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第1話第4節
ありがとう。。。
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しかし、画面が白く光って見えにくい。女子も額に手を翳して眩しそうに目をそばめている。彼女の着座したテーブルの部分だけが夏の強い日差しが当たって輝いている。
歩久は窓際側の八人掛けのテーブルに座っている人達の背後に回り、女子のためにブラインドの一部を下す。女子の前に座った男性高齢者が振り返って彼を仰ぎ見、頷く。
歩久が席に戻ると、女子は両耳からワイヤレス・イヤフォンを外して彼の方を見、礼を言った。
「ありがとう」(つづく)
歩久は窓際側の八人掛けのテーブルに座っている人達の背後に回り、女子のためにブラインドの一部を下す。女子の前に座った男性高齢者が振り返って彼を仰ぎ見、頷く。
歩久が席に戻ると、女子は両耳からワイヤレス・イヤフォンを外して彼の方を見、礼を言った。
「ありがとう」(つづく)
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