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09 ※レ
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モブレイプ表現ある為、苦手な方は******がある後半あたりまで飛ばしてください
─── ───
「明日が誕生日なんだってね?さっきニュースでやってたよ」
「…誕生日…」
「明日は休みだしこれからプレゼントをあげる。ケーキもこれから買ってくるよ」
ひと月も誘拐されてたけど30代くらいのこの男は在宅勤務らしくて家から出ない。
食品等の買い足しもネット通販。
部屋の片隅に山積みになってるダンボールの殆どがCROWの刻印がされている。
(もうひと月になるんだ…帰れるのかな)
(ご飯もお風呂も普通に許可してくれる。)
でも
(ほぼ毎日この男に身体をあちこち触られてる
これが異常だって分かってるけど抵抗するとおしりの穴に指を突っ込まれるから我慢してるけど
やっぱり気持ち悪いし怖い
助けて欲しい
せめてこの男に隙があれば逃げれるのに)
「こっちにおいで…」
手足は誘拐された当初の数日以外は自由で、自ら来るように言ってくる。
(また触られる…)
「…嫌だ…」
「は?」
(声に出したつもりはなかったのにっやばいっ)
男の座っていたソファーへ腕を引っ張られ倒れ込む。
「おいでって言っただけなのになんで怯えてるの?ねぇ?」
服を捲り身体をまさぐってくる。
「プレゼント、実は買ってあるんだよ…ほらこれ」
テレビ台の下から取り出されたのはローションと…ふたつの手錠
服を全て剥ぎ取った男はそのままソファーで巽の左手首には左足首、右手首には右足首の手錠を嵌めた。
ブツブツと独り言を言いながら尻穴にローションを垂らしてコンドームをつけた指をツプリとその穴に入れていく。
「うっ…」
「何回か指入れてるしそんなに気持ち悪くないだろ?それにすぐ悦くなるよ」
ぐちぐちにちゃにちゃと音が聞こえる下半身に目を向けることが出来ない。
仰向けにされている巽は必死で目を逸らす事しか抵抗できなかった。
「この歳なら精通してるよね?全然勃たないよね君のは」
後ろを弄る手を緩めぬまま空いているもう片手で巽のペニスを弄り始めた。
(怖いし気持ち悪いし勃つわけないだろ!)
心の中で怒鳴るが口に出したら更に何されるか分からない。
恐怖に耐えながらさっさと終われ!と思っていた
「さてそろそろいいかな?入るかな?」
また独り言を言っている。
「プレゼントは俺のちんちんだよ♡気持ちよくなってね♡」
「え……ぅあっ!?」
『ちんちんがプレゼント』とは?と考える暇もなく。
穴からズルリと指が抜けたかと思うと代わりに指よりも質量のある熱い物が侵入してくる衝撃に巽は声を抑えられなかった。
ビリッ
(なに…痛い!)
「あー切れたか」
「気持ちいいだろ?」
(…痛い…)
もう嫌だ
触らないで
抜いて
痛いから
気持ち悪いから
ぐぽっぐぽっと聞こえる度に肌がゾワッとする。
やめてくれと男に何度も懇願するが当然聞き入れてくれない。
「本当は気持ちいいんだろ?なぁっ」
穿つ深さも速度も一層上がっていく。
ジュポ…バチンッ ジュポ バチンッ…
何度も聞こえるその音と共に漏れる自分の声を聞きたくなくて、でも手足が自由に出来ないから耳を塞げない
「ひうっっあっあっやだぁっうぅ」
男は何回もゴムを取り替えては巽を犯す。
「君っ…気持ちいいね…何回犯しても若いからかな…搾り取られるみたいだ…ふふ」
「もっと前から…君のこと知ってたよ…だから日付の変わる今日まで待ってた」
「誕生日…おめでとう…巽くん」
男が何を言ったのかももう巽には聞こえなかった
─── ───
「…ぅ……うぅ…や…」
「!巽!」
「巽!?」
ぺちぺちと頬を軽く叩いて起こそうとするがなかなか起きない。
「やだっやだっ触らないでっ!」
呻くだけだった巽の口から今度ははっきりと言葉になる。
巽を囲むように両サイドで寝転がっていた幼馴染み2人ははっきりした口調で拒否する言葉に、一瞬自身が触るのを拒まれているかと思えた。
