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きらびやかなお家とわたしの家族
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私たちは今、横浜の海が見える丘に建つレンガ造りの洋館の前に立ってる。
「中古だけれど、いい家が見つかってよかったよ」
オジサマが嬉しそうにわたしの手を引きながら入る家は、豪邸と言ってもおかしくない大きな屋敷。
庭はイングリッシュガーデン風で春先の花々が揺れて、良い香りを運んでくる。
「パパ、ずるいわ。わたしだって莉緒と手をつなぎたい」
といってお父さん――名前はマリウス・ヴォルグさんの手から奪って、わたしの手を握ってきた金髪のお姉さまの名前は、アリナ。
「ぼくも!」
「あたしも!」
ふくふくとした手で、もう片方のわたしの手を握ってきたのは四歳児の二卵性双生児。
男の子はエミル、女の子はレナ。
その様子を温かい眼差しで見つめ、後ろからついてきているのは、シオンとレフ。
シオンは烏の濡れ羽色というような黒髪。
レフはお父さま譲りのグレーの髪色。
お父さんは玄関の扉の鍵を開けて両手で大きく開くと、わたしたちを誘導する。
その姿はとてもスマートだ。外国の人って様になる!
入ると広い玄関ホールで、眩しいほどの真っ白な壁にアールの階段。天井にはシャンデリアが!
「ここって……靴、どこで脱ぐんですか?」
「このまま入っていいんだよ」
と、お父さん。海外式のお家なんだ。
「莉緒、あなたの部屋に案内するわ。莉緒のイメージで整えたのよ、気に入ってくれると嬉しい」
と、アール階段を上がって二階へ。
ここもまた両手で開く扉で、お姉さんは大胆に全開する。
「うわぁ……!」
わたしは歓声をあげた。だってすごすぎる。
十畳ほどの部屋は、サーモンピンクと白で整えた部屋は可愛さと清潔さに溢れてる。
出窓にはデスク。壁際にはクローゼットと化粧台。
一畳くらいのバルコニーまである。
そして片方の壁はベッド。
壁の一部をくぼませてできた空間に、カーテン付きのベッド。
「ふふ、アルコーブベッドっていうの。可愛いでしょ!」
「ありがとうございます! すごく素敵です!」
わたしは、アリナ姉さんに思いっきり頭を下げる。けれど、アリナ姉さんはなんだか不満そう。
「う~ん。日本的なお礼の仕方なんだろうけれど……。わたしはもっと、親密なお礼がいいな」
「で、でも……」
「わたしたち、今日から一緒に住むんだよ? ずっと離れ離れだったから難しいとは思うけれど、可愛い妹のお礼がほしいな」
と、また手を握られ、わたしをウルルとした目で見つめる。
背の高いわたしと同じ身長なので、青色の目がユラユラキラキラとしてて、胸にズキュウンときちゃう。
同性の、しかも妹のわたしをときめかせてどうするの? お姉さん!
「ええと、その……アリナ姉さんが住んでた国のお礼のしかたを教えてください!」
「そんなのハグに決まってるわ。抱き合って頬を合わせるのよ」
む、難しい! いきなり難関だ。
日本で、日本の習慣の中で育ったわたしには難しい。
それに、人と触れ合うのって――まだ、怖い。
『触らないで!』
『不倫の子! 汚い!』
『お風呂入ってるの? なんか臭うのよね』
からかいと蔑みの言葉が蘇ってくる。
嫌われたくない、でも触れることで嫌われたら――という矛盾。
体温が急速に下がっていく気がする。
「アリナ、無理言うなよ」
と、シオンくんがわたしたちの間に入ってきた。続いてレフくんも。
「俺たちが初めて莉緒と会ったの、二週間前だぜ? 家族として一緒に暮らすのは今日からなんだ。いきなり馴れ合えないよ」
と、シオンくん。レフくんも、
「日本人は奥ゆかしいというよ。莉緒はハーフだけれど、日本で育ったんだ。まだハグなんて恥ずかしいよね?」
わたしを見て軽くウインク。
レフくん、日本ではウインクもそうそうされないよ~。
「ごめんなさい。で、でも! ほんっっとうに! 嬉しいです! 夢に描いていた可愛い部屋そのもので! それですごい! って思ってます! まだ会って二週間なのに、こんなにわたしの理想の部屋を整えてくれたアリナ姉さんって、エスパー? なんて思っちゃいました!」
瞬間、アリナ姉さんの顔がこわばった。けれどすぐに元のうっとりする笑顔に戻る。
「ふふ、姉妹ゆえのテレパシーかな? ――そうそう、莉緒の服揃えたんだけど、足りないよね?」
と、わたしの手を引いてクローゼットの前に。
なんだか話を逸らされた感じがしたけれど、揃えてくれた服を見てそんなこと吹き飛んでしまった。
