スポットライト

hitomi

文字の大きさ
上 下
34 / 36
2人の道

クロミと真菜夏

しおりを挟む
「おはよう。真菜夏」
「おはよう。あ~ちゃん」
「今日ノート見せて勉強できなくってさ」
「いいよ。あ~ちゃん」
カバンから
「何のノート?」
「数学のノート」
「はい。よごさないでね。」
「ありがとう。真菜夏。はいお礼」
いつもの紙パックのジュースをもらった。
「ありがとう。」
席に着きカバンをかける
机にぐったりして倒れていると
「ねぇチケット余ってない?今度の土曜日の?」
「え~まって(スマホを見る真菜夏)あるよ。
QR出すから待って。はい」
「ありがとう。助かる。」
「じゃあね。土曜日。」
「うん。ありがとう。」

休み時間になり
「ノートありがとう。真菜夏」
「うん、よかった。問3の答えわかった?」
「難しかった。真菜夏は間違えてたよ。」
「えー、ほんと直さなきゃ!!どこだけ?」
「こここたえはこうだよ。」
あ~ちゃんのノート見て正しい答えを書き写す真菜夏。
「真菜夏でも間違うんだ。あたまいいのに。。。」
「ほんと単純なミスだった。」
「どうしたの?この前も聞いたけど疲れてない?」
「疲れてるように見える?」
「ビタミンが必要!!はい」
「ありがとう。」
ビタミン剤をもらった。いつもあ~ちゃんは持ち歩いているようで
私にくれた。
「まぁ、飲んでみなよ。効くから」
「はい」
ジュースをもらい、飲んでみると
「どう効いた?」
「すぐにはわからないよ。」
「そうだったね。」

クロミは一人暮らしに戻りいつものように掃除をして
日々を過ごしてるとチャイムが鳴り
「ゆきどうしたの?」
「今日からでしょ?引っ越しそば持ってきたから食べよう。」
「いきなりでびっくりしたんですけど。」
「いいじゃんキッチンどこ?」
ゆきが勝手に入ってきてキッチンに入り料理をしはじめた。
「どういうこと?連絡もなしにいきなり。。。」
「たまたまスケジュール愛他から来たんだけど迷惑?」
「じゃないけど。びっくりするじゃん」
引っ越しそばができて2人で食べて、ゆっくりしていると
「この前の男逮捕されたじゃん。は鴨井もずる式に捕まったらしいよ。
ファンの子も中に混じっててさ。なんかやるきなくしちゃった。」
「そうだったんだ。だからわたしに会いに来たの?」
「そうだよ。そしたらいきなりきれるし。最悪じゃん。」
「ごめんてば、ほんとびっくりして出かけようと思ってたから」
「そうなんだいいの?行かなくて?」
「待ち合わせとかじゃないからいいんだけど、近くを散策しようとおもってただけ」
「なんだ一緒に行く?」
「そうだね。じゃいっしょにいこうか?」
マンション出てすぐにある街路樹、近くにある公園で子供の遊ぶ声、近くのスーパーまでの
道を覚えて歩く。
「もう1人でこれそう?」
「なんかつき合わせて悪いな」
「いいよ。俺も気晴らしになったし」
「ならよかった。」
「じゃいこうか?んっ」
ゆきが手を出してきたので手をつないで家まで買えり近くのコンビニでおやつを買い
tvを見ながらそれを食べてゆっくりしてると雪が仕事の時間が来たらしく玄関まで見送り
クロミはまたtvのつづきをみていた。
ゆきはマンションを出て車に乗り現場まで行った。

土曜日友達と真菜夏はライブハウスにいた。
「日ほんとにありがとう。」
「よかったね。チケット余ってて」
「ほんとそれ」
ライブが始まり、暗転熱気で盛り上がってる。
ライブが終わり次のグループが始まる前に先に勝っておいたドリンクをに飲んで
のどの渇きをいやす。
「よかったね。今回の。」
「そうだね。新曲聞けたし」
「たのし~」
「わたしも」
20分のライブを5組見て終わり
お待ちかねのチェキ会が始まり。
「どうだった。」
「見て仲良し。」
「わたしも」
「じゃ帰ろうか?」
「うん。」
駅までの道を帰りながら
「今日楽しかったねまた行きたいな。」
「そうだね。綺羅くんかっこよかった。」
なんて言いながら帰ってると駅につき改札を抜けてホームに向かう。
「じゃこっちだからまたいきたいね。」
「うん。いってくれたらとっておくよ。」
「ありがとう。じゃあね」
「ばいばい」
ホームで別れて別々に帰る。
真菜夏は1人ホームに立ち電車を待つ。
ホームに電車が入ってきて向かいのホームにいる友達に手を振ると
電車が走りだし空いた席に座る真菜夏。
「はぁ~今日も楽しかった。だれだろう?」
スマホに着信が。。。
「もしもし」
「真菜夏、わたしわたし」
「クロミちゃん、どうしたの?」
「今日ライブだから行くかと思って」
「大当たり。」
「どうだった。」
「綺羅かっこよかったよ。」
「そうよかったね。」
「それだけ?」
「ううん。なんか声聞きたくなって」
「今度会う時間作ろうか?」
「いいよ。そんなことしなくっても。」
「なんでなんで」
「またでんわする。じゃあね。」
「えっ、ちょっきれちゃった。」
スマホをカバンに直して降りる駅まで
寝ていた。
家に帰る帰り道、近くのコンビニで水を買い
歩きながら飲んだ。
家に着くとお母さんが
「真菜夏おかえり~」
「今日のご飯何?」
「オムライスよ。手を洗ってきなさい。」
「はぁ~い」
食卓にはオムライスが置いてあり真菜夏は席に着く。
「いただきま~す。」
「今日遅かったわね。またライブ?」
「そうだよ。」
「あんまり遅くならないでね。お母さん心配だから。お父さんもこの前いってたでしょ?」
「わかってる。きをつける。」
オムライスを食べ終わると食器を流しに持っていく。
「つけておいていいわよ。あとであらうから。」
「はぁ~い」
そのままにして2階の部屋に
バッグを置き、服を着替えて座る。
今日とったチェキをテーブルの上に置きにんまりしている。
着替えた服をしたにおりて洗濯カゴの中へほうりこむ。お風呂に入り
汗を流して新しいパジャマに着替える。
「おかあさんなんかない喉乾いた~」
「冷蔵庫にジュースあるわよ。」
「はぁ~い」
冷蔵庫を開けるとジュースがはいっていてグラスについでまたジュースを冷蔵庫に直す。
「どうしたの?勉強は?」
「今お風呂入ってたの。喉乾いちゃって」
「そうならいいんだけどね。」
「おかあさんのほうこそどうしたの?」
「別に何でもないわよ。早く寝なさい。」
「はぁ~い」
グラスを流しにおくと2階にあがり部屋に入る。









































しおりを挟む

処理中です...