パン高いんだもん。
最近そこそこのお金が入ったからちょっとぐらい紐を緩めても良いとは思うんだけどね。
どうやら僕は貧乏性なようで。
まぁ何はともあれ調理開始だ。
金属の箱の中に焔を置く。
炎ではなく焔だ。
どう違うのかって言われたら焔の方が熱量が高いって答えるしかないかな。
油をひく。
肉を乗せる。
お好みの焼き具合で。
三段階。覚え易くて楽だね。
僕はまぁ、黒焦げ以外ならなんでも良いからゆっくり火を通す。
あんまりお腹壊したくないし。
寄生虫的な心配もしなくて良いし。
良いことずくめかな。
パンをいくつか並べ、風魔法で一気に浮かせる。
刀を創り出し、そして横に一閃。
半分に割れたパンが空中に並ぶ。
そのパンに焼き上がった肉を挟んでいく。職人技だね。
尚、刀は材料が魔力のため、錆なんかの心配はなし。
「さぁ、早希。食べようか。」
「うん。」
では。イタダキマス。
----
ふぅ。ゴチソウサマ。
我ながらいい焼き加減だった。
さて、食べたら寝る時間ですね。
歯磨きはお忘れなくってね。
さて、今日はご存知の通り久し振りに結界の中で就寝だ。
やっぱり安心感があるよね。
二人で探索するときは結界にしようか。
うんそうしよう。
まぁ、でも強度を増す為に10分ぐらい魔力を込め続けることになるからちょっとの間は見張ってもらわなきゃダメだけどね。
さて、じゃあもう魔力込めも終わったし就寝としようか。
オヤスミナサイ。
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜
KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞
ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。
諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。
そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。
捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。
腕には、守るべきメイドの少女。
眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。
―――それは、ただの不運な落下のはずだった。
崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。
その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。
死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。
だが、その力の代償は、あまりにも大きい。
彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”――
つまり平和で自堕落な生活そのものだった。
これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、
守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、
いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。
―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる