月夜と星

hitomi

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終り

卒業式

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「今日で終わりだね。長いようで短い」
「そうだねいつもより盛ってない」
「わかる~」
「ほんとまじめな優紀があんたのこと好きになるなんてね」
「まじでおかし」
「ほんとだよ。大地のほうこそ付き合うべきだな」
「何?俺の話し」
「いや~、優紀よりも大地のほうがことりのこと好みのタイプじゃないかって話し」
「あ~、あかねと付き合う前にことりちゃんと。。。」
「なによ。いいなさいよ」
「なんでもない。ねっことりちゃん」
「うん。あかねがいるから降られたこと?そのあと優紀にそうだんしてたら
優紀が先に私のこと好きだったて話し」
「そうだぅたね。」
賑やかな廊下を歩く3人あとから
「おはよ大地」
「おはよう」
それぞれのクラスに行くと交配が待ち構えて,
「そうだね大地先輩、第2ボタンください」
「ごめんあげれない」
「なんだなんですか?」
「お前も知ってるだろあかね先輩にあげるから」
「やっぱり付き合ってたんですか?」
「うん。 ごめんね」
「はいわかりましたじゃこれだけでも受け取ってください
クッキー作ったんです。」
「ごめんね。ありがとう。」
「失礼します」
陰で見ていたあかねが
「モテモテだね大地」
「今の見てたかわいい子だったのに断ったんだ」
といい第2ボタンを渡す。
「ありがとう」
「うん」

ことりは藤城とのことで悩んでた。
2人の生活とこれからのことなんでか不安楽しいはずなのに
希世のことを気にしてるのか?
「ねぇ、第2ボタンちょうだい」
「第2ボタンなんでこんなのが欲しいの?」
「優紀どうしたの?」
「こんなもんが欲しいんだってお前にやるよ」
第2ボタンをことりに渡すと希世が怒ってどこかへ行ってしまった。
「なんでおこってんだ。あいつなぁ、ことり」
「当然でしょ!!優紀に振られたんだから。。。目の前で別の子に渡したら」
「それだけ?」
「それだけ?てほかに言うことないの?」
「ない」
「これだから頭のいい奴はほら追いかけて」
希世のところに行って何か話してるみたい
何かもめてるようだ。
「なんでわかってくれないの?」
「じゃ、どうしたらことりと仲良くしてくれないんだ東京でも一緒なんだぞ」
「だったら私の気持ちはどうなるの?」
「それは。。。ごめん付き合うことはできない」
「だったら思い出くらいくれたっていいじゃない」
「悪かった 第2ボタンじゃないけどこれで我慢して」
ボタンをちぎり希世に渡した。
「何よこんなもん。。。」
投げ返してきた。
「なんだよもう~」
見ていたことりは藤城ちかずき
「どうしたの?」
「。。。ほっといてくれ」
「わかった。」
第2ボタンを持っているという優越感に浸っていたことり。
式も終わり帰り支度4人で会うのも最後
「次ぎあうときは、大地とあかねの結婚式だな」
「そうだね」
「子供産んでからだからもっと後だよ」
「楽しみにしとくね」
「うん 」
「ねぇ、まだわからないの?性別」
「まだだよ わかったら、ラインするね」
「うん」
大地と藤城は仲良く海を見ながら
何か話してる。
「じゃあ、希世ちゃん宅の近所に住むんだ」
「そうだな」
「ことりちゃんおこってたでしょ」
「それは。。。」
「おこってないわけないよね」
「あぁ怒ってるよ」
「ほっとくの?このまんま東京?」
「そうだな。このままだと」
「そうなんだ。なんかさみしいなぁ~」
「仕方ないだろ向こうは大学も同じなんだぞ」
「長いものには巻かれてしまうのかぁ~」
「なにどうしたの?男同士の話し?」
「そうだよ」
「ほら、ことりからもいいなよ」
「いろいろかんがえたんだけど。。。近くのマンション借りることにしたの
希世ちゃんの言ってたところとは別だよ。そこなら大学からも近いしおとうさんも
なっとくしてくれた。」
「じゃ俺の言いたいことも納得してくれた。」
「うん。なっとくしたよ」
「よろしくな」
「こちらこそ」

海を離れて家路についた。
家でことりは荷造りしていた続きをはじめた。
優紀は東京で起こることを想像していた。
あかねは生まれてくる子供のことを考えてた。
大地は漁師になって初めての漁に出るので緊張していた。
それぞれの思い夜は更けていった。



































































































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