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愛欲の果てに
0.与繋
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あれは、初恋だった。
恋と言うには苦く、愛には遠い一方的な執着と甘い感情。
15歳、成人してすぐのことだった。
父親に連れられた売り人市場に、彼女はいた。
年ごろになっても女性に興味を示さない自分を心配する両親のおかげで出会えた。
余計な世話だと思っていたが、行動した両親に初めて感謝をした瞬間だった。
「どうした?…ああ、気に入ったのか?」
父親は安堵した声で言った。
一度だけ、自分を心配して女性に自分を夜這いをさせたことがある。
結果、自分は怖さから性的な興奮が難しくなっていた。
「はい」
彼女を見たまま返事をすると、隣にいた父親が近くにいた管理者に声をかけた。
すると、彼女の方からこちらに歩いてきた。
そして、自分の目の前で立ち止まり、柔らかな笑みで「旦那様」と言ったんだ。
自分の物になる実感が気持ちを高揚させた。
翌日。
両親にお膳立てされた宿で、彼女と二人きりになった。
フィーネと名乗った彼女を抱きしめ、溺れる程のキスをした。
しかし、最後まではできなかった。
それでも、彼女は優しく微笑んでくれた。
同じ年齢でも生き方が違えば、すべてが違うと知った。
彼女は、毎夜、薄暗い灯りに照らされるベッドで踊る。
自分のためだけに美しく艶やかに蜜をこぼしながら。
主人と愛人という関係が恋人に、成人して夫妻に変わっても。
夫妻になって半年が過ぎた。
一緒に出かけていたある日。
目の前で妻が男に声をかけられた。
その場はやり過ごしたが、家に帰り思い出すと勃起していた。
心当たりは、嫉妬と独占欲と安堵感。
盛り上がる下肢を物欲しそうに見つめた妻と、初めて最後まで繋がった。
それからは、勃起を促すための刺激として間男を使うことにした。
人を厳しく選んだ結果に選ばれたのは、妻と年齢が近いシア。
幸いにも、無茶な条件を承諾してくれた。
性行為での挿入は禁止、という生殺しのような話だ。
目の前で愛し合う妻とシアを見て、焦りと嫉妬で燃える自身。
理性が残るうちにシアから妻を離し、抱えて寝室に連れる日々。
「ノア様、ノアさ、ま、ぁ…あっ、ぅ、んんぁっ!」
「フィーネ。欲しいなら、もっと動かないと」
「はい…子種、くださ、ぃぁあっ…あんぅ…ぁあっ」
すべては、子供がほしいと強請った愛しい妻のためだ。
授かりものだから、と行為にふける時間が増えた。
しかし、避妊具をつけていれている。
妻には秘密だ。
子供が生まれたら、妻を独占できなくなる。
母となった妻は、きっとさらに美しくなる。
しかし、未知の決まった美しさよりも、現状維持を選んだ。
キスや体中への愛撫で蕩ける妻をうつ伏せに寝かせて、背後から深く交わる。
何度か射精し、いれたまま体位を変えてもう数回。
こぼれた精をほしがる妻に、そのまま最後の数回。
抱き潰されることに慣れた妻。
授からないことにため息をつく姿に心は痛むが、それでも避妊はやめられなかった。
恋と言うには苦く、愛には遠い一方的な執着と甘い感情。
15歳、成人してすぐのことだった。
父親に連れられた売り人市場に、彼女はいた。
年ごろになっても女性に興味を示さない自分を心配する両親のおかげで出会えた。
余計な世話だと思っていたが、行動した両親に初めて感謝をした瞬間だった。
「どうした?…ああ、気に入ったのか?」
父親は安堵した声で言った。
一度だけ、自分を心配して女性に自分を夜這いをさせたことがある。
結果、自分は怖さから性的な興奮が難しくなっていた。
「はい」
彼女を見たまま返事をすると、隣にいた父親が近くにいた管理者に声をかけた。
すると、彼女の方からこちらに歩いてきた。
そして、自分の目の前で立ち止まり、柔らかな笑みで「旦那様」と言ったんだ。
自分の物になる実感が気持ちを高揚させた。
翌日。
両親にお膳立てされた宿で、彼女と二人きりになった。
フィーネと名乗った彼女を抱きしめ、溺れる程のキスをした。
しかし、最後まではできなかった。
それでも、彼女は優しく微笑んでくれた。
同じ年齢でも生き方が違えば、すべてが違うと知った。
彼女は、毎夜、薄暗い灯りに照らされるベッドで踊る。
自分のためだけに美しく艶やかに蜜をこぼしながら。
主人と愛人という関係が恋人に、成人して夫妻に変わっても。
夫妻になって半年が過ぎた。
一緒に出かけていたある日。
目の前で妻が男に声をかけられた。
その場はやり過ごしたが、家に帰り思い出すと勃起していた。
心当たりは、嫉妬と独占欲と安堵感。
盛り上がる下肢を物欲しそうに見つめた妻と、初めて最後まで繋がった。
それからは、勃起を促すための刺激として間男を使うことにした。
人を厳しく選んだ結果に選ばれたのは、妻と年齢が近いシア。
幸いにも、無茶な条件を承諾してくれた。
性行為での挿入は禁止、という生殺しのような話だ。
目の前で愛し合う妻とシアを見て、焦りと嫉妬で燃える自身。
理性が残るうちにシアから妻を離し、抱えて寝室に連れる日々。
「ノア様、ノアさ、ま、ぁ…あっ、ぅ、んんぁっ!」
「フィーネ。欲しいなら、もっと動かないと」
「はい…子種、くださ、ぃぁあっ…あんぅ…ぁあっ」
すべては、子供がほしいと強請った愛しい妻のためだ。
授かりものだから、と行為にふける時間が増えた。
しかし、避妊具をつけていれている。
妻には秘密だ。
子供が生まれたら、妻を独占できなくなる。
母となった妻は、きっとさらに美しくなる。
しかし、未知の決まった美しさよりも、現状維持を選んだ。
キスや体中への愛撫で蕩ける妻をうつ伏せに寝かせて、背後から深く交わる。
何度か射精し、いれたまま体位を変えてもう数回。
こぼれた精をほしがる妻に、そのまま最後の数回。
抱き潰されることに慣れた妻。
授からないことにため息をつく姿に心は痛むが、それでも避妊はやめられなかった。
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