従僕と柔撲

秋赤音

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番外「玩具と人形」

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暗い自室。
ベッドに腰掛け、手足に長い鎖付きの枷をつけた裸で天井に向けて胸を晒す私を眺める彼が笑う。

「羅輝亜さん。新しい玩具をあげる。
感度が良くなった身体にはご褒美が必要だからね」

彼は楽しそうに玩具箱から何かを取り出した。
使い慣れた小さなカプセル形状の振動玩具がナカに入ってきた。
まだ振動していないが、彼の手で浅いところを出し入れされて気持ちいい。
指だけで絶頂できなくなると与えられた玩具。
初めこそ抵抗感があったが、今では欠かせない。

「ぁっ、んっ、…っ」

「初めて使った時は、これだけで潮吹きしてくれたのにな。
振動させたら、夢中で腰振って、とまらない噴水みたいだったの、覚えて…ないか」

「あぁ…っ、んっ、わから、なぁああっ!んぁっ、揺らさなぁっ、ぃひゃぁあっ」

言われたことに覚えがなかった。
記憶が途切れている先のこと、としか分からない。
振動が加わっても意識がなくならないようになってきて、初めて自分の痴態を知った。
おそらく今も、失禁したように流れている愛液というらしい水が恥したなく流れている。
気持ち悪いし恥ずかしいけれど、彼が褒めてくれるから嬉しかった。

「これもちゃんと慣れたようだから、今度は、ここ」

そっと触れられた陰核。
すでに敏感になっているところを彼の指で刺激され、軽く意識が飛んだ。

「イったか。よくできました。
もっと、気持ちよくなれるからね」

彼の指が陰核を労わるように後、離れた。
そして、冷たい何かに挟まれた。

「な、に…これっ、つめたぁ…っ、んっ、とれな、ぃ…っ!」

「振動に弱いね。すぐに潮を吹く。
これは乳首にも使える優れもので…いくつか、まだあるから大丈夫」

「ぁああああっ!ひゃあぁああっ…ぁ、あっ、と、とめ、てくださひぃいっ!」

飛んでは刺激で戻る意識。
気が狂いそうで、せめてどちらかが外れればと腰を振るが、快楽が増すだけ。
何度熱を放っても、不規則に振動する二つの玩具が外されることはない。

「今日は玩具だけにするから、胸でしてもらおうかな。
羅輝亜さん、気に入ったみたいだから」

彼の指がナカをかき混ぜるように弄び、目の前に濡れた指を見せてきた。

「ぁ…っ」

「ご褒美、あげる」

見せつけるように硬い先端ごと揉み扱かれ、繰り返し愛液を塗られ濡れていく胸。
今までで一番玩具と彼の手で弱くなったところを刺激され、知らない快楽で頭がいっぱいになっていた。
一方的に与えられる過ぎた快楽は避けられない暴力のようだが、拒否することはできない。
強制されて気持ち良くなっているが、覚えた感覚は甘いお菓子を食べるように蝕んで染みついてしまった。

「ぁああっ!む、ね、されたぁああっ、イくっ、また、イくぅううう!!」

「羅輝亜さん。僕の上に乗って、そのいやらしい胸で包んでください」

簡単に体位を変えられ、瞬く間に視界が反転する。
クッションに背もたれた彼が胸をもむ様を見下ろしていた。
すでにむき出しで待つ剛直な男性器に、珍しく避妊具はつけられていない。

「羅輝亜さんは覚えていないかもしれないですけれど、先日におねだり、されたので」

「おねだり、し、たぁ…っのですか…っ?」

覚えがない。
昨日は背中から閉じた足の間で彼が射精したのを見届けた、はず。
だが、記憶が曖昧で断言できない。
胸で剛直を挟み包むと、彼が小さく笑む。
私が家に無い時間の彼の行動は分からないが、できれば私だけが知っていると願った。

「射精した後、眠る前に。
胸なら大丈夫だから、羅輝亜さんと一緒に気持ちよくなりたい」

「…はぃっ!一緒に、気持ちよくぅっ…ぁああんっ!」

質量が増した剛直を上下に胸で扱きながら、玩具の刺激と合わさって絶頂を繰り返す。
最後に、彼と向かい合い膝にのるよう指示された。
振動しなくなった玩具が外され、安堵したのもつかの間。
精液で濡れる胸を扱かれながら、足の間で避妊具がつけられた剛直が射精するのを見届けた。

「今度は乳首にも玩具をつけようか」

膝から降ろされる直前に囁かれた悪魔の言葉。
嫌なはずなのに、疼き熱をもつ。
硬さを戻した胸の先を見て嗤った彼。
抱えられ、ついた浴室。

「もう、立派にいれなくてもイける処女になれたね。
あれ、玩具箱にあるからな。
まずは、おねだり上手な体に応えないとだけれど」

「ぁひっ、も、ぅ…っっ、ぁああんっ!」

背中から抱きしめられて、陰核に玩具がつけられた。
淫部の浅いところと胸は彼の指が弄ぶ。
重なる刺激で絶頂し、快楽と女に変わる身体への嫌悪感が混ざって意識がきれた。
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