2人の幸せとは?今世も双子の姉妹で生まれちゃいました!

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初等部⑨

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結局、登校は二人一緒にして、下校はそれぞれ別に帰ることになりました。
クラスも分かれたし、お互いの友達付き合いもあるだろうってことで。

ジュリアとクラスが分かれたことで、ジュリアと話す機会が減りました。

登校時の馬車の中、食事中ぐらいでしょうか...。

元々、家での家庭教師の先生とかも違うので、自分達の部屋に篭ってしまったら顔を合わせないし、友達付き合いをしたら家にいる時間も減るしってことで。




四年生では引き続き、精霊魔法の取得に取り組みました。

みんな〈精霊紋〉持ちなので、魔法の言葉を発すれば、精霊魔法は発動します。
ただ、それぞれの精霊紋が違うので、得意不得意はありますし、魔法の言葉を発しただけみたいなこともあったりするのです。

私は、さすが王家の紋章の花の形の精霊紋といいましょうか、基礎魔法に関しては最上位レベルで使えると思います。
基礎魔法の取得に苦労するってことは、ありませんでした。








五年生になりました。

五年生からは、〈聖の森(魔の森)〉にての実戦訓練が始まります。

〈聖の森〉なのに、魔の森とも呼ばれるのはなぜなのか。

聖の森は、〈ベスティニア〉と面する二カ国との間にある森のこと。

森の広さだけで、一つの国の領地分あり、そこには魔獣が生息している。さらに森に悪意を持って侵入した者達を迷わせるようで、一度入ったら抜けられない森と一部では囁かれている。

〈ベスティニア〉にとっては、森を使わせてもらって訓練を行うことができ、森の魔獣達が森から出てくることもなく、さらに他国からの侵攻も防いでくれるので、〈ベスティニア〉においては〈聖の森〉なのだ。








ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

どうして?

どうして精霊魔法を上手く使えないの?

精霊魔法が上手く使えないせいで、‘残念な方’って囁かれ始めた。(ジュリアが平民を見下した接し方をするので、逆に精霊魔法を上手く使えないジュリアが‘ソフィアと比べてダメな方’と認識されている)

せっかくソフィアとクラスが分かれて、今のクラスは私がトップなはずなのに、家の格はトップでも成績が伴わない...。

これじゃあ、ただのワガママお嬢様でしかないじゃない。

どんなに勉学ができたって、精霊魔法が使えなきゃ、ここじゃあ落ちこぼれよ。

そんなの、そんなの本当の私じゃない!

私は、私は優秀で、誰からも愛されて、誰からも大切にされて、みんなの中心にいるのが私のはずなのに...。

五年生になったら実戦訓練が始まるわ。

どうしよう、どうしたらいいの?

今のままじゃ、実戦訓練なんて...、とても無理だわ。

‘使えないやつ’って思われちゃう。

そんなのイヤよ。
どうにかして、精霊を手に入れなくちゃ!精霊さえ使役できれば...。



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