「シンプルな物を選んだんだけど、どう?」
「どれも素敵です!」
きっと今のわたし、目がキラキラしてると思う。
「でも足りないと思うし。明日、買い物に行こうね」
アリナ姉さんの提案にお父さんも、
「そうだな。生活に必要な物を買いたいし。家族全員で行くか」
そう提案すると、シオンくんとレフくんも、
「僕、靴買いたい」
「俺はリュック」
と挙手。
エミルとレナも「いくいく!」とぴょんぴょん跳ねている。
――ん? エミルとレナのジャンプが、どんどん高くなっていってる……。
四歳ってこんなに高くジャンプできるっけ? わたしの目線になるほど高くジャンプできるかな? っていう高いジャンプ。
「エミル、レナ。ジャンプは駄目」
とお父さんが注意する。
エミルとレナは素直に「はい」と返事してジャンプを止めた。
「さて、少し休んだらちょっと早いけれど、夕食を食べに行こう。今日は莉緒の卒業式と一緒に住める記念日だからね」
お父さんの提案にみんな「I'm up for it!」と声を揃える。
わたしもつられて言って、はっと気づいて肩を縮こませた。
「ご、ごめんなさい」
思わず謝るわたしにシオンくんが、ちょっと起こり気味に、
「なんで? 謝ることないだろう? 莉緒は遠慮しすぎだよ」
と言ってくれる。
「シオン、こんなことで怒るなって。――少しずつオレたち家族に馴染んでいけばいいんだし」
「そうよ、莉緒。私たちの前では遠慮しないで」
「えんりょだめ」
「だめよー」
「シオンくん、レフくん、アリナ姉さん。エミルちゃん、レナちゃん……」
ぽんと、大きな手がわたしの肩に乗る。お父さんだ。
「今まで、辛い環境にいたようだからちょっと、心が萎んじゃったようだね。もう、大丈夫。私たちがいるから」
「お父さん……」
わたし、嬉しい。嬉しいのに、頷くことしかできない。
嬉しいということをどう表現したらしいのか、どう伝えたらいいのか忘れちゃってる。
(きっと、慣れてないせいだよね)
だって――突然、「お父さんだよ」って現れて、血が半分だけれど姉弟もできたのは二週間前のことだもの――
「中古だけれど、いい家が見つかってよかったよ」
オジサマが嬉しそうにわたしの手を引きながら入る家は、豪邸と言ってもおかしくない大きな屋敷。
庭はイングリッシュガーデン風で春先の花々が揺れて、良い香りを運んでくる。
「パパ、ずるいわ。わたしだって莉緒と手をつなぎたい」
といってお父さん――名前はマリウス・ヴォルグさんの手から奪って、わたしの手を握ってきた金髪のお姉さまの名前は、アリナ。
「ぼくも!」
「あたしも!」
ふくふくとした手で、もう片方のわたしの手を握ってきたのは四歳児の二卵性双生児。
男の子はエミル、女の子はレナ。
その様子を温かい眼差しで見つめ、後ろからついてきているのは、シオンとレフ。
シオンは烏の濡れ羽色というような黒髪。
レフはお父さま譲りのグレーの髪色。
お父さんは玄関の扉の鍵を開けて両手で大きく開くと、わたしたちを誘導する。
その姿はとてもスマートだ。外国の人って様になる!
入ると広い玄関ホールで、眩しいほどの真っ白な壁にアールの階段。天井にはシャンデリアが!
「ここって……靴、どこで脱ぐんですか?」
「このまま入っていいんだよ」
と、お父さん。海外式のお家なんだ。
「莉緒、あなたの部屋に案内するわ。莉緒のイメージで整えたのよ、気に入ってくれると嬉しい」
と、アール階段を上がって二階へ。
ここもまた両手で開く扉で、お姉さんは大胆に全開する。
「うわぁ……!」
わたしは歓声をあげた。だってすごすぎる。
十畳ほどの部屋は、サーモンピンクと白で整えた部屋は可愛さと清潔さに溢れてる。
出窓にはデスク。壁際にはクローゼットと化粧台。
一畳くらいのバルコニーまである。
そして片方の壁はベッド。
壁の一部をくぼませてできた空間に、カーテン付きのベッド。
「ふふ、アルコーブベッドっていうの。可愛いでしょ!」
「ありがとうございます! すごく素敵です!」
わたしは、アリナ姉さんに思いっきり頭を下げる。けれど、アリナ姉さんはなんだか不満そう。
「う~ん。日本的なお礼の仕方なんだろうけれど……。わたしはもっと、親密なお礼がいいな」
「で、でも……」
「わたしたち、今日から一緒に住むんだよ? ずっと離れ離れだったから難しいとは思うけれど、可愛い妹のお礼がほしいな」
と、また手を握られ、わたしをウルルとした目で見つめる。
背の高いわたしと同じ身長なので、青色の目がユラユラキラキラとしてて、胸にズキュウンときちゃう。
同性の、しかも妹のわたしをときめかせてどうするの? お姉さん!
