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第三章 目覚め
第51話 騒ぎの後で
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「疲れたでしょ?今日はもうゆっくりお休み。」
「はい、お言葉に甘えて失礼します。」
そしてイリスは布団を頭までかぶって寝てしまう。
俺はそっとイリスの部屋を後にし、居間にいるであろう家族のところへ向かった。
居間には母、メイ、ヴェルが座っていた。もう夕方だからか、ヴェルはかなり眠そうにしていた。
「母さん、心配かけてごめん。」
「いいのよ。あなたは本当に自慢の息子だわ。」
母はそう言って俺のことを抱きしめてくれるのだが、俺の無くなってしまった左腕を見て、泣いてしまった。メイも同じように泣いてしまったが、ミヤさんがちょうど良いタイミングで夕食を運んできてくれた。
「「「「いただきます。」」」」
俺たちはメイド達と一緒に夕食をとり、俺が寝ていた間にあった出来事を聞いた。
ミヤがいうには、町はかなりの被害を受けたが攻撃されたのが北門周辺の地域であったため、住民のほとんどが冒険者だった。
そのおかげで死傷者は少なかったそうだが、死者は57人、負傷者は俺とイリスを含めて523人出たらしい。
しかもヘルメスの町北部は討伐した大量の魔物の瘴気が漂っているそうで、そこの住民の人は中央区の町が管理している庁舎で一時的に生活しているそうだ。
その瘴気を取り除くための作業が、町の予算が全く足りていないためなかなか進められないそうだ。
しかも、瘴気は人間の健康状態に害を加えるだけでなく新たな魔物を生み出す。今は瘴気の影響を受けない位置で冒険者達がボランティアで監視しているそうだ。
そこで、俺は魔道具を作って町に提供しようかと考えたのだが、今まで気になっていたことを家族とメイド達に聞いてみることにする。
「突然だけど、魔道具ってどれくらい普及してるの?」
「そうですね…。魔道具は上級貴族の家に少し置かれているくらいで、一般家庭にはほとんど出回りません。」
「高いからですか?」
「はい、はるか昔の魔道具は魔力を充填しなければならなかったそうですが、サーシャ・ロゼンタールが周囲から魔力を吸収する機巧を開発したことでより丈夫なものが出来ましたが、なにぶん高度な技術のようで、一つの価格が非常に高いんですよ。」
「サーシャ・ロゼンタール?」
「ご存知ありませんでしたか?」
ミヤさんが丁寧に説明してくれたのだが、懐かしい名前が出てきて少し来るものがあった。しかし、サーシャの姓はロゼンタールではなく、セルメールだったはずだ。
「サーシャ・ロゼンタールは、大賢人アルト・ロゼンタールの唯一の弟子で、旧姓はセルメール。凶星大災害の際に師であるアルト・ロゼンタールに庇われて命を拾い、師の知識と技術を受け継いで世界の復興に貢献した七星の一人です。」
「すいません、七星についても教えてください。」
「かしこまりました。《賢人》サーシャ・ロゼンタール、《聖母》アイラ・ロゼンタール、《勇者》ライム・ロゼンタール、《要塞》ギッツ・ロゼンタール、《天災》メリッカ・ロゼンタール、《番人》リューズ・ロゼンタール、《剣神》オルガ・ロゼンタール。この七人が七星と呼ばれる偉人です。」
驚くべきことに、俺が死んだあと、仲間達はみんな下民の姓であるロゼンタールを名乗ったそうだ。特にライムとサーシャは王族と貴族の姓を捨てるメリットなど無かったはずなのだが、ロゼンタールを名乗ったそうだ。
何だが目頭が熱くなる。俺が死んだ後もみんな世界中の人を助けようと奔走したそうだ。
しかし、七星の中に一人だけ知らない人物がいる。オルガとは誰だろうか?
