月夜と星

hitomi

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恋と勉強

2人の恋

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「おはよ」
いつものあいさつもどこか照れくさい。。。
「どうした?ことりおはよ」
「感傷に浸ってた。きのうが嘘じゃないってこと」
「あ~、俺と付き合うてはなし?」
「うん、嘘じゃないよね。ほっぺたつねてみて」
「こうか」
「痛い、夢じゃないてこと」
「どうした?おかしなやつだな
教室に向かう途中、そんなことを話してばっかりのことりと藤城
朝から騒がしい、カップルの藤井とあかねどこにいてもすぐにわかる。

「言ってやってくれ あいつおかしいんだけど、俺と付き合ってることまだ信じきれないらしい」
「馬鹿じゃん。ことりちゃん何考えてるの?」
「だって信じられないんだもん」
「じゃどうしたら、信じてくれる?」
「あかねちゃん助けて」
「しょうがないな~昨日何があったかは知らないけど怖がらせないで優紀」
「わかったよ」
「藤城ノート見せて」
「いいよけど。。。お前も見るよな」
「うん」
大地にノートを渡し、席につく

「実話昨日から付き合ってるの あかねちゃんにまだゆってなかったね」
びっくりしたあかねがことりに抱き着き
「な~に、優紀と付き合ってるの?おめでとうよかったね。」
「ありがとう」
チャイムが鳴り皆席についた。

昼休みに4人でご飯を食べることに
ことりはまだ慣れないらしくぎこちない
「何?俺なんかした?」
「こら優紀いいかげんにしろ!!もっと優しくしてやれ」
「これでも俺は優しい」
「はいはいわかりました。優紀は優しい」
お弁当を作ってきたことりは藤城に渡すと
「えっ、母ちゃんのもあるんだけど。。。まいっか」
「俺が部活前に食べてやるよ」
「そっかあんがと大地」
「いいのに無理しなくってもゆうの忘れてたから」
「いいよ食べるよ。ことりはきにしないで」
「ありがとう」
今までの恋愛ではこういうことがなかったから張り切っちゃった。
たこさんウインナー、卵焼き。。。おいしくたべてくれらいいんだけど
一口食べて
「おいしいうまいじゃんことり」
「ありがとう」
昼休みもすぎて教室に戻ると今度はノートを見せてもらい問題集との闘い
「この問題が解けないとデートはなしだからな」
「そんなぁ~」
問題集とにらめっこのことり
もうすぐ3年生になるしまだ中3の問題解いてるあたりで草
はぁ~、もっと頭良くなりたい。全国模試のときは徹底的に
教えてもらったからで、自分の勉強ができなくって2位だったなんて
わたしって問題ガールだね。
なんて思いながら問題集のページを開くと
映画のチケットが挟まってた。
「藤城これ。。。」
「あぁだからゆっただろ できなきゃデートはなしだからな権利は大地とあかねのとこ」
「ちょっ、ちょっとまってよう~」
「がんばれ!!」
はぁ~、あれこの問題簡単にとけるなんんでだろ?頭良くなったとか?
マジで簡単なんですけど?
できた問題集の答え合わせしたら、満点とれてデート行けるし
嬉しんだけど
「問題がやさしすぎたのか!!」
「簡単な問題にしたんでしょう」
「そんなことない。。。これて高1の問題第一お前中3の問題集解けなかったくせに」
「なにかしこくなってこと?」
「俺がばかになったのせいか?」
「またそういうこと言う~」
「はいはいお二人さんその映画だけど。。。俺たちも行くのだが。。。」
「一緒にいくってこと?」
チャイムが鳴りせきにつく
「そういうことことりちゃん」
「なんだ。安心した。」























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