「たつみ…」
先程よりもゆっくりと穏やかな声で総一郎が名を呼ぶ
「怖くないから…」
愁弥が頬を軽く叩き起きるように促す
「ん…」
涙を流し魘されていた巽の目が開き目の前に居る2人にお願いをする
「ギュッてして…」
総一郎と愁弥が巽をそっと包み込むように抱きしめた。
「誰にも…言わないで…お願いだから…離さないで」
「あぁ」
「勿論」
起きても尚、涙を流す巽が落ち着くまで優しく抱き締め続けた。
***** ***** *****
いつの間にか3人抱きしめ合って寝ていて「全身バキバキだな」
とそれぞれが言う
しばらくして朝食を摂る為にダイニングへ行こうと先にベッドから降りた2人に続くように巽も降りようとしたが身体に力が入らなくてずり落ちた。
「巽!?どうした!」
「まだ痺れてる?ご飯持ってこようか…」
「いやごめん、大丈夫だよ」
今度はしっかりと立ち、揃ってダイニングへと向かう。
「「「おはようございます」」」
「おはようございます」
幼馴染み2人以外は巽の誘拐の事は知っていてもレイプされた事は知らない。
でも半田は毎年誕生日に泣き腫らして起きてくる巽へ少なからず疑問を抱いては居るだろう。
わざわざ言及はしないが
「眠れなかった?ご飯できるまでつけていてください」
と毎年あずきの入ったホットアイマスクを渡してくれる。
いつもなら既に食事の用意はほぼ終わっているのに誕生日前後の朝食は巽達が起きてから作っている。
半田の配慮と優しさにまた泣きそうになった。
食事を終えた頃さくらもダイニングへやってきて遊んで!と飛びついてくる
「わ!さくら!爪!」
足に刺さった爪が痛くて叫ぶ。
「んー?どれどれ」
巽に飛びついたさくらを愁弥が引き剥がして、膝に抱え爪を見ると尖っていた。
「子猫だから成長早いんだな?ちょっと前に切ったばかりだろ」
パチン…パチン…とリビングへ移動して直ぐに猫用の爪切りでさくらの爪を愁弥が切る。
さくらは4人のうち誰のことも嫌っては居ないが爪を切らせてくれる程大人しくなるのは愁弥と半田だけだった。
「今日も休みだよね?何するの?」
「巽が疲れているだろうと見込んで『何もしない日』に設定してある」
「さっきもベッドから降りられなかったしな(笑)」
「痺れてただけだし!」
爪も切り終えておもちゃでさくらと戯れている愁弥は巽を揶揄う。
「…じゃあ、ただだらだらしてるだけでも良いけど、どうせならさくらの為に作ろうか」
「お?良いもんでも見つけたか?」
「あぁ、鴻さんからキャットタワーの設計図と材料貰ったからそれをやろう」
「「設計図…?」」
「愁くんこれ1センチ短いよ!?」
「しらねーって!総一郎!」
「巽、短いやつこっちに頂戴、使えるから」
「にゃ」
「さくらのおもちゃ作ってるんだよ」
設計図、と総一郎が言った通り設計図を元に巽と愁弥が木を切ってネジで固定しキャットタワーを作り上げていく。
最初はこの部屋にさくらは居なかったのだが扉の前から動こうとしなかったので仕方なく半田が抱えて一緒に組み立てられていく様子を観察した。
午後から雨予報だったのでさくらの部屋内で切断接合をしている。
「この布なに?…あ、これか」
「それベッドか?使うのかねこいつ。いつも俺らのベッドで寝てるだろ」
「高さのある所から見下ろすのが好きらしいよ」
切った断面の面取りなど仕上げをしていると、まだ出来上がっていないのにさくらが近寄ってきた。
「まだできてないよ」
巽がさくらに向かって声をかけ一瞬こちらを向いたが言葉を理解したのか半田の膝上に戻って丸くなる。
「もうちょっと待っててね」
「色は塗るか?」
「何となくあの反応だとこのままの方が良さそうだ」
完成したキャットタワーを天井と壁に固定してさくらを呼ぶと出来上がる過程を見ていたからか物怖じせず1番上の棚までするりと登った。
「にゃー!」
気に入ったのか何やら鳴いて2番目に高い位置にあるベッドスペースへ降りて4人を見下ろすと、お礼の様にゆっくり目を閉じて開ける。
そんな行動を見て
やはり人間の言葉理解しているのでは…うちの子天才!!
