2人の幸せとは?今世も双子の姉妹で生まれちゃいました!

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もうすぐ一歳②

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双子は〈ジュリア〉が姉で、〈ソフィア〉が妹。

二人が寝返りができ、ずり這いをし、ハイハイができるようになると、ジュリアがソフィアの尻尾に興味津々で追いかけ回すようになった。

‘獅子族’のソフィアの方が運動神経が良さそうなのだが、双子でもソフィアの方がジュリアより生まれた時から小さく、ソフィアがおとっりしすぎる子だからか、動けるようになってからはいつもジュリアに泣かされる状況だ。

レオナルドとアマンダは‘獅子族’であるソフィアのそんな様子に心配になる気持ちがさらに増す。

実はソフィアは‘獅子族’であることと、‘オッドアイ’であることに加えてもう一つ、周りが過保護にならざるを得ない理由があるのだ。

それはソフィアが《白毛》の‘獅子族’であること。耳と尻尾の毛が《白毛》なのだ。

《白毛》はどの種族(人以外)においても、尊いとされる存在。ただ《白毛》で生まれてくる者は、総じて弱い。

ソフィアが生まれてすぐに産湯から上がった後、《白毛》だとわかった時は大変だった。元気そうに生まれたものの、双子の姉であるジュリアよりひと回り小さかったからだ。周りの者は、この子は長く生きられるのか?と思ったものだった。

だから、王族であるレオナルドの父や兄姉は、《白毛》の子が生まれたと聞いてすぐにソフィアの守護者として名乗りをあげたほどだ。

周りの心配をよそにソフィアはすくすくとジュリアと同じように育っているのだが、周りの心配は尽きない。

今のところ、ソフィアに体の異常もなく至って健康体なのだが、一日一回、ソフィアの一日の様子が城に報告されている状況だ。

ソフィアは《愛し子》である上に《‘獅子族’の宝》なのだから仕方ないのかもしれない。




今も芝生の庭でハイハイしている双子は、ジュリアがソフィアを追いかけている状況だ。今にもソフィアが疲れた上に尻尾をジュリアに引っ張られて泣きそうだ。

この芝生の庭は、双子が生まれて、二人が安全に遊べるように整えられた。もう少ししたら遊具も設置される予定になっている。

元々の公爵家として立派な屋敷であったが、王族のレオナルドが婿入りし、さらにソフィアが生まれたことでより頑丈なものへと進化した。

庭には本来なら警備犬の二頭が放たれている。だが、双子が庭に出る時は、双子がいる範囲にはやってこない。
警備犬に守護対象として認識させる為に双子と顔合わせをさせたのだが、ソフィアには「くぅ~ん」と甘えてソフィアの手に顔をスリスリしたものの、ジュリアには一切近づかなかったのだ。



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