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少年の詩(ｳﾀ)
しおりを挟む太陽が
僕の隣で笑ってる
うっすらと目を細め
獲物を狙うクモのように
青空が
僕の後ろで呟いている
不機嫌な翌日の彼女のように
月は隠され
星は堕ちて砕け散る
時間は僕の世界を狂わせて
僕を大きくしただけで
心は僕を置き去りにして
壊れた世界で足踏みしてる
何気なく・・
振り返ってはみたけれど
僕を呼んでる声はなく
家族という名の幻だけが
夜明けの中で眠って消える
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