スポットライト

hitomi

文字の大きさ
上 下
14 / 36

真菜夏と綺羅

しおりを挟む
学校の昼休みにスマホが鳴り出るとクロミで
昨夜のことを謝りたいらしい
「昨日はごめんね。先に帰って」
「いいよ。あ~ちゃんの彼氏が駅まで迎えに来てくれたから友達も呼んでくれた。
バイト先で一緒の子なんだけどね。2コしたの」
「そうなんだ。ほんとごめんね。」
「いいよ。気にしなくって今度のライブいけそう?」
「うん。まだわかんないけど行けると思う。」
「チケット取っておいてもいい?もうすぐ動員ポイントたまるから」
「そうなんだ。ポイント貯めるの難しいよね。」
「そうだね。でも今200ポイントだから」
「あと300ポイントか~?頑張らないとだね」
「そうだよ。クリスマスイベント行くでしょ?」
「その前にハロウィンだよ。仮装してくの?」
「もちろん今年はハチの仮装」
「そうなんだ。私も決めないといけない。どうしよう?」
「ドンキにでも行く⁈」
「そうだね。今日バイトは?」
「ないよ。学校終わったら連絡する。」
電話が終わるのをまっていたあ~ちゃんには
「真菜夏、消化に悪いよ。よく噛んで食べな。」
「時間ないし、間に合わないよ。しゃべりすぎた。」
お弁当を急いで食べて何とか間に合った。
お弁箱を片付けてカバンにしまうと教科書とノートとペンケースを机の上に出して
先生が来るのをまっていた。

学校が終わり、クロミに連絡を取る真菜夏。
「もしもし」
「学校終わったの?私も今から出るところ待ち合わせ場所どこにする?
ハチ公前でいい?」
「うん。いまからでるわ」
あ~ちゃんはバイトがあるらしくいけないとらしい。
残念だけど、ハロウィンの支度をクロミとはじめてライブに向けて
準備してることにした。
ハチ公前に先に着いたのはクロミの方、車で送ってもらったらしい
「じゃ、いってくるね。」
「俺はレッスン行ってくるわ」
ゆきは車で走り去る。
少し遅れて真菜夏がやってきた。
学校から澁谷に近くて制服もかわいいので受験した。
受からなかったら家の近所の学校に行くつもりだった。
「おはよう待った。」
「今来たところだよ。ゆきに送ってもらったの。」
「そうなんだ。じゃいこうか?」
「そうだね。なんにしようかな?」
「私がハチだから。。。くまは?」
「グルーミーかぁ~あるかな?着ぐるみ?」
「あるんじゃない!!」
売り場に着くと黒とピンクの着ぐるみが置いてあり
「どっちがかわいいかな?」
「ピンクにしなよ。靴も買って」
「そうだね。ピンクにしよう。靴はどこだろ?」
「クロクスあるといいけど。。。あった。」
「ピンクある?厚底のやつある?
「あるよ。」
「じゃそれにしようかな」
レジに行き着ぐるみと靴をかぅた。
「真菜夏は何も買わなくって良かったの?」
「うん。もう用意してある。」
「そうなんだ。」
渋谷駅に着き改札をはとおり、ホームに
「じゃねこっちだから」
「うん、(@^^)/~~~」

ライブの日クロミはグルーミーの着ぐるみで真菜夏はハチのコスプレ
してたのしんだ。
チェキをとってもらい記念になった。
「楽しかったね。クロミちゃん」
「うん。真菜夏もなかなかだったよ。」
「帰ろうか?」
「うん。またお迎え?」
「過保護なんだよ。ゆきは」
「息詰まるじゃん。そういうときはどうするの?」
「たまにライブ行ったり、息抜きしてるよ。」
「そうなんだね。」
駅までの道をあるいていると
クラクションが鳴りゆきの車が
「真菜夏もおいで~送ってあげる」
車の近くまで行き
「ありがとう。」
「大丈夫だよ。クロミはいつものことだけどまた送ってあげるよ」
「ほんといいのにありがとう。」
「ほんといつでもいいよ。」
「じゃ今度クロミちゃんのいないときにでもお願いします。」
助手席に乗ってるクロミが切れて
「ちょっ、何言ってるの?」
「冗談だろ、ここ右だっけ?」
「はい」
しばらくして家に着き
「ここ家の近くなんでこのへんでいいです。」
ゆきとクロミ2人と別れた真菜夏。
いえに入ろうとすると物陰から
「びっくりした。」
「あ~ちゃんに今日のこと聞いて」
「それでどうしたの?キモイんですけど。。。」
「あの車の男だれ?」
「誰だっていいでしょ。それに彼女いるし助手席に乗ってたの見えなかったの?」
「まいいけど、穂積が帰るときは俺が送る約束だし」
「別に約束してないから。」
「あ~ちゃんにはおれが約束したし、守るて」
「もういいでしょ無事が確認できたんだし」
「いいけど。明日バイトでしょ?」
「そうだけど」
「じゃ帰ります。」
いつも意地悪な暁が今日は優しかった。

バイトにやってきた真菜夏は暁を見つけると
「おはようございます。暁先輩」
「おう、そこのやつどかしとけよ。今日は仕込みの材料来るから」
「はい。先輩」
暁はあきらめたみたいで真菜夏が【先輩】て言っても怒らない。
仕込みの材料積んだ段ボール箱がたくさんあって
レストラン用とパン用と別にしないといけなくっていつも1人でやらされて
いる真菜夏。
レストランのは暁が持って行ってくれるみたいで
パン用のやつを見つけて運ぶ。
「え~とこれどっちだけ?」
箱に書いてあるメモを頼りに
「それはこっちのだからあれ持って行って」
暁の指のさすほうを見て運ぶのがどれか?わかり運ぶと
バイトの時間過ぎてて
「ほらかえるぞ」
「あっかばん」
「ほら。もってきてやった。」
「ありがとう。」
あ~ちゃんもバイトが終わりで駅まで歩く。
最寄り駅に彼が迎えに来ていて
2人はかえっていき残された2人は
「さあ、かえろ」
「今日きつかったでしょ。」
「バイトの時と大違いだね。」
「別に先輩のほうこそかわらないですな。」
「そうかな。暁先輩」
「ほらそういうこと言う。やめてくださいそれ」
「しょうがないじゃん。先にバイト入ってたの暁のほうだし」
「ほらいえついたよ。じゃね」
「わかりましたよ。先輩」
真菜夏は家に入り、暁は原チャリで帰っていった。
「ただいま」
「おかえり~ごはんは?」
「まだだけど。」
「着替えておりてらしゃい」
「はぁ~い」



















































しおりを挟む

処理中です...