4 / 117
第1章 猫を助けたお礼で異世界に遊びに行きました
4,魔法のポシェットを貰った
しおりを挟む
“わんにゃーらんど”。
それがこの世界の名前であるらしい。
何というか少し適当な気もするが、そういうものなのだろう。
そう思っているとニケが、光の枠のようなものを開き、
「アラタの世界のゲーム画面を参考にして作ってみました。この大きな島のこのあたり、ここが現在私達がいる場所ですね」
「結構内陸部なんだ」
「そうですね、アラタは海が見たいですか?」
「確かに海は見たいかな。でもそれよりも、まずは人のいる街に行ってみたい。この世界って、ニケみたいな猫耳の獣人もいるのかな?」
「いますよ~、うさ耳狐耳犬耳、他にも色々。エルフだっていますしね」
「エルフ! 確か凄い美少女?」
「そうですね……やっぱりアラタも男の子ですね~」
そう言われて笑われてしまった。
で、でもこんな異世界だから、獣耳が生えた可愛い子に会ってみたいとは思う……いや、すでに会っているけれど、もっといろいろ見てみたいというか。
上手く説明できずに僕はひとりで悩んでいるとそこで、
「その辺りはこれ以上聞くのはやめましょう。それでですね、どんなチートがお望みですか?」
「チート……うーん、どの特殊能力がいいかな」
僕は真剣に考える。
そのチートは多分一つしか使えない。
ここは真剣に考えるべきだなとおもって僕は、先ほどの実を一口。
とても美味しい。
そこでニケが、
「あ、そういえばですね。この世界をゲーム風に楽しんでもらおうと思ってこんなものを用意しました。じゃーん」
そこで緑色のベルトのついたポシェットがニケの手に現れた。
それをニケは手渡してくるので受け取る僕だけれど、
「これは?」
「魔法のポシェットです。何でも入って、取り出したいものが好きな時に取り出せます」
「生ものは?」
「常に新鮮なままですよー」
「だったら、今食べている果実もいくつか貰ってここに入れてもいいかな?」
「いいですよ。気に入っていただけましたか?」
それに関して頷くと、ニケも嬉しそうだった。
そこでニケが何かに気付いたらしく、頷いて、
「そうですね、もしかして今のアラタのこの世界での基本スペックの説明をした方がいいですか?」
とニケが言うのでお願いしますと僕は答えたのだった。
それがこの世界の名前であるらしい。
何というか少し適当な気もするが、そういうものなのだろう。
そう思っているとニケが、光の枠のようなものを開き、
「アラタの世界のゲーム画面を参考にして作ってみました。この大きな島のこのあたり、ここが現在私達がいる場所ですね」
「結構内陸部なんだ」
「そうですね、アラタは海が見たいですか?」
「確かに海は見たいかな。でもそれよりも、まずは人のいる街に行ってみたい。この世界って、ニケみたいな猫耳の獣人もいるのかな?」
「いますよ~、うさ耳狐耳犬耳、他にも色々。エルフだっていますしね」
「エルフ! 確か凄い美少女?」
「そうですね……やっぱりアラタも男の子ですね~」
そう言われて笑われてしまった。
で、でもこんな異世界だから、獣耳が生えた可愛い子に会ってみたいとは思う……いや、すでに会っているけれど、もっといろいろ見てみたいというか。
上手く説明できずに僕はひとりで悩んでいるとそこで、
「その辺りはこれ以上聞くのはやめましょう。それでですね、どんなチートがお望みですか?」
「チート……うーん、どの特殊能力がいいかな」
僕は真剣に考える。
そのチートは多分一つしか使えない。
ここは真剣に考えるべきだなとおもって僕は、先ほどの実を一口。
とても美味しい。
そこでニケが、
「あ、そういえばですね。この世界をゲーム風に楽しんでもらおうと思ってこんなものを用意しました。じゃーん」
そこで緑色のベルトのついたポシェットがニケの手に現れた。
それをニケは手渡してくるので受け取る僕だけれど、
「これは?」
「魔法のポシェットです。何でも入って、取り出したいものが好きな時に取り出せます」
「生ものは?」
「常に新鮮なままですよー」
「だったら、今食べている果実もいくつか貰ってここに入れてもいいかな?」
「いいですよ。気に入っていただけましたか?」
それに関して頷くと、ニケも嬉しそうだった。
そこでニケが何かに気付いたらしく、頷いて、
「そうですね、もしかして今のアラタのこの世界での基本スペックの説明をした方がいいですか?」
とニケが言うのでお願いしますと僕は答えたのだった。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
450
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる