2人の幸せとは?今世も双子の姉妹で生まれちゃいました!

☆n

文字の大きさ
32 / 89

初等部③

しおりを挟む
昨日に続き、今日も〈精霊紋〉について盛り上がっています。

朝、教室に入ると、精霊紋の見せ合いっこが始まっていました。
みんな、自分の精霊紋が他の子とどう違うのか?、興味津々のようです。

自分の精霊紋が、他の子より劣っていても「「スゴ~い」」と感心するだけです。尊敬の念と言いましょうか、キラキラとした目でその精霊紋を見つめています。
自分の精霊紋が劣っているからといって、卑屈になるような子はいません。

そもそも〈精霊紋〉を持てるってことが、凄いことだからでしょうか。








「さて、皆さん。今日は【ケット】を使っての、‘かくれんぼ’をします。三年生、全員でやりますよ。鬼役は先生達がやります。皆さんは、先生達に捕まらないように、逃げたり隠れたりしてください。」

(【ケット】は周囲の様子を探るだっけ?【ケット】を使って、先生の居場所を把握して、捕まらなきゃいいってことだね。先生はわかりやすいように、特殊な腕輪を付けてくれるみたいだし。)
※〈精霊紋〉があれば、基礎魔法は魔法の言葉を唱えれば、使えます。ただ、魔法の精度が、その魔法が使えるものであるかは、人それぞれです。精霊魔法を正確に使う為には、訓練が必要だということです。

「‘かくれんぼ’をする場所は、二号棟(三・四年生用の園舎)と園庭のみです。指定の場所から出た場合は失格になるので気をつけてください。あと、【ケット】は、無限に使えるわけではないですよ。自分の能力は、きちんと見極めて使ってくださいね。」

(園庭がOKなんだ。意外と範囲が広いな~。私は体力ないし、隠れる専門でいくかな。)

ちなみにルーヴは、医務室預かりです。不正をするつもりはありませんが、ルーヴの力を使ったと疑われない為に、医務室担当の〈デーア〉先生にお願いしました。

デーア先生は実体化した精霊を使役している、凄い先生なんです。先生の使役精霊は〈ラパン〉といって、うさぎみたいな見た目の子です。ふわふわ薄ピンクの毛で、すごく可愛い子なんですよ。








「ピー!!」

かくれんぼがスタートしました。
ダッシュでスタート場所を離れる子もいれば、友達とおしゃべりしながらのんびり歩いている子達もいます。

かくれんぼの時間は、二時間。
先生達は、今から十五分後にスタートします。

友達と一緒に行動するのもありですが、このかくれんぼの結果も成績に入ったりするので、みんな真剣です。
【ケット】がどれだけ使いこなせるか?ってことを問われていますもんね。

(さて、どうしましょうか...。アメリアはどこかに隠れるようですし、オスカー君達、男の子組は隠れながら場所を移動しつつ鬼から逃げるみたいだし。どこか、いい隠れ場所ないかな~?)





しおりを挟む
感想 61

あなたにおすすめの小説

妹に傷物と言いふらされ、父に勘当された伯爵令嬢は男子寮の寮母となる~そしたら上位貴族のイケメンに囲まれた!?~

サイコちゃん
恋愛
伯爵令嬢ヴィオレットは魔女の剣によって下腹部に傷を受けた。すると妹ルージュが“姉は子供を産めない体になった”と嘘を言いふらす。その所為でヴィオレットは婚約者から婚約破棄され、父からは娼館行きを言い渡される。あまりの仕打ちに父と妹の秘密を暴露すると、彼女は勘当されてしまう。そしてヴィオレットは母から託された古い屋敷へ行くのだが、そこで出会った美貌の双子からここを男子寮とするように頼まれる。寮母となったヴィオレットが上位貴族の令息達と暮らしていると、ルージュが現れてこう言った。「私のために家柄の良い美青年を集めて下さいましたのね、お姉様?」しかし令息達が性悪妹を歓迎するはずがなかった――

妹が公爵夫人になりたいようなので、譲ることにします。

夢草 蝶
恋愛
 シスターナが帰宅すると、婚約者と妹のキスシーンに遭遇した。  どうやら、妹はシスターナが公爵夫人になることが気に入らないらしい。  すると、シスターナは快く妹に婚約者の座を譲ると言って──  本編とおまけの二話構成の予定です。

侯爵家の愛されない娘でしたが、前世の記憶を思い出したらお父様がバリ好みのイケメン過ぎて毎日が楽しくなりました

下菊みこと
ファンタジー
前世の記憶を思い出したらなにもかも上手くいったお話。 ご都合主義のSS。 お父様、キャラチェンジが激しくないですか。 小説家になろう様でも投稿しています。 突然ですが長編化します!ごめんなさい!ぜひ見てください!

王妃の仕事なんて知りません、今から逃げます!

gacchi(がっち)
恋愛
側妃を迎えるって、え?聞いてないよ? 王妃の仕事が大変でも頑張ってたのは、レオルドが好きだから。 国への責任感?そんなの無いよ。もういい。私、逃げるから! 12/16加筆修正したものをカクヨムに投稿しました。

【完結】聖女を害した公爵令嬢の私は国外追放をされ宿屋で住み込み女中をしております。え、偽聖女だった? ごめんなさい知りません。

藍生蕗
恋愛
 かれこれ五年ほど前、公爵令嬢だった私───オリランダは、王太子の婚約者と実家の娘の立場の両方を聖女であるメイルティン様に奪われた事を許せずに、彼女を害してしまいました。しかしそれが王太子と実家から不興を買い、私は国外追放をされてしまいます。  そうして私は自らの罪と向き合い、平民となり宿屋で住み込み女中として過ごしていたのですが……  偽聖女だった? 更にどうして偽聖女の償いを今更私がしなければならないのでしょうか? とりあえず今幸せなので帰って下さい。 ※ 設定は甘めです ※ 他のサイトにも投稿しています

【完結】嫌われ公女が継母になった結果

三矢さくら
恋愛
王国で権勢を誇る大公家の次女アデールは、母である女大公から嫌われて育った。いつか温かい家族を持つことを夢見るアデールに母が命じたのは、悪名高い辺地の子爵家への政略結婚。 わずかな希望を胸に、華やかな王都を後に北の辺境へと向かうアデールを待っていたのは、戦乱と過去の愛憎に囚われ、すれ違いを重ねる冷徹な夫と心を閉ざした継子だった。

拝啓 お顔もお名前も存じ上げない婚約者様

オケラ
恋愛
15歳のユアは上流貴族のお嬢様。自然とたわむれるのが大好きな女の子で、毎日山で植物を愛でている。しかし、こうして自由に過ごせるのもあと半年だけ。16歳になると正式に結婚することが決まっている。彼女には生まれた時から婚約者がいるが、まだ一度も会ったことがない。名前も知らないのは幼き日の彼女のわがままが原因で……。半年後に結婚を控える中、彼女は山の中でとある殿方と出会い……。

醜いと虐げられていた私を本当の家族が迎えに来ました

マチバリ
恋愛
家族とひとりだけ姿が違うことで醜いと虐げられていた女の子が本当の家族に見つけてもらう物語

処理中です...