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第4章
商人の護衛
しおりを挟む「竹中君、これから何処行く?」
「ギルドの依頼で護衛とかを受けて、そこを行き先にしようと考えてるんだが、それでも良いか?」
「まぁ決めてないもんね...行こうか」
「おう!」
他のクラスメイトと別れた竹中と双葉の2人は、折角の異世界なので修行がてら観光でもしようと考えていた。
ナギアに頼んで強くなるのが一番の近道ではあるが、竹中達は正直まだ覚悟が決まらなかったのでいつか受けてみようと考えていた。
ナータリャクラ国の冒険者ギルドに着き早速依頼表を見ていると、デアトリーナ国へ行く商人の護衛依頼が会ったので2人は受けることにした。
「護衛依頼ですね。では明日の朝に出発されるので、今日のうちに食料等の準備をしておいて下さい。
明日の朝9時に東門前に集まるそうです」
「わかりました。
ありがとうございます」
依頼を受けることを受付嬢に受理してもらい、その日は竹中と双葉は簡単な討伐依頼を受けて1日を過ごすのだった。
「お疲れー」
「お疲れ様~」
依頼を終えた2人は泊まる宿屋を探し始めた。
ある程度街中を覚えていた事もあり、宿屋をすぐに見つけた。
「いらっしゃいませー!
部屋は二人部屋一つですか?」
「「......」」
暫し沈黙...
店員の言葉に2人は気がついた。
そう、"一部屋"なのだ。
「...どうする?」
「どうって、別に私は同じ部屋くらいならまだ大丈夫だよ」
「...二人部屋一つでお願いします」
「まいどあり~!」
元気の良い店員に部屋の場所を教えてもらい、2人は教えられた部屋に入るとベッドは大きいのが一つしか置かれていなかった。
「「...え?」」
「部屋間違えたかな?」
「間違えてはないけど半分ずつ使えば大丈夫よ...」
「大丈夫なの?」
「竹中君は酷いことしないでしょ?」
「あぁ、大丈夫だ!」
「私は疲れたからご飯食べに行こ?」
「お、おう!」
2人はその後、宿屋の夕食を食べ、ベッドを半分ずつ使い眠りについた。
竹中は謎の期待と緊張のせいか、なかなか寝付けずにいたが、双葉はグッスリとずくに眠り始めた。
双葉が寝てしまったことを何時間か経過して気づいた竹中は、安堵と謎の残念感を抱えながら眠りについたのだった。
次の日の朝、ナータリャクラ国の門前に2台馬車が停まっており、商人が荷物の最終確認をしていた。
「おはようございます」
「...おはようござ...います」
「あっ、依頼を受けて下さった勇者様ですね!
冒険者ギルドの方から事情を聞いたので、もし分からないことがありましたら聞いてください」
「「あ、ありがとうございます」」
落ち着いた雰囲気のある紫髪の若いお兄さんが優しく竹中と双葉に接してきた。
あまりの丁寧な対応に2人は驚いてしまった。
「先に自己紹介をさせて頂きます。
私の名前はウィラルと申します。よろしくお願い致します」
ウィラルの自己紹介に続き他の商人2名も自己紹介を始め、最後に竹中と双葉も自己紹介をした。
「仕事内容は護衛です。魔物など現れたら対処をお願いします。
夜の護衛の方ですが、それ用の魔道具があるので寝てもらっても構いません。
食事の方はこちらにある程度あるので、非常時以外は安心してください。
...質問はありますか?」
「「大丈夫です」」
「わかりました。では、行きましょう」
竹中と双葉は先頭を走るウィラルの馬車に乗り込む事になった。2人は少し揺れる馬車の中で周りを警戒していた。
そんな、2人に気づいたウィラルは少し笑いながら、「そんなに警戒しなくても大丈夫ですよ」と言った。
「年下である自分が言うのもアレですが、ウィラルさんって商人にしては若いですね」
竹中はウィラルさんの常に落ち着いている雰囲気が気になり、強いのか聞きたくなった。しかし、いきなり「強いですか?」と聞くと戦闘狂と思われそうなので、他の気になったことを聞いた。
「そうですね、良く言われます。
暇ですし、少し昔話でも聞いてください。
私には姉がおります。姉は好きな人が冒険者の道に行ったので、自分も付いていくと冒険者の道を行ったんですよ。
そんな姉を見て自分も好きな事をやりたいと思い、前から気になっていた商人になろうと決めたんです。
友達にも力を貸してもらい、この歳で商業ギルドの試験にも受かることが出来たんですよ」
2人はウィラルの話を聞いて「よく親に反対されなかったな」とか思いながら話を聞いた。
それから3人はデアトリーナ国までの長い道のり中、様々な会話を楽しみながら進んでいくのだった。
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どうも!こんにちは
さぁ、気づきましたか?
それとも思い出しましたか?
気づいてほしいという気持ちが出てしまったのか、いらないような会話を追加してしまいましたね(^^;
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