「ざまぁ」異世界侵略VR~『メンヘラ・ヤンデレヒロイン』と『最強魔王ロール主人公』の修羅場劇

メンヘラ教

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第九章『ジェネシス・トッププレイヤー』編

第六話『アイン・ソフの悪辣さにブチ切れるエリザベート』

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 「……ふざけるなよ天使。それはゴールド様の物だ! さっさと返還しろ!」
 当然。そんな煽りに耐えられるエリザベートでは無かった。

 「え~やだ」
 そんなエリザベートの抗議もどこ吹く風にアイン・ソフは笑顔で断った。

 「……ゴールド様。エリザにご命令を。アノ天使を直ぐに黙らせます」
 静かだが激しい怒りを内包した声でゴールドに命令を請うエリザベート。

 「エリザベート。お前の気持ちは嬉しいく思う。しかしあの敵は私が貰う」
 エリザベートの嘆願を拒否しゴールドは前を見据えながら発言を続ける。

 「だから、お前はあのメイドNPCを討って。それが私のオーダーだ」
 その発言を受け。エリザベートの心は歓喜に包まれた。自分の愛するゴールドに必要とされる。女として満たされた感覚を覚えつつも命令を承諾した。

 「っぅ……はいゴールド様。エリザは貴方様の為にご命令を遂行致します」

 「うふふ。お父様ぁ。私は?」

 「輝夜もエリザベートと共闘してメイドNPCを倒せ。しかし気をつけろよ。あのメイド王宮の侍女の恰好をしている。どうやら潜入してこの状況を作ったようだ。頭が回る」

 「うふふ。ええ。それにあのメイド、どうやら私たちと同じ【ハイエンドNPC】のようね。性能も油断できないわね」

 (ハイエンドNPC。課金アイテムを使って通常NPCよりも性能を上げたNPCか)
 「そうだな。それも留意していけ」

 二人のNPCに指示を出し終えて遂にゴールドは動き出した。

 『バッサリ』と音がなる。それはゴールドが翼を広げたからだ。
 臨戦態勢の合図。

 「――――っ!? ……へ~貴方も堕天使なのね。それも【ルシタニア】と同じ。堕天使最高位の闇の盟主ダークロードか――――」

 その黄金の六対十二枚の堕天使の翼を見た瞬間。アイン・ソフの警戒が跳ね上がった。
 しかし、余り表情に出さずに平静を装う。

 「ルシタニア?」

 「そう。アイを倒した、堕天使よ」

 その反応を見てゴールドは疑問に思った。
 (はて? ルシタニアは運営が用意した【設定】では無かったのか?)
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