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第三部
第十六章 女郎花(おみなえし)、露めく 其の一
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「静、いかがした? このところ箸が進まぬではないか。」
蒸し風呂のような文月も半ば、夕餉をとりながら藤が訊いた。
「ああ、いえ。」
穏やかに微笑んでいる静の短い答えの後を、浅茅が勝手に継ぐ。
「こうも蒸しますと、食も細うなりまする。」
ゲンナリした顔をした浅茅は、ふっくらした手で、自分の茶碗におかわりをついだ。
「浅茅、食うておるではないか。」
年嵩の蕗の遠慮のない言葉に、浅茅がにんまりとし、女たちの笑い声が響いた。それは、外の蝉時雨より賑やかしかった。
「盆の精進ですゆえ、ご供養です。」
浅茅はしっかりと手を合わせ、飯碗を手に取ると幸せそうな笑顔で箸を進めた。女たちの笑い顔がまた咲きすさぶ。
「静、そなたが一番働くのじゃ。浅茅に負けぬよう食べよ。ほれ。」
蕗が、豆腐を差し出す。豆腐には、味噌たまりで和えた紫蘇の葉がこんもり盛られ、爽やかな香りを放っていた。
母のように世話を焼いてくれる蕗に、静はえくぼを浮かべた笑顔を返し、おっとりと箸を進めた。
一月ほど前、江と秀忠に大きな諍いがあったのを、大姥局は知っていた。江の泣きはらした目と、ほのかに赤い頬を案じた民部卿からの相談のためである。
そして、そんな秀忠が静になにかをしたのであろうことも、静の様子で大姥局はたやすく思い描けた。
(日が落ちたあと、上様がおいでになるのも稀になったし、私の部屋に入ってこられるのさえ、いくらか減ったゆえのう……。)
老乳母は皺の増えた顔に更に皺を寄せた。
◇◆
しばらくの間、静は夜を迎える度に、秀忠に見られた恥ずかしさと片恋の相手との逢瀬が穢された悲しみにうちひしがれていた。しかしその後、自分の身に潜む女をそら恐ろしく思うようになった。
あの夜以来、片恋の男は、それまでより生々しく静に襲いかかってくる。『そなたはなんと淫らじゃ』。男の声が静をなぶる。
(はしたない。止めるのじゃ)。
身を固くしていても、その思いに反してじっとりと潤み、女を知らせる己の軆に静は消え入りたくなった。
(眠ろう)。そう思って目を閉じるが、まぶたの裏には片恋の男が浮かぶ。
『そなたが欲しい』。
静は汗ばんだ体を起こすと、厠へ立っていった。
◆◇◆
盆が過ぎ、文月も終わりを迎えようとしているのに、今年は野分もなく、城も城下もひたすら暑さのなかに蒸されていた。
あれから一月半、静はほとんど百人一首集を見なかった。ことにこの半月ほどは見ていない。今まで通り、着物に忍ばせてはいるが、開くことはなかったのである。
「静、少し休め。」
大姥局は、難しそうな顔でそう命じる。
「大事ございませぬ、旦那さま。」
(体がくたくたになれば、眠れるはず)。
手拭いで汗をぬぐいながら、パタパタと動き回る静に、大姥局は眉をひそめた。
「旦那さま、静はここのところ、和歌集を開いておりませぬ。」
「さようか。」
女主人の懸念を察し、それとなく静の様子に気を付けていた由良が、静かに報告した。
黙りこむ二人の頭には『忍ぶれど…』の和歌が浮かぶ。
大姥局の決心は固まった。大姥局と由良は顔を見合わせ、ゆっくりと頷く。
半月前の盆の頃、そして五日ほど前、立て続けに見性院のところへ御加減伺いの使いにやったが、静の瞳が目立って元気にはならなかった。
(此度は見性院さまのお力も届かぬか……。忙しい盆の行い事も済んだ。よいころじゃ。)
大姥局は、一人でうんうんとゆっくり頷いていた。
◆◇◆
ほどなく葉月を迎え、夜には虫の声が賑やかに聞こえるようになった。吹く風にも秋の気配が感じられる。しかしその分、昼の蒸し暑さが知らずと体にこたえる頃となっていた。
静は笑顔のまま、自分の身を罰するように今日も働いている。
仲秋になるというのに、じりじりとした日差しも蝉時雨もまだ衰えを知らぬ中、静は洗い張りに精を出していた。
「今しばらくすると勝姫様のお輿入れの反物ができてまいる。その前に、こちらのものは整えておくのじゃ。」
大姥局の号令に、この一月余り、暑さの中で冬物の準備がいつもより早く行われていた。
薄く糊のついた布を長い板に、きれいにピンと張っていく。
「よう乾きそうじゃ。」
静は流れ出る汗が布につかないように、頻繁に手拭いで拭き取っていた。
長い板に布をピチッと下まで張り、首の手拭いを取って立ち上った時、静の視界がグニャリと歪んだ。
