私が聖獣様!?

☆n

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イケメンさんに出会いました

「ミュー、ミュッ、ミューミュー。(誰かー、誰かいませんかー?)」

「ミュー、ミュー、ミュー。(誰もいないの?)」

トボトボ歩いてみても、誰にも出会いません...。
ここは森の奥深くなんでしょうか?
全然景色が変わりません...。

私、この森で生きていかなきゃいけないんですか?私にそんな能力ありませんよ...。

「ミュー、ミュー、ミュー。(誰かー、助けてよー。)」

「ミュミュッ、ミュー。(ホントに誰もいないの?」


カサカサカサ...。

ビクッ!何?
隠れた方がいい?

カサカサカサ...。

音が...。近づいてきてる?
とりあえず、隠れよう。
あの木の所から様子を探ろう。

「鳴き声がしたが、気のせいか...。ミューミュー聞こえた気がしたんだがな。」

人が来ました。どうやら私の鳴き声に気がついてくれたみたいですね。

あの人の前に出て行っても大丈夫かな?
この機会を逃したら、もう誰にも会えないよね?

どうする?あの人に助けを求める?
でも、いい人かわからないし...。

「やっぱり気のせいだったか...。」

あっ、あの人が行っちゃう...。
不安だよー、不安だけど...。

(すごく小さな鳴き声で)
「ミュー。」

「んっ?」

「ミューミュー。」

「やっぱりなにかいるか?」

「ミューミュー、ミュー。」

「・・・そこか?ほら、怖くないから出ておいで。」

気づいてくれた!
呼ばれてる...。あの人の前に出て行っても大丈夫かな?
声は優しそうだよね?

「ほら、怖くないぞー。なにもしないから、出てきてくれないか?」

大丈夫だよね?
「ミュー。」
ひと泣きして、あの人の前に一歩踏み出しました。

!!!!!
なぜかあの人がびっくりしています。

えっ?白猫って珍しいの?
そんなに私の白猫の姿、驚くこと?

「ミューミュー。」

まだあの人、固まってるんですが...。

「ミューミューミュー。」

「あっ、その、あの、・・・。」

「ミューミュー(どうしたの?)」

相手が慌ててると、自分は冷静になれるもんですね。あの人が固まってる間、あの人を観察しましたよ。

あの人は背が高くて、イケメンで騎士のような格好をしていました。
私の超ータイプなお方です。

「ミュー(ねぇねぇ)」
「ミュー(おーい)」

「あっ、失礼しました。私は〈ハルバート〉と申します。あなた様をお連れしてもよろしいですか?」


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