と勝手な解釈をして満足した。
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「明日が誕生日なんだってね?さっきニュースでやってたよ」
「…誕生日…」
「明日は休みだしこれからプレゼントをあげる。ケーキもこれから買ってくるよ」
ひと月も誘拐されてたけど30代くらいのこの男は在宅勤務らしくて家から出ない。
食品等の買い足しもネット通販。
部屋の片隅に山積みになってるダンボールの殆どがCROWの刻印がされている。
(もうひと月になるんだ…帰れるのかな)
(ご飯もお風呂も普通に許可してくれる。)
でも
(ほぼ毎日この男に身体をあちこち触られてる
これが異常だって分かってるけど抵抗するとおしりの穴に指を突っ込まれるから我慢してるけど
やっぱり気持ち悪いし怖い
助けて欲しい
せめてこの男に隙があれば逃げれるのに)
「こっちにおいで…」
手足は誘拐された当初の数日以外は自由で、自ら来るように言ってくる。
(また触られる…)
「…嫌だ…」
「は?」
(声に出したつもりはなかったのにっやばいっ)
男の座っていたソファーへ腕を引っ張られ倒れ込む。
「おいでって言っただけなのになんで怯えてるの?ねぇ?」
服を捲り身体をまさぐってくる。
「プレゼント、実は買ってあるんだよ…ほらこれ」
テレビ台の下から取り出されたのはローションと…ふたつの手錠
服を全て剥ぎ取った男はそのままソファーで巽の左手首には左足首、右手首には右足首の手錠を嵌めた。
ブツブツと独り言を言いながら尻穴にローションを垂らしてコンドームをつけた指をツプリとその穴に入れていく。
「うっ…」
「何回か指入れてるしそんなに気持ち悪くないだろ?それにすぐ悦くなるよ」
ぐちぐちにちゃにちゃと音が聞こえる下半身に目を向けることが出来ない。
仰向けにされている巽は必死で目を逸らす事しか抵抗できなかった。
「この歳なら精通してるよね?全然勃たないよね君のは」
後ろを弄る手を緩めぬまま空いているもう片手で巽のペニスを弄り始めた。
(怖いし気持ち悪いし勃つわけないだろ!)
心の中で怒鳴るが口に出したら更に何されるか分からない。
恐怖に耐えながらさっさと終われ!と思っていた
「さてそろそろいいかな?入るかな?」
また独り言を言っている。
「プレゼントは俺のちんちんだよ♡気持ちよくなってね♡」
「え……ぅあっ!?」
『ちんちんがプレゼント』とは?と考える暇もなく。
穴からズルリと指が抜けたかと思うと代わりに指よりも質量のある熱い物が侵入してくる衝撃に巽は声を抑えられなかった。
ビリッ
(なに…痛い!)
「あー切れたか」
「気持ちいいだろ?」
(…痛い…)
もう嫌だ
触らないで
抜いて
痛いから
気持ち悪いから
ぐぽっぐぽっと聞こえる度に肌がゾワッとする。
やめてくれと男に何度も懇願するが当然聞き入れてくれない。
「本当は気持ちいいんだろ?なぁっ」
穿つ深さも速度も一層上がっていく。
ジュポ…バチンッ ジュポ バチンッ…
何度も聞こえるその音と共に漏れる自分の声を聞きたくなくて、でも手足が自由に出来ないから耳を塞げない
「ひうっっあっあっやだぁっうぅ」
男は何回もゴムを取り替えては巽を犯す。
「君っ…気持ちいいね…何回犯しても若いからかな…搾り取られるみたいだ…ふふ」
「もっと前から…君のこと知ってたよ…だから日付の変わる今日まで待ってた」
「誕生日…おめでとう…巽くん」
男が何を言ったのかももう巽には聞こえなかった
─── ───
「…ぅ……うぅ…や…」
「!巽!」
「巽!?」
ぺちぺちと頬を軽く叩いて起こそうとするがなかなか起きない。
「やだっやだっ触らないでっ!」
呻くだけだった巽の口から今度ははっきりと言葉になる。
巽を囲むように両サイドで寝転がっていた幼馴染み2人ははっきりした口調で拒否する言葉に、一瞬自身が触るのを拒まれているかと思えた。
「たつみ…」
先程よりもゆっくりと穏やかな声で総一郎が名を呼ぶ
「怖くないから…」
愁弥が頬を軽く叩き起きるように促す
「ん…」
