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こんなものが落ちてたの!私の下着を持ってくるご近所の奥様がどうも怪しいので監視カメラで撮影を
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「由真さん!いる?!」
「はい、はい。和江さん、どうしたんですか?」
玄関に行くと、2件隣に住むママ友の和江さんが立っていた。
「これ、これよ。こんなものが家に飛んできたの!」
手に持っているものを見れば、私の下着だった。
「あなた、こんな派手な下着を着ちゃだめよ。もう30代なんだからさ、落ち着いたものを着ないと」
「は、はい」
「それに、こんな派手な色の下着をベランダに干すだなんて、駄目よ」
「でも、乾かしてるだけですよ」
「なにかに包みなさいよね。下着が見えないように」
「それでは乾かないじゃないですか」
「なら、家の中に干すのね」
「・・・」
和代さんは、ママ友の中でも人の家をチェックすることが趣味の人だ。
だから、うちはなるべく和代さんに覗かれないようにするために、夜の間にベランダに下着を干しているというのに、なぜ下着が干してあるのか把握していたり、2軒隣の家に落ちるんだろう。
おかしいと思って、監視カメラを取り付けた。
すると・・・
夜な夜な長い棒を持った和代さんがベランダの下まで来て、棒で下から下着を器用に引っ掛けて取り、下着をパンツのポケットに入れて、持って行く姿が監視カメラに映っていた。
次の日。
「由真さん!ね、また下着が飛んできたの」
「和代さん。これを見てください」
私は、和代さんに昨日撮った監視カメラの映像を見せた。
「な、なにかしら?これ」
「和代さんですよね?これって、やってはいけないことですよ」
「あ、あらそう?」
「もう下着を棒で引っ掛けて、盗らないでください」
「はい」
深く、反省しているような和代さん。
もう大丈夫かな。
「はい、はい。和江さん、どうしたんですか?」
玄関に行くと、2件隣に住むママ友の和江さんが立っていた。
「これ、これよ。こんなものが家に飛んできたの!」
手に持っているものを見れば、私の下着だった。
「あなた、こんな派手な下着を着ちゃだめよ。もう30代なんだからさ、落ち着いたものを着ないと」
「は、はい」
「それに、こんな派手な色の下着をベランダに干すだなんて、駄目よ」
「でも、乾かしてるだけですよ」
「なにかに包みなさいよね。下着が見えないように」
「それでは乾かないじゃないですか」
「なら、家の中に干すのね」
「・・・」
和代さんは、ママ友の中でも人の家をチェックすることが趣味の人だ。
だから、うちはなるべく和代さんに覗かれないようにするために、夜の間にベランダに下着を干しているというのに、なぜ下着が干してあるのか把握していたり、2軒隣の家に落ちるんだろう。
おかしいと思って、監視カメラを取り付けた。
すると・・・
夜な夜な長い棒を持った和代さんがベランダの下まで来て、棒で下から下着を器用に引っ掛けて取り、下着をパンツのポケットに入れて、持って行く姿が監視カメラに映っていた。
次の日。
「由真さん!ね、また下着が飛んできたの」
「和代さん。これを見てください」
私は、和代さんに昨日撮った監視カメラの映像を見せた。
「な、なにかしら?これ」
「和代さんですよね?これって、やってはいけないことですよ」
「あ、あらそう?」
「もう下着を棒で引っ掛けて、盗らないでください」
「はい」
深く、反省しているような和代さん。
もう大丈夫かな。
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