月夜と星

hitomi

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卒業とお祝い

別れ

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「おはよう昨日お父さんがごめんね」
「いいよ別に気にしてない」
駅に向かう途中藤城とことりが待ち合わせしていた。
「なにかいわれなかった?」
「何も。。。東京で一緒に住むのやめよう」
「なんで?」
「ことりとのこと大事にしたいから」
「。。。うんわかった。」
電車に乗り学校に向かう
学校に行っても卒業式の準備と練習が待っている。
「おはよことりちゃん」
「おはよう大地」
下駄箱であったあかねと大地にあいさつすると
ことりはあかねとひそひそ話し
「あのね、昨日お父さんに優紀があったの。急に一緒には住めないて言われちゃった」
「えっ、怪しいね」
「なんでだろう?」
「これはなんか言われたんじゃない!!」
「やっぱそうだよね」

「大地昨日、ことりの親にあったんだけど。。。大学卒業したら嫁にもらってくれてさ」
「まじ~すごいじゃん あかね~」
「おいやめろって!!まだことりにはなしてないんだ」
「なにどうしたの?」
「じつわさ優紀が大学卒業したら嫁さんにって昨日お父さんに言われたみたい」
「そうなんだことりはお父さんに何か言われたんじゃないかと思ってるよ」
「まじか~、確かに言われたけど2人の関係知ってたみたいで
東京で一緒に住むのやめようて話はしたよ」
「それだわ」
先に教室に向かったことり
あとから3人で歩く教室までの廊下
「そうなんだ。。。」
「まっ、理解できなくってもいいんだけどことりのお父さんに言われたからじゃないってこと」
「ゆっくり始めればいいと思うけど」
「そうだな」
「そうだねでも誤解してるよ。どうするの?」
「それが問題!!」
クラスにつきわかれ廊下を歩く藤城、
「どうしようかな。。。」
希世が
「どうしたの?」
「いやべつに」
教室まで歩く2人
「東京に行ってもあってくれる?」
「友達としてならね」
「ありがとう」
教室につきさきにせきについてることりに
「話しあるからあとで昼休みの時」
「うんわかった」

昼休みいつものように4人で集まり昼ご飯を食べていると
「さっきの話しなんだけど確かに言われた。大学卒業したら
ことりのこと嫁にまらってくれてだからと言って一緒に住むのをあきらめたんじゃないってこと」
「わたしおとうさんにいわれたの。一緒に住むのはダメだって」
「そんな話しをしてたからだよだぅたら大学卒業したらてはなし」
「そうなんだ。話してくれたんだ。」
「反対されてるけどな」
「ふ~ん難しそうね」
「だろ。しばらくはお互いの家を行き来する関係かな」
「そうだね。あかねちゃんとこどうするの?]
意味が分かってでもことりはお父さんに腹が立っていた。
「そうだな~実話できたみたいでちょうど卒業するし」
「何か月なん?」
「まだ3か月」
「お母さんになるの?あかねちゃん」
「そうだよ。だからことりのことが心配なんだよ。」
「そうだよ。ことりちゃん東京に住むのほんとに心配」
「お前たちはもう親みたいなもんだな」
「優紀のほうこそ ことりのこと泣かせたら許さないよ」
昼休みも終わりクラスに戻ると
「ねぇ、大学み近いマンション空きあるんだけど藤城くんも契約しない?
大学からも近いし」
「どうしようかな。。。どんなところ?」
「ほらここ」
ちらっとことりのほうを見て勝ち誇った顔して
「川野さんも見る?」
「わたしはいい」
「そう頑張って探してね。私も苦労したから」
「忠告してくれて、ありがとう」
「ないいやつだろ!!ここいいな~」
なんか部屋借りるとこ見つけたみたいでうきうきしてる藤城
席に着き、ミーティングが始まった。

帰りのホームルームが始まりことりは東京暮らしを始めるために
部屋を借りることを話さないといけない。
バイトしてないし、親に出してもらうから無理は言えないし
よく考えたらおとうさんのいうとおりだった。帰ったら謝ろうと思った。
「帰るぞ」
「うん待って」
「早くしろよ」
せかす藤城に
「わかってるてば」
何とか間に合って廊下を歩く。
「歩くの早い~」
「お前が遅いんだよ」
大地たちのクラスにつき
「大地~帰ろ」
「おうちょっと待って」
「お前の仲間」
「ちょっ、なにいってるの?」
大地とあかね絵が来て
「帰ろ」
「うん あかねちゃんだいじょうぶだった?」
「大丈夫だよ」
大地が心配してあかねの通学かばんを持って
「ほら足元と気を付けて」
手を差し伸べて
「だいじょうぶだっていってるでしょ」
ずっと2人はこんな感じあかねのお祝いに駄菓子屋に行くことに
「久しぶりの海~」
「楽しそうだな」
「うん帰ったらお父さんに謝るつもり」
「そうか」
うみへと続く道、少し坂になっていて
自転車で走ると気持ちいいなんて思いながら歩いていると
駄菓子屋の前につき
「何にする?」
「ラムネと。。。」
ことりが言ったものをカゴに入れてレジに持っていく。
「おばちゃんともお別れだなさみしくなるな」
「そうだね。これおまけしといてやったよ」
「ありがとう」
駄菓子屋から出ると堤防に行き海を眺めながら
「はい、ラムネ」
「乾杯~」
4人で遊ぶのも最後。。。だからたのしくすごしたい。
希世のことあるけど気にせずに遊ぶことにしたこと
「鈍感!!頭いいひとてどんかんなんだね」
「いきなりどうした?」
「何でもない」
「おい、何するんだよ」
いきなり引っ張って大地たちのところへ
「いいからいいから」
「わかった。希世のこと気にしてるんだろ?あれは幼馴染」
「女にはわかるの。希世ちゃんは優紀のことが好きなんだよ」
「意味わからん。なんでそうなるんだよ。」
「わかるの。」
「どうしたの? ことりちゃん」
「何でもない。」
「ほんとにまたけんかしてるの?こんどはなによ」
「希世のことだよ 俺のことが好きみたいなんだとさ」
「それは大変だ。お父さんどうしよう」
「優紀は鈍感だからな~、あかねのときもそうだった」
「まじ~」
「まじだよ付き合いだすのに3か月もかかってやんの」
「ほかに興味のあることがあったんだよ」
「はいはい、この話しはやめにしない?」
「ことりちゃんにはわからないでしょ」
「わかったよ」
4人で遊んだ後家に帰った。
























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