(あっ。)と思った静は、しゃがみこむと同時に洗い張りの板をグッと持ち、体を支えた。カタカタッという音に、近くにいた藤が異変を感じる。
「静?いかがした?」
「大事ございませぬ。少し目がもうただけにございます。少し休めば……」
「いや、顔が赤いぞ。熱にあたったのであろう。 小夜!」
小夜が何事かと顔を見せると、しゃがみこんでいる静を見て「あ…」と小さな声を出した。
「そなた、旦那さまのところへ知らせにゆけ。私は静を連れて行くゆえ。」
「は、はい。」
小さな声で返事をすると、小夜はパタパタと走っていった。藤は静の腕を自分の首に回す。
「一人で立てまする。」
「遠慮するな。」
静の小柄な体を支えて、藤はゆっくりと大きな体を起こした。
「まだ、残っております。」
静が盥の中に残っている布を気にして、小さな声を出す。
「あと一枚ではないか。やっておくゆえ、気を揉むな。歩けるか?」
藤は静の体を支えたままそっとさすり、ゆっくりと歩を進めた。
静が藤に支えられ部屋へ戻ると、大姥局と由良の心配そうな顔が並んでいた。
「申し訳ありませぬ。旦那さま。少し休めば大事のうございまする。」
力のない声であったが、それでも静は微笑んでいる。
「今日は休んでおれ。これは命じゃ。よいな。」
大姥局は、眉をひそめてピシリと静に申し渡した。
「…はい…」
「あとは任せておけ。」
藤は神妙な返事をした静の肩をトントンと叩くと、大姥局に礼をして、来た道を戻っていった。
由良が用意した梅干し水を一杯飲み干し、いつも自分が休む宿直部屋に敷かれた床に、静は身を横たえた。
(情けない……)
女である身に苛まされ、眠れず、食べられず、心に溜まる澱をなんとかしたいと思いながらも、結局みなに迷惑をかけてしまった。静の心が申し訳なさでいっぱいになる。
そんな静の心を見透かしたように、由良が静の体をそっと、ゆっくりゆっくりさすり始めた。
「なにも考えず、ゆるりと休むがよい。な。」
静は涙が出そうになりながら由良の手に甘えた。穏やかな波のように優しく繰り返される手の動きが、静を安らかな眠りへと誘っていった。
「眠りましてございます。」
由良が小部屋からそっと出てきて大姥局に報告する。
「旦那さま、潮時かと。」
「そうじゃな。」
由良の言葉に、大姥局は即座に大きく頷いた。
*****
【文月】7月 盆は7月15日 慶長14年7月15日は太陽暦1609年8月14日
【葉月】8月 慶長14年8月1日は太陽暦1609年8月30日
【梅干し水】茶碗に梅干しと水を入れたもの
蒸し風呂のような文月も半ば、夕餉をとりながら藤が訊いた。
「ああ、いえ。」
穏やかに微笑んでいる静の短い答えの後を、浅茅が勝手に継ぐ。
「こうも蒸しますと、食も細うなりまする。」
ゲンナリした顔をした浅茅は、ふっくらした手で、自分の茶碗におかわりをついだ。
「浅茅、食うておるではないか。」
年嵩の蕗の遠慮のない言葉に、浅茅がにんまりとし、女たちの笑い声が響いた。それは、外の蝉時雨より賑やかしかった。
「盆の精進ですゆえ、ご供養です。」
浅茅はしっかりと手を合わせ、飯碗を手に取ると幸せそうな笑顔で箸を進めた。女たちの笑い顔がまた咲きすさぶ。
「静、そなたが一番働くのじゃ。浅茅に負けぬよう食べよ。ほれ。」
蕗が、豆腐を差し出す。豆腐には、味噌たまりで和えた紫蘇の葉がこんもり盛られ、爽やかな香りを放っていた。
母のように世話を焼いてくれる蕗に、静はえくぼを浮かべた笑顔を返し、おっとりと箸を進めた。
一月ほど前、江と秀忠に大きな諍いがあったのを、大姥局は知っていた。江の泣きはらした目と、ほのかに赤い頬を案じた民部卿からの相談のためである。
そして、そんな秀忠が静になにかをしたのであろうことも、静の様子で大姥局はたやすく思い描けた。
(日が落ちたあと、上様がおいでになるのも稀になったし、私の部屋に入ってこられるのさえ、いくらか減ったゆえのう……。)
老乳母は皺の増えた顔に更に皺を寄せた。
◇◆
しばらくの間、静は夜を迎える度に、秀忠に見られた恥ずかしさと片恋の相手との逢瀬が穢された悲しみにうちひしがれていた。しかしその後、自分の身に潜む女をそら恐ろしく思うようになった。
あの夜以来、片恋の男は、それまでより生々しく静に襲いかかってくる。『そなたはなんと淫らじゃ』。男の声が静をなぶる。
(はしたない。止めるのじゃ)。
身を固くしていても、その思いに反してじっとりと潤み、女を知らせる己の軆に静は消え入りたくなった。
(眠ろう)。そう思って目を閉じるが、まぶたの裏には片恋の男が浮かぶ。
『そなたが欲しい』。
