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番外「壊れた身体」
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珍しく、気持ちいい夢を見た。
彼のベッドで、互いに何も着ないで、シーツに寝ころんだ。
背中から抱きしめられて、ついばむようなもどかしいキスをする。
顔が見えないから怖くて、馴染んだ温度が彼のものか、確かめたくなる。
「目隠し。気に入ったみたいだね」
彼の声がすると安心した。
見えないから不安で、体が過敏に小さな刺激すら即効性の毒のように蝕んでいく。
乱暴に胸を揉み扱かれ、ぐしゃぐしゃとナカをかき回されると、奥から熱い何かが何度も出ていく。
足が大きく開かれているのに恥ずかしくないのは、夢だから。
「ぁああ…っ、んはぅうううっ、指、もっとぉ…乳首ぃ…いひぁっ!ナカと、クリも、んぅっ…きもち、ぃ、いっ!!」
「指だけでいいんだな?」
「ぃやぁっ!凪都さんの、昂る雄で、いやらしい雌穴を犯して、くださぃっ」
どれだけ願っても、硬く奮い勃つものは背後で熱く主張するだけ。
腰を振っても届かない。
「ど、ぅして…っ!ほしい、のにぃ…っ!ぁあんっ、そこ、ぃいっ、きもちぃいっ!!」
もどかしくて、絶頂を求め彼の指に割れ目を押しあてる。
すると、同時に性感帯となっているところを刺激され、ようやく終わった。
目が覚めると、彼の部屋で、彼のベッドにいた。
シーツを直に感じると思い見ると、何も着ていない。
そして、目が合った彼が動画を見せてきた。
喘ぎながら腰を振り、噴水のように恥部から水を吹いている私がいた。
夢だと思っていたことは、現実だと知った。
体に残っている感覚が応えるように熱を持った。
「…っ、ぅ…は、ぁ…っ」
「思い出すだけで、気持ちいいんだ?」
掴まれた胸にある硬い突起が弄ばれる。
背中が反射で反り、体に力がはいらない。
「あ…んぅ…っ、凪都さん…っ」
「胸をつきだして、誘っているのかな?」
「ちがぁあっ、ぁひぃっ、なんで、も、イく、イきそ、ぅうあぁんぅ…っ!」
スイッチを押すように押し込められた先端から、熱波に溺れた。
ふと、ぼんやりとした意識が鮮明になった。
なぜか寝ている彼の濡れた雄を胸で挟み、擦りながら圧をかけていた。
射精された直後のようで、べたべたと欲望の香りがはりついている。
「羅輝亜さん。また、してほしいな」
ただ寝ているだけではなかったらしい。
しっかりと、名残惜しむように小さくなる気配が無いモノを脂肪でできた膨らみに擦りつけてくる。
気持ちよかった、のかもしれない。
覚えていないが嬉しい。
答えは決まっている。
「はい。凪都さん」
彼のベッドで、互いに何も着ないで、シーツに寝ころんだ。
背中から抱きしめられて、ついばむようなもどかしいキスをする。
顔が見えないから怖くて、馴染んだ温度が彼のものか、確かめたくなる。
「目隠し。気に入ったみたいだね」
彼の声がすると安心した。
見えないから不安で、体が過敏に小さな刺激すら即効性の毒のように蝕んでいく。
乱暴に胸を揉み扱かれ、ぐしゃぐしゃとナカをかき回されると、奥から熱い何かが何度も出ていく。
足が大きく開かれているのに恥ずかしくないのは、夢だから。
「ぁああ…っ、んはぅうううっ、指、もっとぉ…乳首ぃ…いひぁっ!ナカと、クリも、んぅっ…きもち、ぃ、いっ!!」
「指だけでいいんだな?」
「ぃやぁっ!凪都さんの、昂る雄で、いやらしい雌穴を犯して、くださぃっ」
どれだけ願っても、硬く奮い勃つものは背後で熱く主張するだけ。
腰を振っても届かない。
「ど、ぅして…っ!ほしい、のにぃ…っ!ぁあんっ、そこ、ぃいっ、きもちぃいっ!!」
もどかしくて、絶頂を求め彼の指に割れ目を押しあてる。
すると、同時に性感帯となっているところを刺激され、ようやく終わった。
目が覚めると、彼の部屋で、彼のベッドにいた。
シーツを直に感じると思い見ると、何も着ていない。
そして、目が合った彼が動画を見せてきた。
喘ぎながら腰を振り、噴水のように恥部から水を吹いている私がいた。
夢だと思っていたことは、現実だと知った。
体に残っている感覚が応えるように熱を持った。
「…っ、ぅ…は、ぁ…っ」
「思い出すだけで、気持ちいいんだ?」
掴まれた胸にある硬い突起が弄ばれる。
背中が反射で反り、体に力がはいらない。
「あ…んぅ…っ、凪都さん…っ」
「胸をつきだして、誘っているのかな?」
「ちがぁあっ、ぁひぃっ、なんで、も、イく、イきそ、ぅうあぁんぅ…っ!」
スイッチを押すように押し込められた先端から、熱波に溺れた。
ふと、ぼんやりとした意識が鮮明になった。
なぜか寝ている彼の濡れた雄を胸で挟み、擦りながら圧をかけていた。
射精された直後のようで、べたべたと欲望の香りがはりついている。
「羅輝亜さん。また、してほしいな」
ただ寝ているだけではなかったらしい。
しっかりと、名残惜しむように小さくなる気配が無いモノを脂肪でできた膨らみに擦りつけてくる。
気持ちよかった、のかもしれない。
覚えていないが嬉しい。
答えは決まっている。
「はい。凪都さん」
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