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第3話 初回購入特典
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「初回購入特典……ユグドラシル?」
一度に二つの情報が表示され、俺の頭は混乱する。
気が付けば妙な場所にいたかと思えば、こうして、箱から出てきたレアアイテムを手にしているのだ。
次々に変わる状況に意識が追い付かない。
「……とりあえず、ユグドラシルは置いておくとして、特典とやらを確認してみるか」
俺はモノリスの前にふたたび立つと『スペシャル』の文字に触れる。すると、『回復石』などの画面が切り替わった。
過去にモノリスでも自分の情報を得るため文字に触れると、詳細に切り替わることがあったので、そうだろうなとは考えていた。
俺は『スペシャル』の中身を確認する前に、他の『魔法』『武器』『防具』『食べ物』『飲み物』にも触れてみる。
「『食べ物』『飲み物』は画面が切り替わるけど、他は反応がない……。何か解放条件でもあるんだろうか?」
このモノリスは売買ができるらしいので、ptとやらを溜めるか一定以上のptとアイテムを交換する必要があるのかもしれない。
俺は改めて『スペシャル』の画面に戻すと表示されるアイテム一覧を見た。
【販売品】
・聖剣エクスカリバー 価格1000000pt……恐ろしい攻撃力が備わった剣。
・無限収納の腕輪 価格1000000pt……アイテムを保管するための空間を開く。中は時間が経過しない。生き物は入ることができない。
・魔法反射の盾 価格100000pt……ありとあらゆる魔法を反射してくれる。
・ニーベルングの指輪 価格1000000pt……戦乙女の加護により、あらゆる武器を扱うことができるようになる。他人より2倍の早さで成長することができるようになる。
・賢者の石 価格1000000pt……所持しているだけで魔力が自動的に回復する。魔法の威力が2倍になる。
いずれも凄い効果のアイテムばかりだった。
メッセージが本当なら、この中のアイテムの内一つを無料でもらえるらしいのだが……。
「正直に言うと全部欲しい」
『聖剣エクスカリバー』はトーリに持たせたら最強になるだろうし『賢者の石』をキャロが持てば間違いなくこれまで以上に活躍することができるようになる。
『魔法反射の盾』や『ニーベルングの指輪』があればメアリーの自衛手段にもなるだろう。
これらを持ち帰れば、うちのパーティーの戦力が底上げされること間違いなしだ。
「まてよ……? そもそも、ちゃんと帰れるのか?」
モノリスでクラスチェンジしようとして、気付けばこの地に立っていた。
これが夢でないとすると、アイテムを選択した瞬間、自動的にあの場所に戻してもらえる可能性はかなり低いだろう。
そう考えると、現状を見極め、今何が一番必要か考えるべきではないだろうか?
「そう言えば、先程のメッセージで『迷宮【ユグドラシル】への入り口を解放しました』とあったな」
ここに来てから流れるように事態が進んでいる。もし何者かの意志で俺がここに転移させられたと考えた場合、この【ユグドラシル】という迷宮に潜らせることが目的ではないだろうか?
先程、小屋に入る前に周囲をみたところ、周囲には森が広がっていた。
木々に遮られており、どのくらい広大な森なのかはわからないが、立ち入るからには準備と覚悟が必要になる。
『聖剣エクスカリバー』『魔法反射の盾』『ニーベルングの指輪』この辺は元々の武器もあり、剣でそれなりに戦ってきた経験もあるので後回しでも構わないか?
