スポットライト

hitomi

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「おはようございます。店長」
「おはよう。穂積さん今日はこれお願いしてもいい?」
「はい」
バイト先にまだ現われない暁のことが気になり
「店長、今日て暁くん休みですか?」
「あ~、頼むね。今日暁くん休みだから」
「はいわかりました。」
な~んだ今日は休みか~、なんかさみしいてか1人で帰るの怖いし
どうしよう。。。
とにかく今はバイトしなきゃ
「いらしゃいませ~」
レジに入りお客さんの対応におわれた。
夕方は混みやすくレストランのほうも忙しい。
暁がいない分ウエイトレスしなきゃいけないしで
大変!!ほんとになんかあったのかな?
心配になってきた。バイトが終わり
あ~ちゃんのバイト先に行くことにし。
「あ~ちゃん帰ろ。今日暁くんおやすみでさ」
「聞いてないの?すみれちゃんのこと」
「どうしたの?」
「具合悪くなったんだって今たかしも病院だから一緒に行こう」
「うん。いいけど。」
病院まで行くことに、病院につくと病棟を探して
見つかるまで歩くと暁を見つけて
「すみれちゃんのようすどう?」
「今は落ち着いてるけどまたいつ発作起こるかわからないて。。。」
「そうなんだ。今てお見舞いできる?」
「できるよ。」
あ~ちゃんと一緒にすみれちゃんおお見舞いをした。
すみれちゃんはベッドに横になって寝てるようだった。
「薬の副作用かもしれないて先生が」
「どのくらい飲んだの?クロミと同じ薬だったらもうすぐ目を覚ますよ」
「そうだといいけど。。。」
しばらくしてクロミに電話して事情を説明したら
暁に話してくれるって。
「もしも伊織、すみれのことだけど薬どのくらい飲んだの?」
『わかんない」
「私の時は1つだったけど、急にめまいがして倒れてから記憶ないのよ」
「そうなんだ。だれからくすりかったの?」
「そいつもう捕まったから平気だよ」
「ほんとよかった。」
「じゃ真菜夏に私のlineきいて」
「わかった」
スマホを真菜夏に返すと
「クロミ先輩のラインおしえて」
「はい。おくったよ。」
「ありがとう」
病院からの帰り道あ~ちゃんとたかしくんはむずかしそうなはなしをしていて
暁はずーと黙ったまんまで何とかしたいと思った真菜夏は
「店長がいってたよ。レストランのほうウエイターもう1人入れるかもて」
「そうか。1人じゃきついわ」
やっと話した暁、真菜夏はほっとした。

暁は早速lineしてみた。クロミから返事がすぐに来ていろいろ聞いた。
真菜夏のことも聞かれたけど無視してた。
とにかくゆきくんとクロミが知り合ったころには薬が出回ってたこと
壮馬が薬の売人と知り合いだったこと。
クロミはそいつから買った薬が原因で入院したこと薬をどのくらい飲んだのか?
クロミは薬は1錠だけだというが1週間もかかったこと。
後遺症はでなかったこと。
【ありがとうクロミ先輩】
【いいよ。いつでもきいて】
スマホをテーブルに置き一段落したようだ。