「オルガ・ロゼンタールとは、《嵐剣》と呼ばれていた刀使いの魔法剣士だった男で、ある日アルト・ロゼンタールの魔法剣を見て一目惚れし、アルトが亡くなったことを知って、その仲間達と共に戦った世界最強の剣士です。」
もしかして、冒険者バザーで俺の魔法剣をめちゃくちゃ褒めてくれたあの人だろうか?それにしても、ただ俺の剣が気に入ったという理由だけで仲間達を助けてくれたとは、本当に頭が上がらない。
「そういえば、《剣神》様と《天災》様はまだご存命、というより不老不死だという噂を聞いたことがあります。眉唾物だとは思いますが、もし本当に生きているのであれば、是非とも一度会ってみたいものです。」
なんと、オルガとメリッカはまだ生きている可能性があるそうだ。あれからもう1500年経っているため可能性は非常に低いだろうが、それでもまた会える可能性があるらしい。
個人的にメリッカが近くにいるととても安心するのでまた会いたい。
「ちなみに、世界各地にサーシャ様が作られた魔法鉄製の碑が立っており、ロゼンタールに連なる人物同士で念話ができるそうです。」
「へぇー。」
さらに、サーシャは俺が思い付かないような魔道具も作ったそうだ。もう彼女にあっても師匠面は出来なさそうだ。…何だが寂しいな。
「それにしても、フェディにも知らないことはあったのね。ずっと書庫にこもってたから何でも知ってると思ってたわ。」
「そうですね、フェルディナント様に何かを教える日が来るとは思っても見ませんでした。」
「母さん、ミヤさん、俺だって知らないことはたくさんありますよ、それこそ本に書いていないことはほとんど何も分からないですし…。」
俺はその後も他愛のない話をして夕食を終えた。皿の片づけをして、自分の部屋に戻り、たった今手に入れた情報をまとめることにする。
曰くこの世界では魔道具は非常な高価なものであり、そうそう出回るものでもなく上級貴族くらいしか持っていない。ドラゴンナイツのみんなは七星と呼ばれており、世界中の人に知られているそうだ。そして前世の俺はこの世界では大賢人と呼ばれているそうだ。
ということなので、なおさら前世がアルト・ロゼンタールであるということがばれないようにしなければならなさそうだ。下手にそんなことを言えば大賢人を騙る犯罪者になりかねない。慎重にいかねば。
そういえば、父は今どうなっているのだろうか?
〝回答します。個体名カルテイラ・ヘルグリーンは率いる大隊と共にヘルハウンド変異種といまだ交戦中。現在死者三名、重傷者二五名、戦闘可能な継承者含めた残りの兵士は322人。一方ヘルハウンド変異種はほとんど万全の状態といっても過言ではないでしょう〟
なんと、《星賢者》さんは正確な数字と共に父の現在の状況を教えてくれた。しかし、どうやって国の反対側に位置している場所の状況を確認したのだろうか?
〝回答します。魔法の神、アスピディスケの視界を一時的に拝借しました。許可は取っていますので心配無用です〟
恐ろしいことに《星賢者》は神の視覚を借りて世界を見回したらしい。それに俺の知らないところで神とコミュニケーションをとっているという事実がこれまた恐ろしい。
しかし、父が生きているという情報を得られたことは素直にうれしい。まだ生きていることが分かれば、あと俺がすることといえば一つだけだろう。
父を助けに行く。俺は前世の記憶を頼りに、今まで作ったどんな魔道具や魔導兵器よりも頼りになる相棒を作り始めたのだった。
「はい、お言葉に甘えて失礼します。」
そしてイリスは布団を頭までかぶって寝てしまう。
俺はそっとイリスの部屋を後にし、居間にいるであろう家族のところへ向かった。
居間には母、メイ、ヴェルが座っていた。もう夕方だからか、ヴェルはかなり眠そうにしていた。
「母さん、心配かけてごめん。」
「いいのよ。あなたは本当に自慢の息子だわ。」
母はそう言って俺のことを抱きしめてくれるのだが、俺の無くなってしまった左腕を見て、泣いてしまった。メイも同じように泣いてしまったが、ミヤさんがちょうど良いタイミングで夕食を運んできてくれた。
「「「「いただきます。」」」」
俺たちはメイド達と一緒に夕食をとり、俺が寝ていた間にあった出来事を聞いた。
ミヤがいうには、町はかなりの被害を受けたが攻撃されたのが北門周辺の地域であったため、住民のほとんどが冒険者だった。
そのおかげで死傷者は少なかったそうだが、死者は57人、負傷者は俺とイリスを含めて523人出たらしい。
しかもヘルメスの町北部は討伐した大量の魔物の瘴気が漂っているそうで、そこの住民の人は中央区の町が管理している庁舎で一時的に生活しているそうだ。
その瘴気を取り除くための作業が、町の予算が全く足りていないためなかなか進められないそうだ。
しかも、瘴気は人間の健康状態に害を加えるだけでなく新たな魔物を生み出す。今は瘴気の影響を受けない位置で冒険者達がボランティアで監視しているそうだ。
そこで、俺は魔道具を作って町に提供しようかと考えたのだが、今まで気になっていたことを家族とメイド達に聞いてみることにする。
「突然だけど、魔道具ってどれくらい普及してるの?」
「そうですね…。魔道具は上級貴族の家に少し置かれているくらいで、一般家庭にはほとんど出回りません。」
「高いからですか?」
「はい、はるか昔の魔道具は魔力を充填しなければならなかったそうですが、サーシャ・ロゼンタールが周囲から魔力を吸収する機巧を開発したことでより丈夫なものが出来ましたが、なにぶん高度な技術のようで、一つの価格が非常に高いんですよ。」
「サーシャ・ロゼンタール?」
「ご存知ありませんでしたか?」
ミヤさんが丁寧に説明してくれたのだが、懐かしい名前が出てきて少し来るものがあった。しかし、サーシャの姓はロゼンタールではなく、セルメールだったはずだ。
「サーシャ・ロゼンタールは、大賢人アルト・ロゼンタールの唯一の弟子で、旧姓はセルメール。凶星大災害の際に師であるアルト・ロゼンタールに庇われて命を拾い、師の知識と技術を受け継いで世界の復興に貢献した七星の一人です。」
「すいません、七星についても教えてください。」
「かしこまりました。《賢人》サーシャ・ロゼンタール、《聖母》アイラ・ロゼンタール、《勇者》ライム・ロゼンタール、《要塞》ギッツ・ロゼンタール、《天災》メリッカ・ロゼンタール、《番人》リューズ・ロゼンタール、《剣神》オルガ・ロゼンタール。この七人が七星と呼ばれる偉人です。」
驚くべきことに、俺が死んだあと、仲間達はみんな下民の姓であるロゼンタールを名乗ったそうだ。特にライムとサーシャは王族と貴族の姓を捨てるメリットなど無かったはずなのだが、ロゼンタールを名乗ったそうだ。
何だが目頭が熱くなる。俺が死んだ後もみんな世界中の人を助けようと奔走したそうだ。
しかし、七星の中に一人だけ知らない人物がいる。オルガとは誰だろうか?
