2人の幸せとは?今世も双子の姉妹で生まれちゃいました!

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初等部⑩

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今日は、初めて〈聖の森〉に行きます。

聖の森へも‘転移門’を通って、向かいます。

滞在時間は二時間ほどのようで、それぞれ水筒と軽食を持って行きます。
今日は遠足気分で、聖の森に行けるようです。




聖の森は、転移する場所によって魔獣の強さが違う。

なので、初等部の生徒は、初級レベルのさらに下の所にしか行けない。
初級レベルに行けるのは、中等部から。

騎士団やギルドメンバーが訓練する最上級レベルの場所もあるので、聖の森への道も厳重に警備されている。

聖の森に行く時は、聖の森転移門管理所に‘入森書’を提出してからでないと聖の森へは入れない。




今日は、クラスごとに行動します。

どんな魔獣がいるのかを観察し、それを探検ノートに記録しながら、聖の森を歩きます。

そして、最後は担任の先生が魔獣を倒すところを見学して終了です。




転移門を通って、聖の森に到着しました。

みんな、聖の森のパワーに圧倒されて、なにも言葉が出ません。

(なんだろう?この感じ...。すごいパワーは感じるけど、不思議と恐怖感とかは湧かないな。)




入口あたりには、プルプルとしたゼリーみたいな魔獣やウネウネと地面を這う細長い魔獣、ネズミみたいな見た目の魔獣がいました。

クロエ先生が魔獣除けの魔道具で結界を張っているので、魔獣達は私達のそばまでは近寄ってきません。遠目に私達の様子を観察しているようです。

少し奥に行くと、見た目が同じでもさっきのよりひと回り大きい魔獣達になりました。




クロエ先生が魔獣除けの魔道具を先頭のオスカー君(クラス委員長)に渡し、私達の列から外れます。

クロエ先生が倒すのはプルプルとしたゼリーみたいな魔獣。

弱い魔獣はそれぞれ弱点があるようで、弱点の属性で攻撃すれば、一発で倒れるようです。

ゼリー魔獣の弱点は、水。

「【アクア】」

クロエ先生が【アクア】と唱えると、ゼリー魔獣の上に鉄砲水がジャバーっと降りかかりました。

ゼリー魔獣は、水とともに溶けて地面の土に吸収され、姿形がなくなりました。

倒される魔獣達は、聖の森に吸収され、聖の森の栄養分となるらしいですよ。




クロエ先生の【アクア】は、ゼリー魔獣を一瞬で水浸しにしましたが、みんなの【アクア】があのように勢いよく水が出るわけではありません。
ゼリー魔獣は全身に水がかかれば、溶けてしまう魔獣だそうです。
【アクア】の威力が弱ければ、【アクア】を使える数人でゼリー魔獣を水浸しにしてしまえばいいのです。

魔獣退治は基本、グループで行うものなので、いかに上手く連携をとれるかが鍵です。グループ編成では属性の種類を揃えるのも重要ですし、魔獣退治は誰がどう動くかをきちんと考えて行動しなければいけません。



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