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hitomi

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「おはようございます。暁先輩」
「いいていってるのに。。。」
「先輩だから、ダメ?」
「いいよ。。別に。」
挨拶を済ませて店頭のレジ打ちをしてると
あ~ちゃんが来て
「どうしたの?あっもうちょっと待って」
「そうじゃないんだけど。パン買いに来た。」
「どうぞこれにするの?」
「うん。今休憩だから時間ないけどあとで伊織くん」
「あ~了解」
パンを補充しながら真菜夏が
「帰り送る約束してるんだって」
「なりゆきというか!!まっいいじゃんそんなこと」
「ありがとう。帰り道怖いんだけどなんてね。」
「そうなんだ帰り道逆だから。。。しかたない」
「でしょうね。」
「暁~仕込みまだか?」
オーナーが呼ぶので暁は厨房にいってしまった。
パンを買いに来る人が一堕落ついたときに真菜夏は
レストランのほうを見て手が足りてそうだと思い
手伝いするのをやめてパンの補充をしたり
並べなおしたりしていた。
真菜夏の入る夕方はレストランも
パンの売り場も忙しい
夕方の忙しい時間帯が終わり時計を見ると
もうすぐバイトの時間が終わるころふっと厨房をのぞくと
暁がバイトから上がるところで
「どうしたの?穂積さんも上がっていいよ。」
「はいお先に失礼します」
店を出ると暁が待ってて
「あ~ちゃん先輩と帰るんでしょ?」
「そうだけど。どうしたの?」
「1人で帰るの怖いて言ってたから」
「大丈夫だよ。1人で先に駅に行ってるね。」
「ほんとにいいの?遠回りになるらあ~ちゃん先輩と2人になりたいからて」
「いいのに。友達呼んどいたから。」
「はぁ~じゃあ暁くんが送るんじゃないの?な~んだ」
「俺じゃ不満だとでもいいたいいんだな」
「そんなことないけど。。。」
その日は送ってもらい
「家もうすぐそこだからここでいいよ。ありがとう」
「じゃ俺はかえるとするわ」
その日の夜にあ~ちゃんから電話が来て
「どうしたの?」
「実話彼氏できた」
「なにどうしたの急に?」
「今日送ってくれた子とつきあうことになったの」
「実は前から気になった子でね。伊織が友達だって言うから紹介してもらったの。
そっちはどうなの?」
「どうてなんもないよ。ただ送ってもらっただけそれより明日」
「わかってるよ久しぶりのライブだし。」
「用意した?」
「出来てるよ。」
「眠れないどうしよう?」
「あ~ちゃんいい加減にしてよ。私は明日どうするかって聞いてるの?」
「あっ、そうだったね。行くよ。キンブレもって」
「クロミちゃんにも電話しないとごめんね(@^^)/~~~」
「(@^^)/~~~明日ね。」
電話を切り、クロミにかける
「もしもし」
「真菜夏どうしたの?」
「明日のことなんだけど。。。今大丈夫?」
「ん~、大丈夫だよ。今お客さんいないし」
「待ち合わせどうする?」
「いつものとこは?」
「うんじゃ、あ~ちゃんと連れていくね。それとあ~ちゃんに彼氏できた。」
「マジ?じゃあったときにいろいろ聞いちゃお」
「うん、明日(@^^)/~~~」
「(@^^)/~~~」

ライブ当日、待ち合わせ場所にいくと
先に来ていたクロミが待ってた。
「クロミちゃんおはよう」
「おはよう真菜夏、あ~ちゃん」
「今日はよろしく。」
ライブ会場に入る前に番号呼ばれてオールスタンディングなのでチケットを見せて
順番来る間もまちどうしくいつも楽しく待ってる間もドキドキが止まらないワクワクしている。
他の人から見たらどうでも良いことなのかもしれないけど楽しくってしょうがない。
今日は綺羅も同じステージにたつみたいだからよけいに楽しみでワクワクしっぱなしの真菜夏。
ライブが始まり、期待通り楽しめた。ゆきのグループがステージの上に立ちライブを始めた。
大興奮でライブが終わった。
チェキ会がはじまりみんな順番に並んで待つ。
真菜夏は綺羅の列に並ぶ。
あ~ちゃんも並んで順番を待っている。
順番が来てチェキをとるとループしてまた順番に並ぶ。
クロミは真菜夏とあ~ちゃんがチェキをとり終わるのを待っていた。2人が帰ってきて
「さあ、帰ろうか?」
「そうだね。」
「かえろかえろ」
ライブハウスを出て駅までの道を歩いていると
車のクラクションが鳴り
「ごめ~ん、お迎え来たみたいだから帰るね。」
「うん(@^^)/~~~クロミちゃん」
「またね。」
「ほんとごめんね。真菜夏、あ~ちゃんまた今度」
「(@^^)/~~~」
手をふり別れた。ゆきの運転する車でお迎えに来たみたいで
ゆきの車はDON車でカスタムしてるみたいで
タイヤが走るたんびに光る。
いつも思うけどほんとにいいのか?
その車でて思うよ。
とにかく目立つ!!
まぁ他人の趣味だから何とも言えない。
「それにしてもだよね。クロミちゃん画伯とゆきくん」
「そうだね。」
「あの車見た?」
「見たけど。。。」
「すごいよね。DON車だよ。」
「マジかっこいい。」
「だよね~。」
なんて言いながら歩いてると駅に着き
改札を通り、ホームに行くとなぜか暁が立っていて
「どうしたんです。こんなところで会うなんて」
「メン地下のライブに行ってたの」
「メン地下ですか?」
「そうよ。」
「ほらこの前話したじゃん。真菜夏がはまってる。メン地下」
「あ~、言ってましたよね。あれすっか?」
「あれすっ」
真菜夏はそんなことまで話されていたなんて知らなかった。
いつも意地悪な暁、明るい性格のあ~ちゃんは何でも話すみたいだ。
「ちょっ、いい加減にしてよ。あんたなんかよりず~と綺羅くんのほうがいい」
「あ~そうですか」
「ごめんて今日のことばらしたの私なんだよ。帰り遅くなるから迎えに来てて
彼に頼んだの。」
「そっ、それで俺ああんたを家まで送ることになったの。」
「たのんでないし。。。」
「頼まれてね~けど、見てみろよ。あいつら。。。」
2人は楽しそうにしてる。
「ごめん」
「別にいいけど、明日仕込みあるからよろ。」
「はぁ~、それとこれとはちがうわよ。」
電車が入ってきて乗り込むと発車した。
最寄り駅までお互い話もせず他の2人は盛り上がってた。






















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