上 下
1 / 1

ええ?!!!レース会場でF1の応援をしていると大好きなレースクイーンが登場して驚愕!

しおりを挟む
F1を見るのが好きで、レース会場によく行く俺。
朝から足取りも軽く、100km離れたレース会場へと向かう。
電車に揺られながら駅弁を食べて、会場に到着したらメガホンやハッピを購入した。
ハチマキをして、お目当てのレーサーに向かって「ゴーゴー行け行け」って応援するんだ。
スカッとするんだよね。応援って。
それで、レースクイーンのセクシーな姿も楽しんじゃう。
みんなかわいいけど、飛び切りセクシーなユナちゃんがとくに好き♪
今日のユナちゃんは白いワンピースに赤いロングブーツと手袋をしてる。
後ろ向きからの、上半身だけを後ろにクルッと振り向けるポーズって…大好きだ!!!
「ヒューヒュー!!!ユナちゃ~~~ん」
大きな声を出していると、クラッとめまいがした。

コツンコツン
「大丈夫?」
「え?あれ?ユナちゃん!!」
ユナちゃんに起こされた俺は、ハンドルを握るF1レーサーになっていた。
「え?!えええ?!!!!」
「さあ、レース開始よ!」
って、俺はスタート地点からアクセル全開でF1を発進させた。
ドドドドドゴゴゴゴッって、物凄い車の発進音と走行音がする。
「あわわわ」
どんどんアクセルを踏んだ。

すると、ハイレグを着た艶かしい姿のユナちゃんが、両肘をついた格好で俺を見つめながらボンネットの上に乗っていた。
レース中だというのに、両目を瞑ってキスをするマネをしたり、意味ありげな顔でジッと見つめてきた。
「ちょ、ちょっと、今はそれどころじゃないって!運転に集中できないよっ」
「大丈夫♪」
長くて美しいおみ足を組み直したり、髪の毛をかき上げ、ウィンクもしてくる。
しまいには、腰を左右にクネクネ動かし、踊るんだ。
「ハンドル操作に集中できないよ~~~」
「集中して!」
「は、はい!」
いろんなスリルと興奮の中、俺はゴールを目指した。
「あ、あと少しでゴールだ」
チュッ
助手席に乗っているユナちゃんから頬に熱いキスをお見舞いされる。
そのおかげで、俺は1番ビリになっちゃった。
でも…ま、いっか♪
しおりを挟む

この作品の感想を投稿する


処理中です...