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第4章
襲われたテフォ村
しおりを挟む兵士長からの連絡を受けた勇者達と冒険者パーティー『生き抜いた者』のメンバーは、先に魔族軍が進行して来ているという[テフォ村]の方向に向かう事になった。
兵士長は後から兵士を連れて参戦すると言い、ギルマスも緊急依頼で冒険者達に参加者を募ると言っていた。
[テフォ村]の場所は、ナータリャクラ国と魔国領の真ん中辺りにある村だ。
べべレイフ兵士長が言うには、魔族軍はテフォ村近くを通ると言われているため、テフォ村を攻め滅ぼしてから国に向かってくる確率が高いのとのこと。
そして、テフォ村では避難準備を急いでいるが、魔族軍の進行速度が速く、勇者達がテフォ村に辿り着く時にはギリギリ間に合わないかもとも言っていた。
これらの情報はテフォ村の元冒険者だった長老からの連絡らしい。
「ドーイさん!もっと急ぎましょう!
このままだと、魔族という奴らに村の人が殺されてしまいます!」
テフォ村の人達が危ないと聞いた事で、白羅は一秒でも速く村の人達を助けたい思いだった。
勇者達と『生き抜いた者』のメンバーが先に行く事になったのも、白羅が先に行くと無理を言ったのが原因だ。
「このスピードを維持する。これ以上速く進めば、今の勇者様達の実力では戦闘時に疲れからすぐに殺られてしまう。
無理にでも先に行くというのなら、貴方を気絶させてナータリャクラ国に連れ帰ります」
「ぐっ...わかった...」
ドーイの言葉に白羅は苛立ちを覚えながら引き下がった。
「きゃあぁぁぁぁ!」
「助けてぇ!」
テフォ村に着くと魔物が数体暴れており、今にも襲われそうな村人をドーイ達が一瞬で助けた。
助けてもらった村人達はドーイ達にお礼を言った後、村人達が避難しているという場所に向かって走っていった。
「勇者様達は常に2グループで行動し、逃げ遅れた村人がいないか確認してください。
私達は魔族軍を食い止めます!」
「僕も魔族軍を食い止めるのを手伝います!
いくらドーイさん達が強くても大変だと思います!」
白羅はグループメンバーである竹中達に相談もせず1人で勝手に決めたが、竹中達はそんな白羅に呆れつつ覚悟を決めた。
「...わかりました。危険だと判断したら撤退する事...いいですね?」
「「「「「はい!」」」」」
「では、行きます!」
勇者達はグループ事に別れて生き残りの探索や救助を始め、白羅達のグループは『生き抜いた者』のメンバーと魔族軍を食い止めるため、村の奥の方に進むのだった。
ドーイ達は進んで行く途中で目につく魔物を一瞬で倒しながら奥へ進んで行く。
今まで見せ事のない強さに白羅達は、改めて『生き抜いた者』のメンバーの強さを確認した。
奥に進むにつれて魔物の数もどんどん増えていき倒すのもだるくなってきた頃、奥の方から戦闘音が聞こえてきた。
急いで駆けつけると一人の老翁が剣を片手に戦っていた。
「援軍でございますか...
私の魔力もそろそろ切れそうなので助かります」
「SSランク冒険者パーティー『生き抜いた者』と勇者様達です。
私達は先行して来たので軍が来るまでは時間がかかるでしょう。
貴方も避難をお願いします」
「ありがとのぉ。
それと、少し前に少年と少女が奥の方に行ってしまった。
実力的には大丈夫だと思うが心配だから、その子達の安否の確認を頼む」
「!?...わかりました」
老翁は村人達が避難しているという場所に向かって行った事を確認した後、白羅が慌てながら老翁の見た少年と少女の安否を心配し出したので、ドーイは落ち着いた表情で白羅に言った。
「多分私達の師匠なので大丈夫です」
老翁の言っていた少年と少女がドーイ達の師匠かも知れないという言葉に白羅達は驚くが、ドーイは戦場なので警戒するようにと言った。
「では、私達は周りに何匹か魔物がいるので倒しま......危ない!」
「ううぉ!? 今の攻撃を防ぐか!」
「...っ」
ドーイは勇者達を風魔法で自分の背後に吹き飛ばすと剣を構えて、突然現れた何者かの攻撃を防いだ。
「今回の騒動は貴方が原因ですね」
「そうだぜ。人族を滅ぼすために来たんだぜぇ!
お前達は俺の魔物達じゃ倒せなそうだし、俺が潰しに来たんだ」
「...お、おい魔族!
少年と少女をどうした?」
「は? 少年と少女なんて見てねぇぞ?
とりあえず、お前ら殺すわ」
青白い体の男の魔族の言葉に疑問を抱いた白羅は、老翁の言っていた少年少女について聞くが、知らないと言われた。
ドーイはその言葉に、師匠は気配を消して魔物を討伐していると思い、目の前の魔族に意識を集中した。
「勇者様は離れていて下さい」
「僕も戦えま...」
「駄目です!
相手の実力を把握出来ない時点で戦闘に参加は許しません!
あの魔族は私達よりも実力が上です...」
「それじゃあ行くぜぇ!」
白羅に下がれと指示をした後、『生き抜いた者』と魔族の戦闘が始まるのだった...
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どうも!こんにちは
お気に入り数が4400越えました!
ありがとうございます!
誤字や脱字、文章壊滅が多い作品ですが
これからもよろしくお願いします。
ナギアを待っている人には
本当に申し訳ありませんm(_ _)m
やっと...もう少しで出せそうです。
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