月夜と星

hitomi

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初デート

wデート

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4人でお出かけするのは初めてじゃないけど、なんか恥ずかしい(*ノωノ)
なんでだろう?
駅前で待ち合わせて、wデートいまどきwデートないんじゃね。
「おはよおまたせ」
「1時間くらいか?」
「そんなに遅れてない!!」
「遅刻は認めるんだな」
「わかったわ ごめん」
「何々喧嘩ぁ~?」
「どうしたの?」
「なんでもない」
「ことりの奴が遅刻してくるから」
先に買ってた缶コーヒーをわたして
「これ俺のおごり あっ、言うの忘れてた。おやつは300円までだよ」
「缶ジュースはおやつにはいるの?」
「残念、これはおやつに入らない」
「なんだぁ~、じゃわたし500円ぐらいかな」
「ほんとに持ってくるとはな」
「はいっ、これは超えた分」
「素直でよろしい!!」
「さぁ、行こう」
電車に乗って、、渋谷についた。
2時間はかかったかな?
映画館に到着してなかにはいろうとしたときに
「あれっ、ことりじゃんひさしぶり~」
「まじうけるんですけど、なんでいんの?」
「映画見に来たんだけど、そっちはどうしたの?」
「まじでそれなひまでいつでも渋谷にいるつーの」
「そ、じゃまたね 映画はじまちゃうから」
「おつ」
中へと進んでいき、席に座るとポップコーンの入ったカップをセットして
映画が始まり、暗闇の中ことりと優紀は手をつないだ。
映画が終わるまでつないだまんま、映画のエンドロール
「終わったな 帰るか」
「終わったね」

映画館を後にいつまでもにぎやかな2人は話に夢中で
2人の前を歩くことりは優紀の手に触れるとにぎりかえしてきて
駅までの道を歩く。
あかねと大地は仲良くいつまでも見た映画の話で盛り上がってる。
2時間かかってたどり着いた地元、春風が吹いてちらほら桜が咲き始め
「うわ、かぜつよい」
「スカートめくれちゃう」
「だいじょうぶ?」
どうにか無事にすんだので、歩き出して
「また行きたいね」
「そうだな」
「ねぇ、映画の内容覚えてる?」
「覚えてるよ。あれだろほら。。。」
「やっぱり何考えてたの?」
「ごめん手をつないで手、あんまり覚えてない」
「そうなんだ。わたしも」
「なんだことりもかよ」
「うん 帰ろう」
2人は帰りの電車のなかで、だまったまんま。
あかねと大地は自転車で帰り、途中の駄菓子屋さんにより
「おやつは300円までだって」
「冗談だよ。これはちゃんと明日返すから、今食べたいのがあるの買っていい」
「なにほしいの? はやくしてね」
「わかったよ これが欲しかったの!!」
「どこでもうってるじゃん」
「ここのがいいのはい」
「ありがとう」
海により一緒に食べながら
「漁に出なきゃいけないから、帰ろ」
手を差し出してあかねがつかむと引っ張り上げて
「さぁ、帰ろ」
「寒いし~」
「そうだね。帰ろう。じゃあ手つないだまんまじゃだめ?」
「いいよ 俺も寒かったし」
上着のポケットにてを突っ込んで
「寝寒くないだろ」
「うん」





































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