死んだのに異世界に転生しました!

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第4章

パーティーへ招待

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「ほぉ、ここがナギア君とリルリアちゃんが住んでいる場所なのか...なんとも大きく高そうな家に住んでいるのじゃな」

「はい、村長。これらほとんどの建物はナギア君がゼロから作り上げた物ばかりなんですよ~」

「ほっ!?...それは本当なのか!
小さい頃の二人が頼もしく成長したもんじゃ...
そういえば、まだ聞いてなかったが、此処はどこなのじゃ?
周りを見ても人が住んでいるように思えないし...」

「滅失の大陸ですよ。村長」

「...!?ここがあの場所なのか!?」

「村長、諦めようぜ。ナギアの強さは知ってるだろ?
そこから考えて、一緒に何年も修行をしていたリルリアの実力も相当なものだと推測できるぞ」

「そんなことない、私はまだまだだよ。ハークル君」

「リルリアちゃん?
さっきから森のあちこちから高い魔力が消えていくのを感じるんだけど...リルリアちゃんが何かしてるよね?」

「魔物だろう...修行積んだ俺達でも測りきれない魔力量の魔物だからSS以上...」

「ここまで静かに魔力を放出できることに驚きを隠せません...」

「ルルアちゃんとマイル君もそこまで強くなってるならSSSランク冒険者も遠くないね。
ウィラル君もこういうのが分かるなら、危険をすぐに察知できるね!

人がいっぱいいるからか、魔物達が反応してこっち向かってきたから対処してるんだ。
皆に魔物の姿すら見せないようにするから安心してね。

じゃあ、皆のいる場所に案内するから付いて来て下さい」

リルリアは村の人達や幼馴染との会話をしながら、勇者達が食事などを準備しているであろう広い食堂に移動した。

「あっ、リルリアさん!
後ろの方たちは村の人達ですね!」

「うん、今度はギルマス達を連れてくるから、皆を守ってあげてね。
魔物達には警告しといたから襲ってくることはないと思うけど、念の為ね」

「分かりました。
スクリード村の皆さん、席の方へ案内いたしますのでこちらへどうぞ」

白羅はスクリード村の人達の案内を始め、リルリアは転移でギルマス達を呼びに行くのだった。







「...という事で、時を止めても良いですか?」

『わざわざ許可をとらなくても、神ではないナギア君は自由の身ですから大丈夫ですよ。
ですが、事前に教えて頂けるのは助かりますね』

ナギア本体は現在、メシルフィアネの仕事場の空間に来ており、大規模な魔法を使う許可を貰いに来ていた。
普通なら人の身で神の領域に侵入することなど出来ないので、許可をとらなくても良いのだが、ナギアの行動にメシルフィアネは助かっていた。
突然自分の管理する世界の時が止まれば緊急事態と考えてもおかしくないからだ...

「メシルフィアネ様もパーティーに参加して頂けないでしょうか?
僕としては、メシルフィアネ様にはお世話になったいるので、パーティーを楽しんでもらいたいのです」

『お誘いは嬉しいのですが、時が止まっても仕事がまだ沢山あるので行けません。
また、何か料理などを持ってきて頂けるだけで私は嬉しいので大丈夫ですよ』

「どんな仕事が残っているのですか?」

『【エスポワ】に存在する生物の管理、世界のシステムの強化、封印されているものの封印強化、他神からの防衛強化、他の異世界の状況把握などですかね。
これらを怠ってしまえば、取り返しのつかないことが起こりかねませんから』

「なるほど...私の影が代わりにやります」

『さすがに、これらの仕事を覚えるのは大変ですよ?』

「今まで見てきたのである程度把握しています。
細かい注意点などを教えていただければ、すぐにでも取り掛かりましょう」

『...少しだけ私の目の前でやって見せて欲しい。そしたら考えよう』

「ありがとうございます。では、さっそく始めます。

...エスポワに存在する生物を把握。これを種族ごとにまとめてデータベースみたいにして...終了。
世界のシステムの解析...バックアップからバックアップをリビルド...不具合となりそうな場所を修正するパッチ作成...完了。
封印されている場所の把握、封印術と結界などの修復...解けぬように術式追加。
...エスポワを保護する結界を展開し...」

『もういいですよ!
ナギア君に任せても大丈夫という事が十分伝わりました!』

「え?...まだ終わってませんよ?」

『大丈夫です...見ていると自分の効率の悪さを凄く実感してしまうの良いです。
パーティーの招待を受けさせてもらいます』

「ありがとうございます!
あっ、最後にこれだけやらせて下さい...他の異世界の状況把握出来る魔道具を作成...出来た」

『あの、ナギア君?
この魔道具は何かな?中に入っている情報量と魔力量が多すぎ分からないのですが?』

「他の異世界の様々な動きを見ることができる魔道具を創ってみました。
大きな動きから小さな事まで記録し、重要そうなものは大きく表示されるので見やすいと思います。
これでメシルフィアネ様も楽が出来たら嬉しいです」

『あ、ありがとうございます。
とても嬉しいのですが、自分の力不足も感じて複雑な気分です...』

「では、行きましょう。
パーティー会場には僕の生まれ育った村の人達もいるので、この魔道具を持っていて下さい。
この魔道具は神様の無意識にはなってしまうようなオーラを隠すことのできるものです」

『カード型の魔道具とは、また不思議なものですね』

「持ちやすい方がいいと思いましてね。
...影からの連絡で他の神様も来てくれるようです。
とても、賑やかになりそうですね!」

『はぁ、何か問題が起こった時は...お願いしますね』

「任せてください!」

ナギアはメシルフィアネを連れて広い食堂に転移するのだった。






「では、待ってますので来て下さいね」

『分かったわ。また後でね』

ナギア本体がメシルフィアネと話している同時刻、ナギアの影の一人は月の神 セレネをパーティーに招待しに行っていた。
セレネは後から向かうとナギアの影に伝えると、影のナギアはその場から消えた。

『ナギア君、本当に恐ろしいくらい強くなったわね。
まさか、地球に存在する空間に干渉できるなんて...』

『ですね...』

『あなたも行くでしょ?』

『わ、私はいい...』

『そんなこと言わないで行くわよ!
なんで私が後から行くと言ったと思っているの!
ナギア君はいつも名前すら知らないあんたに感謝してるんだから、顔出して挨拶くらいしなさい!』

『むぅ...』

『あの子は神と深く関わりを持ってしまっているし、【エスポワ】の神と親しく話しているくらいだから、あなたが神とし関わりを持っても大丈夫よ。
確か上にも報告がいっているくらいの子だから問題ないわ』

『うん...わかった』

『あら?ナギア君ったら、パーティー会場で持っててと言っていた魔道具を私に二つも渡したみたい...ほら、ナギア君はあなたも招待しようとしてたみたいね』

『...そうなんだ』

『照れてるのかしら?...久しぶりに見たわね』

『!?...照れてない』

『はいはい、プンプンしないの。
じゃあ、私達も行きましょう』


2人の神は一瞬で支度を整え、パーティー会場に向かうのだった...





======================
どうも!こんにちは

やっぱり書ききれなかったです!
これを書いたあとに、デアトリーナの冒険者とかギルマス達の事とか「あっこんな奴いたな」と思うような人達を書きたかったのですが、同じような流れの連続で流石に飽きると思い止めました。
(セリフばかりですみません)


明日も一つ一つが長引いてしまえば、
書ききれるか分かりませんね(^^;
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