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第4章
勇者達の修行(後半)
しおりを挟む「よっしゃ!パラパラ漫画みたいな事が出来るようになったぞ!」
「ふふふ、私なんて棒人間にダンスさせる事が出来るようになったわ」
「アニメ映像を再現したかったが、難しすぎる...」
勇者達が訓練を始めて4日が経過した。
最初の方に行っていた水晶を使った魔力操作の修行は、ある程度全員が出来るようになり、勇者達は《魔力操作》のスキルを手に入れる事ができた。
魔力操作を取得した事により、魔力の無駄使いや魔法の威力上昇などの効果があり、勇者達は更に強化された。
そして、魔力操作の訓練の合間に行っていた剣術の指導は、ドーイ達を相手に何度も打ち合いを行ったことで、最適な行動や剣の振り方や状況に応じた立ち回りなどを覚えていった。
勇者達は着々と力をつけていくのだった。
「今日は防衛などの訓練を行います。
自衛手段は人それぞれの能力を上手く応用することで、色んな守り方が出来るでしょう。
例えば、私は風魔法と光魔法、剣術が得意です。
なので、この様に相手の魔法を防ぐことも出来ます」
ドーイは目で仲間に合図すると、『生き抜いた者』の1人が火魔法で作った大きな火球をドーイに向けて放った。
ドーイは風魔法を体に纏い剣を構えると、タイミングよく剣で切り払い火球を四散させた。
「それでは、私たちは勇者様達に魔法を沢山放つので防いでください。
最初は威力のない魔法を放つので安心してください。
それでは、始めますね」
『生き抜いた者』のメンバーは、ドーイの合図で一斉に勇者達目掛けて下級魔法を沢山放つのだった。
竹中 side
ドーイさん達の修行内容が段々過激になっていくのを感じながら、俺達は必死に魔法で飛んで来る魔法を防いだ。
俺の魔法は元々防衛系なので、この訓練はとても楽だろうと思っていたが、そんな事はなかった...
ドーイさんは防衛が得意な人をちゃんと覚えているのか、俺含めた防衛用の魔法を持っている人に普通より10倍くらい強い魔法を放ってきた。
何故10倍くらいと分かるかというと、他の人に放たれている魔法より10倍大きいからだ。
「待って!無理無理無理!!!」
「いつ終わるんだよ...」
「私の不死身の盾が!?」
竹中は[守護の壁]を生成し、一息つきながら周りのクラスメイトを見るとひどい状況だった。
攻撃特化の奴らは、飛んでくる魔法に対して自分の魔法を放ち相殺していたが、数の多さに押され逃げ回り始める人もいた。
高速で移動する者や瞬間移動が出来る者、時間を止められる者は必死に逃げ回っていたが、移動先を予測され被弾していた。
「ドーイさん達の魔力量ってどんだけあるんだよ...」
竹中は自分のチームメンバーがどうなっているのか気になり探すと凄いことになっていた。
白羅はいつからそんな動きが出来るようになったのか不思議なくらいの身のこなしで、飛んでくる魔法をひたすら斬っており、月坂も時々避けながら白羅と同じように短剣を両手に魔法を捌いていた。
双葉の方に目をやると剣に属性を付与させて飛んでくる魔法を淡々と斬り、魔法の効果が切れると避けながら詠唱を唱えて剣に属性を付与していた。
巻日野は土壁を生成した後、持続魔法で強度を保ちながら耐えており、たまに他の人の作った壁に持続魔法を使って協力しているようだった。
竹中は自分のチームメンバーがそれぞれの得意な魔法を使って耐えている事に凄いと思いながら、ドーイさんの攻撃が止むまで耐えるのだった。
「お疲れ様でした。今日は軽くやりましたが、次はもっと強くやっていきましょうか。
勇者様達も慣れてきたようですしね」
3時間のドーイさん達の攻撃を耐え、疲れから地面に寝っ転がっている俺達にドーイさんはおかしな事を言い出した。
「(あれで、軽くなのかよ!?)」
しばらく雑談しながら、休憩していると訓練場の外から誰かが急いで走ってくる音が聞こえてきた。
「勇者殿!!!大変でございます!」
べべレイフ兵士長が必死の血相でこちらに走ってきた事に緊急事態でもあったのかと思い、俺達は疲れた体を無理やり起こし兵士長に顔を向けた。
「何か問題でもありましたか?」
「はい!魔族の軍がこの国に向かって進行しているとの情報がありました!
王の命令により勇者殿らに出陣の連絡を伝えに来ました!」
魔族が攻めてきているとの報告に『生き抜いた者』の人達は一瞬信じられないような表情をしていたが、すぐに真面目な表情に戻った。
「兵士長さん、私達も勇者様達に同行する事は出来ますか?」
「もちろん大丈夫です。SSランクのパーティーが来て下さるなら心強いです」
「ということで、勇者様達に私達も同行させて頂きます。
危なくなったら無理をせず引いてください。
命があれば出来ることも沢山ありますが、命を落とせば全て無になります。
いいですね?必ず生きて帰りますよ」
俺達は、いきなり魔族と戦闘すると聞いたことで呆然としてしまったが、ドーイさんの声がいつも以上に真剣な事から戦う覚悟を決めるのだった...
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どうも!こんにちは
今日書く内容が全く決まらなくて、3回ぐらい内容を書き直してました...
修行は中途半端に終わってしまいましたが、
次回は魔族さんです。
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