クロミの部屋にゆきがきて
「どうしたの?」
「すみれちゃんだっけ?くすりでしょ?」
「そうだけど。どうやってしったの?」
「ファンの子が騒いでてたまたますみれちゃんの子とクロミから聞いてたしそれでおぼえてただけ」
「そう、ならいいけど鍵どうしたの?」
「合鍵つくちゃった。」
「ばかじゃない。わかれたのに」
「いいじゃん。クロミちゃん」
「なんでよ。こまるでしょ?」
「もう~いいじゃん。たまにきてもいい?」
「いいけど、男いたらどうするの?」
「そういうときは、たたかう」
「なにとだよ。」
「いやなんとなく」
「なんとなくかよ」
伊織からのlineで盛り上がりゆきの相手をしなかったから
拗ねてしまう。困った男だ。
「どうしたのごめんてば、すみれのことではなししてたから」
「わかった。一緒に寝ていい」
「いいけど」
ほんと大人の恋愛てわかんないどうしてそうなるの?真菜夏がまだ子供だってこと?
理解不能だ~!!
クロミから後からきて自慢話かと思った。
真菜夏は自宅でその話を聞き暁から
【ごめんな】
【うん、わかってくれればいいの】
lineの返信をしてねむりについた。
翌朝になり、ベッドから起き上がると伸びをして
「ん~よくねた。さっ着替えるか」
制服に着替えて下に降りてゆくと
「お母さんおはよ」
「おはよ真菜夏、ときや」
「お姉ちゃん昨日どうしたの?うるさくて寝れなかったよ」
「ごめん友達とlineしてて」
「早く座りなさい」
食卓に食事を運んでくるお母さん
食パン見飽きてる真菜夏は
「ご飯ないの?バイト先でパン見飽きた」
「なにいってるの?あんたがバイトしてきるところのパンよ。」
「。。。ならいいけど。。。」
おとなしく食パンとベーコンエッグを食べて学校に行く準備をはじめて
お父さんと一緒に駅まで歩く。
「最近どうなんだ。」
「どうて」
「そのメン地下が何とか?」
「大丈夫だよ。(ほんとは大丈夫じゃないけど)平気平気」
「そうか。」
「あ~ちゃん、お父さんごめん友達見つけた」
「おぉ、いってこい」
あ~ちゃんと会い駅から電車に乗って学校に向かう。
「おとうさんいいの?」
「いいのいいの」
「うちなんてお父さんと一緒に歩くとかないから」
「そうなんだ。うちはよく歩くけど腕組んだりとか?」
「うちはないわ~」
「そうなんだ。別に恥ずかしくないよ。」
「楽しそうだね。真菜夏」
「楽しいよ。毎日」
「ほんと明るくなったよね。」
「そう、頑張ったし」
電車が来て向かいのホームにいるお父さんに手を振る真菜夏。
お父さんも手を振りお互い別れを楽しんだ後
「いいよな~真菜夏のお父さん優しそうで私のお父さんなんて。。。」
「そうかな~、怒ったら怖いよ」
「そういういことじゃないてば」
「だったらなによ~」
「朝から騒がしいな」
たかしくんと暁が一緒の電車にのっていた。
「同じ電車になるの珍しいね」
「そうか?よくみるけどな」
「いうなよ。ばれるだろう」
「さてはあ~ちゃんのことみてたの?」
「わるいか」
気もいてか私も同じなんだよね。綺羅くんがいっしょだったら
てか想像したらこわいかも。。。
なんだか私もそんなことしてたのかと思うとみんなしてるよねて思うとほっとした。
たかしくんには悪いけど
「どうした?昨日クロミ先輩にいろいろ聞いてなんかわかった気がする。」
「そうなんだ。」
「うん。すみれのことも分かった気がする。」
なんか近すぎてわかんなかったけどよく見るとイケメンな暁に今更ドキドキしてる真菜夏。
「どうかした?」
「なんだもない」
真っ赤になってゆでだこみたいになっている。
「マジどうしたの?大丈夫!!」
「ちょっ、やめとけて」
「今更俺がイケメンでびっくりしてるとか?」
「そうだよ」
真菜夏がいきなり大きな声出すもんだから恥ずかしいから他人のふりしてるあ~ちゃん
暁の顔見れない真菜夏
びっくりしてるたかしくん
電車が学校のある駅に着き降りると
「びっくりした。どうしたの真菜夏?」
「何でもない。早く行こう」
てあ~ちゃんの腕を引っ張る真菜夏。
「わかったあとでね。たかし~」
「あとでね~」
たかしくんと2人になり
「さっきどうしたの?」
「何でもない。からかったら怒っただけ」
「あんまりよくないよ。後でバイト一緒なんだし誤りなよ。」
「わかったよ。」

真菜夏がスマホを見ると
【さっきはごめん。俺のせいな】
あ~ちゃんがのぞき込んで
「なんかあったの?」
「何でもない。私が悪いの」
【わたしもごめん。いきなりあんなこというからびっくりしちゃった。】
返信してカバンに直した。
「ほんとに何もなかったの?」
「ひつこいな~、ないよ」
「ほんとに~」
スマホでたかしくんにlineしてきたみたいで
「な~んだそういうこと」











































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