涙を流し魘されていた巽の目が開き目の前に居る2人にお願いをする
「ギュッてして…」
総一郎と愁弥が巽をそっと包み込むように抱きしめた。
「誰にも…言わないで…お願いだから…離さないで」
「あぁ」
「勿論」
起きても尚、涙を流す巽が落ち着くまで優しく抱き締め続けた。
***** ***** *****
いつの間にか3人抱きしめ合って寝ていて「全身バキバキだな」
とそれぞれが言う
しばらくして朝食を摂る為にダイニングへ行こうと先にベッドから降りた2人に続くように巽も降りようとしたが身体に力が入らなくてずり落ちた。
「巽!?どうした!」
「まだ痺れてる?ご飯持ってこようか…」
「いやごめん、大丈夫だよ」
今度はしっかりと立ち、揃ってダイニングへと向かう。
「「「おはようございます」」」
「おはようございます」
幼馴染み2人以外は巽の誘拐の事は知っていてもレイプされた事は知らない。
でも半田は毎年誕生日に泣き腫らして起きてくる巽へ少なからず疑問を抱いては居るだろう。
わざわざ言及はしないが
「眠れなかった?ご飯できるまでつけていてください」
と毎年あずきの入ったホットアイマスクを渡してくれる。
いつもなら既に食事の用意はほぼ終わっているのに誕生日前後の朝食は巽達が起きてから作っている。
半田の配慮と優しさにまた泣きそうになった。
食事を終えた頃さくらもダイニングへやってきて遊んで!と飛びついてくる
「わ!さくら!爪!」
足に刺さった爪が痛くて叫ぶ。
「んー?どれどれ」
巽に飛びついたさくらを愁弥が引き剥がして、膝に抱え爪を見ると尖っていた。
「子猫だから成長早いんだな?ちょっと前に切ったばかりだろ」
パチン…パチン…とリビングへ移動して直ぐに猫用の爪切りでさくらの爪を愁弥が切る。
さくらは4人のうち誰のことも嫌っては居ないが爪を切らせてくれる程大人しくなるのは愁弥と半田だけだった。
「今日も休みだよね?何するの?」
「巽が疲れているだろうと見込んで『何もしない日』に設定してある」
「さっきもベッドから降りられなかったしな(笑)」
「痺れてただけだし!」
爪も切り終えておもちゃでさくらと戯れている愁弥は巽を揶揄う。
「…じゃあ、ただだらだらしてるだけでも良いけど、どうせならさくらの為に作ろうか」
「お?良いもんでも見つけたか?」
「あぁ、鴻さんからキャットタワーの設計図と材料貰ったからそれをやろう」
「「設計図…?」」
「愁くんこれ1センチ短いよ!?」
「しらねーって!総一郎!」
「巽、短いやつこっちに頂戴、使えるから」
「にゃ」
「さくらのおもちゃ作ってるんだよ」
設計図、と総一郎が言った通り設計図を元に巽と愁弥が木を切ってネジで固定しキャットタワーを作り上げていく。
最初はこの部屋にさくらは居なかったのだが扉の前から動こうとしなかったので仕方なく半田が抱えて一緒に組み立てられていく様子を観察した。
午後から雨予報だったのでさくらの部屋内で切断接合をしている。
「この布なに?…あ、これか」
「それベッドか?使うのかねこいつ。いつも俺らのベッドで寝てるだろ」
「高さのある所から見下ろすのが好きらしいよ」
切った断面の面取りなど仕上げをしていると、まだ出来上がっていないのにさくらが近寄ってきた。
「まだできてないよ」
巽がさくらに向かって声をかけ一瞬こちらを向いたが言葉を理解したのか半田の膝上に戻って丸くなる。
「もうちょっと待っててね」
「色は塗るか?」
「何となくあの反応だとこのままの方が良さそうだ」
完成したキャットタワーを天井と壁に固定してさくらを呼ぶと出来上がる過程を見ていたからか物怖じせず1番上の棚までするりと登った。
「にゃー!」
気に入ったのか何やら鳴いて2番目に高い位置にあるベッドスペースへ降りて4人を見下ろすと、お礼の様にゆっくり目を閉じて開ける。
そんな行動を見て
やはり人間の言葉理解しているのでは…うちの子天才!!
と勝手な解釈をして満足した。
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