「オルガ・ロゼンタールとは、《嵐剣》と呼ばれていた刀使いの魔法剣士だった男で、ある日アルト・ロゼンタールの魔法剣を見て一目惚れし、アルトが亡くなったことを知って、その仲間達と共に戦った世界最強の剣士です。」
もしかして、冒険者バザーで俺の魔法剣をめちゃくちゃ褒めてくれたあの人だろうか?それにしても、ただ俺の剣が気に入ったという理由だけで仲間達を助けてくれたとは、本当に頭が上がらない。
「そういえば、《剣神》様と《天災》様はまだご存命、というより不老不死だという噂を聞いたことがあります。眉唾物だとは思いますが、もし本当に生きているのであれば、是非とも一度会ってみたいものです。」
なんと、オルガとメリッカはまだ生きている可能性があるそうだ。あれからもう1500年経っているため可能性は非常に低いだろうが、それでもまた会える可能性があるらしい。
個人的にメリッカが近くにいるととても安心するのでまた会いたい。
「ちなみに、世界各地にサーシャ様が作られた魔法鉄製の碑が立っており、ロゼンタールに連なる人物同士で念話ができるそうです。」
「へぇー。」
さらに、サーシャは俺が思い付かないような魔道具も作ったそうだ。もう彼女にあっても師匠面は出来なさそうだ。…何だが寂しいな。
「それにしても、フェディにも知らないことはあったのね。ずっと書庫にこもってたから何でも知ってると思ってたわ。」
「そうですね、フェルディナント様に何かを教える日が来るとは思っても見ませんでした。」
「母さん、ミヤさん、俺だって知らないことはたくさんありますよ、それこそ本に書いていないことはほとんど何も分からないですし…。」
俺はその後も他愛のない話をして夕食を終えた。皿の片づけをして、自分の部屋に戻り、たった今手に入れた情報をまとめることにする。
曰くこの世界では魔道具は非常な高価なものであり、そうそう出回るものでもなく上級貴族くらいしか持っていない。ドラゴンナイツのみんなは七星と呼ばれており、世界中の人に知られているそうだ。そして前世の俺はこの世界では大賢人と呼ばれているそうだ。
ということなので、なおさら前世がアルト・ロゼンタールであるということがばれないようにしなければならなさそうだ。下手にそんなことを言えば大賢人を騙る犯罪者になりかねない。慎重にいかねば。
そういえば、父は今どうなっているのだろうか?
〝回答します。個体名カルテイラ・ヘルグリーンは率いる大隊と共にヘルハウンド変異種といまだ交戦中。現在死者三名、重傷者二五名、戦闘可能な継承者含めた残りの兵士は322人。一方ヘルハウンド変異種はほとんど万全の状態といっても過言ではないでしょう〟
なんと、《星賢者》さんは正確な数字と共に父の現在の状況を教えてくれた。しかし、どうやって国の反対側に位置している場所の状況を確認したのだろうか?
〝回答します。魔法の神、アスピディスケの視界を一時的に拝借しました。許可は取っていますので心配無用です〟
恐ろしいことに《星賢者》は神の視覚を借りて世界を見回したらしい。それに俺の知らないところで神とコミュニケーションをとっているという事実がこれまた恐ろしい。
しかし、父が生きているという情報を得られたことは素直にうれしい。まだ生きていることが分かれば、あと俺がすることといえば一つだけだろう。
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