『賢者の石』に関しては、俺は魔法が使えないので、この場でもっとも優先度が低い。
「……そう考えると、この『無限収納の腕輪』しか選択肢がない気がする」
このモノリスでは『食べ物』と『飲み物』がポイントで交換できるのは確認済み。
『回復石』などがあるので、戦闘で傷付いたとしても、多少は何とかなる。さらに、森や迷宮に入るにしても身軽であればそれだけで有利になる。
「よし、決めた。ここでは『無限収納の腕輪』を無料特典でもらう!」
俺は決断をすると、アイテムを受け取るのだった。
一度に二つの情報が表示され、俺の頭は混乱する。
気が付けば妙な場所にいたかと思えば、こうして、箱から出てきたレアアイテムを手にしているのだ。
次々に変わる状況に意識が追い付かない。
「……とりあえず、ユグドラシルは置いておくとして、特典とやらを確認してみるか」
俺はモノリスの前にふたたび立つと『スペシャル』の文字に触れる。すると、『回復石』などの画面が切り替わった。
過去にモノリスでも自分の情報を得るため文字に触れると、詳細に切り替わることがあったので、そうだろうなとは考えていた。
俺は『スペシャル』の中身を確認する前に、他の『魔法』『武器』『防具』『食べ物』『飲み物』にも触れてみる。
「『食べ物』『飲み物』は画面が切り替わるけど、他は反応がない……。何か解放条件でもあるんだろうか?」
このモノリスは売買ができるらしいので、ptとやらを溜めるか一定以上のptとアイテムを交換する必要があるのかもしれない。
俺は改めて『スペシャル』の画面に戻すと表示されるアイテム一覧を見た。
【販売品】
・聖剣エクスカリバー 価格1000000pt……恐ろしい攻撃力が備わった剣。
・無限収納の腕輪 価格1000000pt……アイテムを保管するための空間を開く。中は時間が経過しない。生き物は入ることができない。
・魔法反射の盾 価格100000pt……ありとあらゆる魔法を反射してくれる。
・ニーベルングの指輪 価格1000000pt……戦乙女の加護により、あらゆる武器を扱うことができるようになる。他人より2倍の早さで成長することができるようになる。
・賢者の石 価格1000000pt……所持しているだけで魔力が自動的に回復する。魔法の威力が2倍になる。
いずれも凄い効果のアイテムばかりだった。
メッセージが本当なら、この中のアイテムの内一つを無料でもらえるらしいのだが……。
「正直に言うと全部欲しい」
『聖剣エクスカリバー』はトーリに持たせたら最強になるだろうし『賢者の石』をキャロが持てば間違いなくこれまで以上に活躍することができるようになる。
『魔法反射の盾』や『ニーベルングの指輪』があればメアリーの自衛手段にもなるだろう。
これらを持ち帰れば、うちのパーティーの戦力が底上げされること間違いなしだ。
「まてよ……? そもそも、ちゃんと帰れるのか?」
モノリスでクラスチェンジしようとして、気付けばこの地に立っていた。
これが夢でないとすると、アイテムを選択した瞬間、自動的にあの場所に戻してもらえる可能性はかなり低いだろう。
そう考えると、現状を見極め、今何が一番必要か考えるべきではないだろうか?
「そう言えば、先程のメッセージで『迷宮【ユグドラシル】への入り口を解放しました』とあったな」
ここに来てから流れるように事態が進んでいる。もし何者かの意志で俺がここに転移させられたと考えた場合、この【ユグドラシル】という迷宮に潜らせることが目的ではないだろうか?
先程、小屋に入る前に周囲をみたところ、周囲には森が広がっていた。
木々に遮られており、どのくらい広大な森なのかはわからないが、立ち入るからには準備と覚悟が必要になる。
『聖剣エクスカリバー』『魔法反射の盾』『ニーベルングの指輪』この辺は元々の武器もあり、剣でそれなりに戦ってきた経験もあるので後回しでも構わないか?
『賢者の石』に関しては、俺は魔法が使えないので、この場でもっとも優先度が低い。
「……そう考えると、この『無限収納の腕輪』しか選択肢がない気がする」
このモノリスでは『食べ物』と『飲み物』がポイントで交換できるのは確認済み。
『回復石』などがあるので、戦闘で傷付いたとしても、多少は何とかなる。さらに、森や迷宮に入るにしても身軽であればそれだけで有利になる。
「よし、決めた。ここでは『無限収納の腕輪』を無料特典でもらう!」
俺は決断をすると、アイテムを受け取るのだった。
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