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hitomi

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はじめての事件

ゆきとの出会い

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「おはよクロミ」
「ゆきくんどうしたの?」
「今日はこの後ライブあるけど、その前にクロミに会いに来た。
大丈夫?げんき?何かしてほしことあるか?」
「ううん。別にないよ。」
「そう。じゃはなそう」
「どんな話し」
「そうだな~、ドラッグてどこで手の入れたの?」
「なんでそんなこときくの?」
「興味があるだけ話したくないならいいよ」
「渋谷のクラブだよ。黒人からもらった。」
「それってもう話してるおまわりさんに?」
「うん。病院出たらいかないといけない」
「それて所持してたってこと?」
「そうだよ。どうしてそんなこと聞くの?」
「実はさ、いるんだよ。俺のライブ見に来てるこの中に
。。。ライブハウスじゃないんだったら。。。」
「そうなんだ。でも私はだよ。その子たちがどこでそんなもの。。。手に入れたかなんてわかんないよ。」
「気休めかな?」
「そうなんだ。」
「おはよう真菜夏!!。。。ゆきくんどうしたの?」
「もう帰るところだよ。じゃあな早く元気になれよ」
「うん。またね」
「そうなんだ。残念。お見舞いにプリン買ってきたのに。。。」
「食べよ。」
「うん」

ゆきの言っていたことが本当なのか?
気になっていたクロミ
真菜夏がちょくちょく来ていたので
「もう来なくっていいよ。」
「なんで?」
「もう友達ごっこは終わりだよ。」
「なんでそんなこと言うの。」
「とにかくもう帰って」
「どうして。。。」
「初めからあんたのことなんか嫌いなんだよ。かおもみたくない。
私のこと何にも知らないくせに。。。友達ずらすんな」
「ひどっ」
病室から飛び出してた。
なんで?なにがあったの?クロミ。。。
病室の窓から走り去る真菜夏をみながら
「もうこれでいいんだよね。真菜夏には悪いけど。。。」
そこへ現れたのはゆき
「どうしたの?ないてたよ。あのこ。」
「いいの。もう友達じゃなくなったから」
「そう。」
「どうしたの?まだ何か知りたいの?」
「いや、なんとなく来てみたら、あのこないてたし。。。」
クロミがベッドにもぐりこみ
「お見舞いありがとうでも、もう帰って」
「わかったよ。帰るよ。」
「ごめん」
真菜夏はあれから、家に帰ってバッグを放り投げて
ベッドに倒れこんだ。

ゆきはライブがあったのでステージの上にいた。
ゆきは見つけてしまった。怪しい男の存在を。。。
まさかとは思ったけどステージの上にいたから
動けなかった。
20分間ステージに立っていたがさっきの男を追いかける。
見失いライブハウスに戻ってきた。
「はぁ~後少しだったったのに。。。」
「なにどうしたんだよ。もうすぐチェキ会はじまんぞ」
「わかったよ」
ゆきは推し活してるファンの子たちとチェキをとり
楽屋に戻るとシャワーを浴びて服を着替えるとさっさと帰ってしまった。
帰る途中に病院によってくれてクロミと話しをして
「今日はライブでさ。前みたいに見に来てよ。」
「うん。ゆきくんてやさしんだね。」
「そうか?そんなことないけどな」
「そうだよ。私なんかの見舞い来てるしさ」
「。。。今日見たんだ怪しいやつ。」
「そうなんだ。。。きをつけてね。」
「わかってるよ。じゃ帰るな」
「うん。ありがとう」
廊下で真菜夏はゆきとすれ違い
気づかずに通り過ぎた。
「クロミちゃん起きてたの?」
「さっきまでゆきがきてたから」
「そうなんだ気づかなかった。」
「そう。ほんとさっきだよ。」
「そうなんだ。会いたかったな。」
「そこの花持ってきたくれた。」
「そうなんだ。花瓶に入れてくるね。ほかに用事ある?」
「ううん。いまはない」
状態も落ち着いて、最初は発狂したり暴れたりしてたみたいだけど
薬がだんだん抜けていくと、おとなしくなっていつものクロミちゃんに戻った。
[ほんとごめんね。」
「いいよ。今から家に帰れるんだよね」
「うん。早く帰ろ」
病院出るときに、入院費払って薬もらってクロミの家に初めて行くことに
タクシーでクロミが行き先を言い
「渋谷まで」
「渋谷だったんだ」
「うん。きたないからちょっとまっててね」
「えーっ、一人暮らしでしょ?」
「そうだよ。いつもくたくたでね」
「じゃ手伝うよ」
タクシーが家の前につき、クロミの部屋につき
鍵を開けて中へとはいる
飲みかけのぺットボトルとか読みかけの雑誌とかちらばってて
ベランダ側の窓をあけて空気の入れ替えをしようと真菜夏がカーテンを開けると
干しぱっなしになってる洗濯物をとりいれて
「畳んどくね」
「うん。ありがと」
だいぶ部屋が片付いて、お茶を飲むことに
「休憩しよう」
「そうだね。なんか買いに行く?」
「ゴミ増やしてんじゃね。」
「じゃどうするの?」
「冷蔵庫にこれがあったの忘れてた」
出してきたのは、2リットルのお茶のはいったペットボトル
グラスを出して注ぐとTVをつけてちょうど壮馬のニュースがながれて
気まずいふいんきに。。。
「TV消そうか?」
真菜夏はリモコンに手を出そうとして
「いい。このまんまにしててあいつこんなことしてたんだね。」
「そうだね。知らなかったね。」
「おまわりさんによびだしされてたけどいいの?」
「あ~、それ明日行ってくる」
「はぁ~、やっと半分片付いた。」
「残り半分片付けるぞ」
「よーし、まかせろ」
片づけを進めていくうちにゆきとのチェキが出てきて
「ねぇどうする?ゆきとのチェキ出てきた」
「みないで!!はずかしい」
「でもこの頃ってまだ若いね。」
「そうだよ。まだ18だもの。今は21だからおばさん」
「そんなことないって」
「うるさいまだ17の真菜夏にはわからないよ」
「そんなことないってば」


































































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