静は汗ばんだ体を起こすと、厠へ立っていった。
◆◇◆
盆が過ぎ、文月も終わりを迎えようとしているのに、今年は野分もなく、城も城下もひたすら暑さのなかに蒸されていた。
あれから一月半、静はほとんど百人一首集を見なかった。ことにこの半月ほどは見ていない。今まで通り、着物に忍ばせてはいるが、開くことはなかったのである。
「静、少し休め。」
大姥局は、難しそうな顔でそう命じる。
「大事ございませぬ、旦那さま。」
(体がくたくたになれば、眠れるはず)。
手拭いで汗をぬぐいながら、パタパタと動き回る静に、大姥局は眉をひそめた。
「旦那さま、静はここのところ、和歌集を開いておりませぬ。」
「さようか。」
女主人の懸念を察し、それとなく静の様子に気を付けていた由良が、静かに報告した。
黙りこむ二人の頭には『忍ぶれど…』の和歌が浮かぶ。
大姥局の決心は固まった。大姥局と由良は顔を見合わせ、ゆっくりと頷く。
半月前の盆の頃、そして五日ほど前、立て続けに見性院のところへ御加減伺いの使いにやったが、静の瞳が目立って元気にはならなかった。
(此度は見性院さまのお力も届かぬか……。忙しい盆の行い事も済んだ。よいころじゃ。)
大姥局は、一人でうんうんとゆっくり頷いていた。
◆◇◆
ほどなく葉月を迎え、夜には虫の声が賑やかに聞こえるようになった。吹く風にも秋の気配が感じられる。しかしその分、昼の蒸し暑さが知らずと体にこたえる頃となっていた。
静は笑顔のまま、自分の身を罰するように今日も働いている。
仲秋になるというのに、じりじりとした日差しも蝉時雨もまだ衰えを知らぬ中、静は洗い張りに精を出していた。
「今しばらくすると勝姫様のお輿入れの反物ができてまいる。その前に、こちらのものは整えておくのじゃ。」
大姥局の号令に、この一月余り、暑さの中で冬物の準備がいつもより早く行われていた。
薄く糊のついた布を長い板に、きれいにピンと張っていく。
「よう乾きそうじゃ。」
静は流れ出る汗が布につかないように、頻繁に手拭いで拭き取っていた。
長い板に布をピチッと下まで張り、首の手拭いを取って立ち上った時、静の視界がグニャリと歪んだ。
(あっ。)と思った静は、しゃがみこむと同時に洗い張りの板をグッと持ち、体を支えた。カタカタッという音に、近くにいた藤が異変を感じる。
「静?いかがした?」
「大事ございませぬ。少し目がもうただけにございます。少し休めば……」
「いや、顔が赤いぞ。熱にあたったのであろう。 小夜!」
小夜が何事かと顔を見せると、しゃがみこんでいる静を見て「あ…」と小さな声を出した。
「そなた、旦那さまのところへ知らせにゆけ。私は静を連れて行くゆえ。」
「は、はい。」
小さな声で返事をすると、小夜はパタパタと走っていった。藤は静の腕を自分の首に回す。
「一人で立てまする。」
「遠慮するな。」
静の小柄な体を支えて、藤はゆっくりと大きな体を起こした。
「まだ、残っております。」
静が盥の中に残っている布を気にして、小さな声を出す。
「あと一枚ではないか。やっておくゆえ、気を揉むな。歩けるか?」
藤は静の体を支えたままそっとさすり、ゆっくりと歩を進めた。
静が藤に支えられ部屋へ戻ると、大姥局と由良の心配そうな顔が並んでいた。
「申し訳ありませぬ。旦那さま。少し休めば大事のうございまする。」
力のない声であったが、それでも静は微笑んでいる。
「今日は休んでおれ。これは命じゃ。よいな。」
大姥局は、眉をひそめてピシリと静に申し渡した。
「…はい…」
「あとは任せておけ。」
藤は神妙な返事をした静の肩をトントンと叩くと、大姥局に礼をして、来た道を戻っていった。
由良が用意した梅干し水を一杯飲み干し、いつも自分が休む宿直部屋に敷かれた床に、静は身を横たえた。
(情けない……)
女である身に苛まされ、眠れず、食べられず、心に溜まる澱をなんとかしたいと思いながらも、結局みなに迷惑をかけてしまった。静の心が申し訳なさでいっぱいになる。
そんな静の心を見透かしたように、由良が静の体をそっと、ゆっくりゆっくりさすり始めた。
「なにも考えず、ゆるりと休むがよい。な。」
静は涙が出そうになりながら由良の手に甘えた。穏やかな波のように優しく繰り返される手の動きが、静を安らかな眠りへと誘っていった。
「眠りましてございます。」
由良が小部屋からそっと出てきて大姥局に報告する。
「旦那さま、潮時かと。」
「そうじゃな。」
由良の言葉に、大姥局は即座に大きく頷いた。
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