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hitomi

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ゆきとクロミ

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「おはよだにゃ」
「ん~、おはよ。なんでうゆきがいんの?」
「合鍵持ってるし、今日ペット飼うて言ってたのにこないから
もう買ってきたよ。」
子猫をみせてゆきは
「かわいいでしょ?ノルウェージャンにしたよ」
「誰が飼うの?」
「俺が飼うの いつでも見においで!!」
「ならいいけど。もう少し寝かせて」
「わかった。じゃ子猫の名前つけて」
「いまねかせてゆったよね。」
子猫をくろみの顔に近ずかせてきて
「名前~」
「わかった。じゃ男の子?女の子?」
「男の子」
「ジャンは?」
「ちゃん考えて!!」
「ソラは」
「ソラにする。」
「もういいでしょ。寝てないの」
ゆきは心配した顔で
「なんで寝てないの?」
「昨日帰りが遅くてお客さんにアフター誘われて付き合ったら朝方まで飲んでた。」
「二日酔いとか平気?ごめんね。もうちょっと頑張るから」
「いいよ。怒ってないから」
「ありがとう。」
ゆきが布団に入ってきて
「一緒に寝ていい?」
「いいよ。べつに。」
一緒の布団で寝た。
「疲れた~。」
「スケジュールいいの?」
「今日はなんもないからいい。」
「そうなんだ」
まだ19歳のゆきには大人に見えてたクロミもまだ20歳
仲良く寝息を立てて寝てしまい1人であそんでるソラ。


今日はゆきの撮影に付き合う日だ。朝から忙しく
機材を運んだりライトのセッテングしたりと忙しい
ソラも大きくなってじゃれてくる。
クロミがゆきに
「クロミあれとって」
ソラが邪魔してくる。
「あれてどれ?。ごめんねソラちょっとどいて~」
意味が分かったのか?そっとその場を離れた。
「これのこと?」
「あとスマホ!!」
「はいはい。これでいい?」
「OK!!じゃ始めるよ。」
撮影が始まりソラを捕まえて邪魔しないようにしてると
ソラが写ってしまい
「ごめんね~。みんな新しい家族が増えました。
ソラていいます。」
何とか無事に撮影は終わりゆきがすねてる
「これもう片付けていいんだよね?」
「いいよ~。それよりもソラみたいにみんなに話したい。」
「それはだめでしょ?」
「なんで~」
「さぁ~なんででしょう?」
「わかんないよ~」
「ゆきはまだ子供だな~」
マネージャーさんが来て
「どうしたの?何の話し?」
「ソラのこと飼い始めたことはなしてて動画でそしたらなんか私のこと話したいていうから」
「それはだめだよ。ゆきはメン地下であいどるなんだから家族は別だけどね。」
「だからゆってるじゃん。クロミは家族だって!!」
「ゆきにはクロミは家族でも正式な家族じゃないじゃん」
「もう~むかつく~」

クロミたちとライブ見に行く約束の日
「21時ぐらい」
「車で迎えに行くから1人でかえちゃだめだよ。」
「わかった。」
スマホを切り
「ゆきてこんな束縛する人だったっけ?」
支度して待ち合わせ場所に
「おはよう真菜夏」
「おはよう」
ライブを見終わり歩いているとゆきが
クラクションを鳴らしてクロミを呼び
「じゃあね。お迎えきたから」
「またね(@^^)/~~~」
と別れて車内では
「ほんとに迎えに来てるし」
「当たり前でしょ。今日俺の部屋に泊まるでしょ?」
「わかった。泊めるけど。。。なんもしないでね。」
「どうしたの?なんか言われた?」
「いわれたよ。まマネージャーさんに。。。」
「気にしないでね。」
「気にするよ。」
「明日早いから、今日は泊って行って」
「わかった」

部屋に着くとソラがお出迎えしてくれて
「ソラ~」
「にゃ~」
と返事してソラを抱きかかえて
「こっちの部屋あいてるからつかって」
「うん。ありがとう。」
「ご飯は食べたの?」
「まだ」
「じゃ作るね。」
「ありがとう。ソラはご飯食べたの?」
「まだだよ。腹ペコちゃん」
「じゃあげていい?ついでにトイレ掃除しとくね。」
キッチンにいるゆきに話しかけて
「いいよ。」
ソラにえさをやり、トイレ掃除をしてグルーミングしてると
ゆきがご飯を作ってくれてそれを一緒に食べた。
「これおいしいね。」
「ありがとう。はじめて作ったんだよ。」
「上手だね。」
「お風呂入るでしょ?わいてるよ。」
「ゆきはいいの?」
「もう先に入ってるから ここに置いとくねバスタオル」
「着替え持ってきてないんだけど。。。」
「前にお泊りセットおいてたじゃん?」
「そうだっけ?」
部屋に行き袋を持ってきて
「開けてごらん。」
「きんちゃく袋を開けるとお泊りセットが入ってた。
「ほんとだ。わすれてた。」
「これでいいね。お風呂行っといで」
「わかった。のぞかないでね。」
「鶴の恩返しか?」
クロミは背中を押されて
「はいはいバスルームはここだからドライヤーはそこアイロンははそこだから」
「わかりました。」
「シャンプーはムラシャンは使わないで俺のだから
こっち使って!!」
渡されたシャンプーとリンスを受け取り
「よく覚えてたね。」
「何忘れてんの?いつもこれでしょ?」
「そうだったね。」
「ちなみにこの前お泊りしてた時に買い置きしてたやつ」
「そうなんだ。お世話になります。」
「こちらこそ」
お風呂につながるドアを閉めて
クロミはお風呂に入り髪を洗い、体を洗い
湯船につかるとどっと疲れが出て
眠くなり早く出ることに
着替えをすますと
「お風呂のお湯流しといたよ。」
「ありがとう。どう気持ちよかった。」
「気持ちよくって眠くなったから早く出てきた。」
「そう。もう寝る?おれは今から編集するけど」
「ごめんね。先に寝ていい?」
「ぜんぜんいいよ。」
ゆきに案内された部屋に行き寝ることに
ゆきは部屋に戻り、明日出す動画の編集をしている。
夜遅くまで編集してるみたいで仮眠したらデザートでも作ろうかとおもいながらねむりについた。
クロミは夜中に目が覚めてんまだ編集がおわらいゆきのために
デザートを作り始めた。
「どうしたの?音がするから来たんだけど寝れなかった?」
「ちがうゆきにデザート作ってたの。うるさかった?」
「そんなことっもないけど何作ってるの?」
「カップケーキ」
電子レンジでできる簡単なやつみたいで
「びっくりした。クロミこんなのできるんだ。」
「こんなのでもよかったらどうぞ」
「ありがとう。じゃあもらうね。」
キッチンの中で食べ始めて
「おいしい~」
「マジ、ありがとう。わたしもたべようと。」
さきにたべおえたゆきが
流しにマグカップを置くとまた部屋に戻って編集を始めた。
クロミは食べ終えたマグカップとスプーンを洗い
ゆきが編集してるのをのぞいてそっとドアを閉めて
ゆきが用意してくれた部屋で寝ることに














































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