「ええと、その……アリナ姉さんが住んでた国のお礼のしかたを教えてください!」
「そんなのハグに決まってるわ。抱き合って頬を合わせるのよ」
む、難しい! いきなり難関だ。
日本で、日本の習慣の中で育ったわたしには難しい。
それに、人と触れ合うのって――まだ、怖い。
『触らないで!』
『不倫の子! 汚い!』
『お風呂入ってるの? なんか臭うのよね』
からかいと蔑みの言葉が蘇ってくる。
嫌われたくない、でも触れることで嫌われたら――という矛盾。
体温が急速に下がっていく気がする。
「アリナ、無理言うなよ」
と、シオンくんがわたしたちの間に入ってきた。続いてレフくんも。
「俺たちが初めて莉緒と会ったの、二週間前だぜ? 家族として一緒に暮らすのは今日からなんだ。いきなり馴れ合えないよ」
と、シオンくん。レフくんも、
「日本人は奥ゆかしいというよ。莉緒はハーフだけれど、日本で育ったんだ。まだハグなんて恥ずかしいよね?」
わたしを見て軽くウインク。
レフくん、日本ではウインクもそうそうされないよ~。
「ごめんなさい。で、でも! ほんっっとうに! 嬉しいです! 夢に描いていた可愛い部屋そのもので! それですごい! って思ってます! まだ会って二週間なのに、こんなにわたしの理想の部屋を整えてくれたアリナ姉さんって、エスパー? なんて思っちゃいました!」
瞬間、アリナ姉さんの顔がこわばった。けれどすぐに元のうっとりする笑顔に戻る。
「ふふ、姉妹ゆえのテレパシーかな? ――そうそう、莉緒の服揃えたんだけど、足りないよね?」
と、わたしの手を引いてクローゼットの前に。
なんだか話を逸らされた感じがしたけれど、揃えてくれた服を見てそんなこと吹き飛んでしまった。
「シンプルな物を選んだんだけど、どう?」
「どれも素敵です!」
きっと今のわたし、目がキラキラしてると思う。
「でも足りないと思うし。明日、買い物に行こうね」
アリナ姉さんの提案にお父さんも、
「そうだな。生活に必要な物を買いたいし。家族全員で行くか」
そう提案すると、シオンくんとレフくんも、
「僕、靴買いたい」
「俺はリュック」
と挙手。
エミルとレナも「いくいく!」とぴょんぴょん跳ねている。
――ん? エミルとレナのジャンプが、どんどん高くなっていってる……。
四歳ってこんなに高くジャンプできるっけ? わたしの目線になるほど高くジャンプできるかな? っていう高いジャンプ。
「エミル、レナ。ジャンプは駄目」
とお父さんが注意する。
エミルとレナは素直に「はい」と返事してジャンプを止めた。
「さて、少し休んだらちょっと早いけれど、夕食を食べに行こう。今日は莉緒の卒業式と一緒に住める記念日だからね」
お父さんの提案にみんな「I'm up for it!」と声を揃える。
わたしもつられて言って、はっと気づいて肩を縮こませた。
「ご、ごめんなさい」
思わず謝るわたしにシオンくんが、ちょっと起こり気味に、
「なんで? 謝ることないだろう? 莉緒は遠慮しすぎだよ」
と言ってくれる。
「シオン、こんなことで怒るなって。――少しずつオレたち家族に馴染んでいけばいいんだし」
「そうよ、莉緒。私たちの前では遠慮しないで」
「えんりょだめ」
「だめよー」
「シオンくん、レフくん、アリナ姉さん。エミルちゃん、レナちゃん……」
ぽんと、大きな手がわたしの肩に乗る。お父さんだ。
「今まで、辛い環境にいたようだからちょっと、心が萎んじゃったようだね。もう、大丈夫。私たちがいるから」
「お父さん……」
わたし、嬉しい。嬉しいのに、頷くことしかできない。
嬉しいということをどう表現したらしいのか、どう伝えたらいいのか忘れちゃってる。
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