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第4章
宰相の計画
しおりを挟むナギア side
「んー、こんなんでいいかな?」
「...ねぇ、勇者たちのレベルにあってなくない?
最初の攻撃とか全く気付かなかったよ?」
「あのメンバーの中には予想や対策など考える佐倉さん、みんなの士気上げることのできる白羅君、ムードメーカー役も出来る月坂さん、峰内さんと一梨さんの二人も状況の変化にすぐに対応できる人達だから何だかんだでバランスの良いパーティーなんだよ。
だから、ダンジョンを乗り越えていくれると思う!」
「うーん、なんか根拠がない気がするけど...
ナギア君がそこまで強く言うのなら大丈夫だね?」
ナギアは白羅達の状況を常に把握するための影を生成した後、リルリアと外に出た。
「さてと、あの人の状況を確認しに行くか...」
「わたしも行くよ」
「あの場所って結構守りが固いから、何かあったらすぐに逃げるね?」
「わかった」
ナギアとリルリアは滅失の大陸から消えるのだった。
宰相 side
「くくく、肉体レベルが180を超えたか...その次の段階に移行しろ」
「かしこまりました。」
ナータリャクラ国の地下深くの研究施設で私は着々と研究を進め、研究段階の後半に取り掛かり始めていた。
「妥協は許されん。全力を持って...」
「ねぇ、宰相さんは何をしようとしてるの?」
「!?...き、貴様は!」
突然、背後から子供の声が聞こえてきたことに驚き振り返ると、黒髪黒目の少年と薄桃色の髪の少女が立っていた。
「勇者達にかけられていた効果を消しといたから、変なことをしない方がいいよ?」
「ふん、餓鬼の分際で邪魔をしてくるか...ナギア・ハールトークだな...」
まさか召喚時に付けていた効果に気が付くとは...
しかし、効果は複数存在する。この餓鬼がいくら化け物以上の存在であろうとも、本当の目的である効果には気付かないだろう。
「リア」
「駄目みたい...魔道具か結界に阻まれてわからない」
「!?」
まさか、この薄桃色の髪の餓鬼は私の心を読もうとしたのか!?
幸いなことに、この研究施設には防音や透視防止、魔法等の使用不可の結界を発動してる部屋だ。
だが、この餓鬼達は魔法で転移してきた...本当に化け物は何者なんだ?
「ナギア・ハールトーク...それだけを言いに来たのかね?
城への侵入行為は重罪だ。今すぐ投降するなら死刑にはしないでやる」
「勇者達を使って世界征服しようとする人が何を言ってるの?
甘い考えだけど、世界征服を諦めてくれないかな~とね。
その様子だと難しいですね。
この部屋でやってることもある程度分かったし、来て損はなかったかな?」
「何を言っているか分からないが、貴様らの罪は重いぞ!
お前たち!この重罪人を捕まえろ!」
私の部下が数人二人を捕まえにかかるが、二人は一瞬で消えた。
「逃げたか...ナギア・ハールトークが直接来るという事は、こちらの研究の詳細までは知られていないようだな。
一回見ただけではこの研究の詳細を知ることはできない。
...そろそろ頃合いか」
私は研究室を出て王の部屋に向かった。
「王!大変です!
冒険者 ナギア・ハールトークが城に攻めてきたのです!」
「な、なんだと?
それは本当なのか!?」
「はい!
現在、私の部下が交戦中でございます!
王は避難して下さい!こちらです」
「わ、わかった」
王を連れて私の地下に案内した。
「城の地下にこんな場所があったのか?」
「いざという時に備えて用意していたのです。さぁ、こちらです!」
地下の研究施設を通り抜け、更に奥に進み王を個室に案内していく。
「さぁ、ここです!
こちらにいてください!」
「わかった」
王は私の言う通りに用意した部屋に入ってもらった。
私は本当馬鹿な王を案内している間、笑いをこらえるのが必死だったが耐えきれなくなった。
「...ふふふ、くははははは!!!
最後まで哀れな王ですね。何の疑いもなくここまで来てくれるとは...」
「どういうことだ!?」
「こういうことです。さようなら」
瞬間、王の下に魔法陣が展開され、王の体は灰となった。
「おい、いるか?」
「っは!」
「王の灰を回収し次第、民どもにこう伝えろ。
『王が殺された。王を殺したのは冒険者 ナギア・ハールトークとリルリア・アルファティス』とな」
私は研究していた物の完成を部下に急ぐよう指示をした後、王の死後の計画を進めるため自室に戻るのだった。
======================
どうも!こんにちは
すみません...
ぜんぜん話が思いつかなかったので
王様には灰になってもらいました。
すでに4章の話が長くなってしまってるので
書きたい内容に突っ走って展開したいと思います。
(無駄に長くなってしまってすみません)
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