2人の幸せとは?今世も双子の姉妹で生まれちゃいました!

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ジュリアの浄化②

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「消えてしまいましたな...。」

大神官様方は先ほどとは違う呪文を唱えると、大神官様はジュリアの額から手を離した。

「驚きましたな、あの様なものが現れるとは。」

「大神官様は、あの者が何者か?おわかりですか?」

「正確にはわかりませんな。ただ、神殿に伝わる物のとおりだと、あの者に害はありません。あの者の言葉どおり、いずれソフィア様を守護されるのでしょう。」

「私達にそれを教えていただくのは無理なことなんですよね?」

「はい。それを知る者は、代々の大神官だけですので。」

「もし、ジュリア様がご心配なら、あの者の言葉どおり、定期的にあの者と話をすることです。」

「わかりました。これからもよろしくお願いします。」
(今は大神官様とあの者の言葉を信じるしかない。とりあえず、ジュリアの【黒】は消えた。)








ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

“伝鳥”により、城に神殿でのことが伝えられていた。

「ジュリアの【黒】は消えたわけではないのだな?」

「はい。私達から見えなくなっている状態のようです。ただ、【黒】はジュリアについたわけではないようです。〈??〉の者が言うには、【黒】の力は抑えられるようです。そして、〈??〉はいずれソフィアを守護する者であると言っています。」

「〈??〉がどのような者であるかを大神官様はわかっておられるのだな?」

「はい。歴代の大神官様のみが知ることであるようです。」

「いずれソフィアを守護するということは、‘神獣’であるということか?」

「それは、わかりません。王家の神獣に【黒】を抑えられるものはいないかと...。」

「そうだな。しかし、今は〈??〉の言うことを信じるしかあるまい。」

「はい。〈??〉の言うとおり、定期的に〈??〉に会いに行きます。」

「今後はそれを怠らないことだな。」

「はい。」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー




屋敷に戻ってからも、ジュリアは眠り続けている。
大神官様が言うには、明日の朝まで目覚めないだろうということ。

今日は神殿に行き、また、わからないことが増えた。

ジュリアについた【黒】
〈??〉が何者であるか?
〈??〉がいずれソフィアを守護するということ
〈??〉が言った‘あの子’とは?

とりあえずジュリアの【黒】の力が抑えられるとわかっただけでも救いがあるか...。

ジュリアの【黒】が存在しないものとして周囲に見えるようになったのは、良かった。

ただ、明日のジュリアの反応はどうなるだろうか?
【黒】を凄いものだと思っていたジュリアは、【黒】がなくなったと知ったらどうなる?

ジュリアが【黒】の存在を忘れていればいいのだが...。



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