月夜と星

hitomi

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卒業とお祝い

受験の終わり

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下駄箱のところでっ大地に会いあいさつした。
「おはよ」
「おっ、おはよことりちゃん」
しばらくして藤城が来て
「おはよ大地」
「そういえば、大地てよんでるよな」
「そうか?気にしてなかった。」
「呼んでるし、俺も優紀てよんでるけど怒らないんだな
まえは藤城てよべって言ってたのに」
「そうだね。優紀ていっても怒らない」
「そうか?」
「そうだよあっ、あかねちゃん優紀がさ」
「どうしたの?優紀てよんでるじゃん」
「えっ、いまそのはなししてたの。この頃藤城て優紀ていっても
おこらない」
「私が言いたいのはことりが呼び捨てにしてること」
「あれ。。。」
「気づいてないのか?致命傷だな」
「ねぇ、大学どうするの?」
「俺は東大、ことりは受かったとこ」
「まだわからないの?」
「もう結果出てるはず」
「うん、受かってた。」
「うんまだ親にはなしてないんだけど」
教室に向かう途中あかねとことりがはなしていた。
大地はというと告白して付き合いだしてプロポーズしたことを話して
「式はいつやるつもり」」
「まだ決めてない、それにお金ないし」
「まっそりやそうだ」
「お前たちはどうするつもり?」
「一緒に住むつもりだけどまだ親に話してないんだ」
「緊張するよ。俺ん時みたいに。俺殴られると思ったもん。」
「そうだよな~じゃ昼休みの時に」
あかねと大地と別れて自分たちのクラスに
「じゃねあかねちゃん」
「うんあとでね」

昼休みになり4人が集まりお昼を食べていると
「そういえば、大地にプロポーズされたんだって」
「うん 優紀はうるさいな」
「えっ、知らなかった。。。うらやましい」
「でしょ!!頑張ったもんね」
「ばかうるさい」
「黙って食べろほら卵焼き」
「うまい さすがあかね」
「そうでしょ ことりちゃんも食べてね」
「うん」
お弁当を食べ終わり、いつものようにあかねの膝枕で寝始めた大地。
藤城はことりに
「受験終わったしどっか行く?」
「映画見たい。今やってるんだよね見たいやつ。」
「そうじゃ次の日曜にでも行く?」
「うん」
デートの約束をしたことり。
「デートいいな 私も行きたい」
「あかねちゃんは毎日魚市場でデートしてるでしょ」
「魚市場以外のとこがいい」
「わかった考えとくよ」
「ありがとう大地」
その光景をだ待ってみている希世。。。
希世は東大に受かっていた。
藤城も同じ大学に行くことになり波乱含みだ。
チャイムが鳴り、教室に戻る。午後の授業ていってもホームルームだけどね。
ほぼ、授業もなくなりホームルームばっかりだけど
「では始めるぞ 今日は謝恩会について意見のあるものは手を挙げて答えること」
誰も答えずにい
「誰もいないのか?今度の木曜日にやっるつもりだ なんかないか?ほら学級委員」
「誰か何か案はないですか?」
「のみものとおかしな 買い出し行ってくれる奴いるか?」
希世が手を挙げて
「藤城くんと行ってきます」
「ちょっ、おい」
「ねっ。いいでしょ」
「じゃ頼んでもいいか 後で取りに来てくれ」
「はい」
勝ち誇ったような希世を見てるとはらがたってきた。
  

職員室の担任のところへいくと
「おっ、きたな東大組」
「え おまえもうけてたの?」
「うん 受かっちゃた」
「これ落とすなよ。」
「はい」
職員室をでると
「駄菓子屋よる?」
「そうだな」
2人は海の近くの駄菓子屋にいき、選んでいると
「そういやあいつ、これ好きだよな 買っていいか?ことりのやつこれ好きなんだよな」
「えっ、そうなんだ」
「大学、東京だろよろしくな」
「あっちでもあえる?」
「まだ決めてないんだけど、ことりも一緒に住むつもり」
「そうなんだね」
「なんだどうした?」
「ううん何でもないこれもいいよね」
「おう」
「あれ~、優紀じゃん」
「おう大地今帰り」
「そうだよ ラムネ飲みたいからよったのほらあかね~」
「なに~、優紀こんなところでないしてるの?」
「謝恩会の駄菓子」
「まじ~おつかれ」
「予算決まってるの?」
「おうきまってるよ」
「そうじゃ、俺たち行くわ」
「おうじゃな そろそろいくか?」
「うん」
駄菓子屋を後にした。
学校に戻り、担任の先生に余った予算を渡すと
「買ってきたか これが予算のあまりか?」
「はい」
 
教室で待っていたことりは
「おかえり~待ってたよかえろ」
「なんだ先に帰ってもよかったのに。。。」
「もう~、なんでよ」
「あたしもいるんだけど邪魔しちゃ悪いから帰るわ」
「希世。。。帰っちゃっただろ あいつも東大でさ」
「えっ、そうなんだ」
いつもと一緒の帰り道
「寒い寒い」
「ほらこうしたら寒くない」
ことりのてをにぎりポケットに
「うん寒くない」
ことりの家まで送り家の前につき
しばらく話して別れ際に
「じゃな」
といい抱き着いてきた藤城
「ば~かなに期待してんの?ゆっくりでいいじゃん いそがなくっても」
「そうだね ゆっくりでいい」
ことりは家に入り1人帰り道。。。
「希世もいっしょかぁ~!!大変だな」
東京暮らしを考えて前途多難なことが起こるであろう毎日を想像して歩いていると
「よう優紀」
「大地配達?」
「配達終りかえるとこ乗ってく?」
大地が自転車後ろを指さして
「おう 乗ってく」
2乗りして家までの道を帰っていく。





































































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