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初等部⑱(卒業)
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初等部も残り後半年あまり。
中等部の留学を伝えてから、クラスメイトとの関わりがより深くなったような気がします。
今までは私の‘人苦手’な様子から、自分から声をかけるのを遠慮していたクラスメイトも、朝の挨拶から始まり、ちょこちょこと話しかけてくれるようになりました。
実はノアが「お前達はこのままでいいのか?このままお別れなんて、寂しくないか?ソフィアちゃんからが無理なら、俺達から歩み寄る努力をするべきだろう?残り少ないんだから、遠慮するのはやめようぜ。」なんてことを言ったらしいのです。
ソフィアは準王族で公爵家令嬢。さら《白毛》で《愛し子》。それに勉学もできて、精霊魔法も優秀。
欲を持ってお近づきになりたい者もいるが、純粋に勉学や精霊魔法を教えてほしい子やソフィア自身に惹かれて仲良くなりたい子もいる。
‘人’だから、獣人だけど平民だからと自分からソフィアに近づくのは遠慮していた面々は、実はずーっとノアが羨ましかったのだ。
ノアは‘人’であり平民なのに、入学式の時に声をかけたからと、そこからソフィアと仲良くなってしまった。
もちろんノアに対する妬みや貴族からの多少の嫌がらせはあったりしたのだが、ノアは気にすることなく、変わらずソフィアと接していた。
さらにソフィアとクラスメイトの間に入ったりして、ソフィアからの信頼も厚い。
クラスメイト達は、残り少ないなら、自分達もノアと同じようにソフィアに接してみてもいいんじゃないか?と、たとえ失敗したとしても中等部はソフィアと離れるしと、ある意味開き直って積極的にソフィアと関わろうと決めたようだ。
それが今のクラスの雰囲気に繋がっている。
ソフィアとしても残り少ないとはいえ、クラスメイトと仲良くなれるのはいいことだった。
卒業式の日。
卒業といってもみんなそのまま中等部に進学なので、泣きそうなのは私だけでしょうか...。
私がこんなに楽しく学園に通えたのは、みんなのおかげ。
もちろん特別な配慮をしてもらっていたのもわかっているし、クラスメイトにだって気遣ってもらっていた。
こんな恵まれた環境で学べたのには、感謝しかない。
「レオ、ソフィアが入場してきましたわ。」
「あぁ。無事に初等部も卒業できるな。」
(《白毛》のソフィアが無事に成長できている...。中等部もまた無事に卒業できますように...。)
「えぇ、良かったですわ。二人とも無事に卒業ですもの。あっ、ジュリアです。」
「ジュリアも無事に中等部に進めるな。」
「えぇ。」
中等部の留学を伝えてから、クラスメイトとの関わりがより深くなったような気がします。
今までは私の‘人苦手’な様子から、自分から声をかけるのを遠慮していたクラスメイトも、朝の挨拶から始まり、ちょこちょこと話しかけてくれるようになりました。
実はノアが「お前達はこのままでいいのか?このままお別れなんて、寂しくないか?ソフィアちゃんからが無理なら、俺達から歩み寄る努力をするべきだろう?残り少ないんだから、遠慮するのはやめようぜ。」なんてことを言ったらしいのです。
ソフィアは準王族で公爵家令嬢。さら《白毛》で《愛し子》。それに勉学もできて、精霊魔法も優秀。
欲を持ってお近づきになりたい者もいるが、純粋に勉学や精霊魔法を教えてほしい子やソフィア自身に惹かれて仲良くなりたい子もいる。
‘人’だから、獣人だけど平民だからと自分からソフィアに近づくのは遠慮していた面々は、実はずーっとノアが羨ましかったのだ。
ノアは‘人’であり平民なのに、入学式の時に声をかけたからと、そこからソフィアと仲良くなってしまった。
もちろんノアに対する妬みや貴族からの多少の嫌がらせはあったりしたのだが、ノアは気にすることなく、変わらずソフィアと接していた。
さらにソフィアとクラスメイトの間に入ったりして、ソフィアからの信頼も厚い。
クラスメイト達は、残り少ないなら、自分達もノアと同じようにソフィアに接してみてもいいんじゃないか?と、たとえ失敗したとしても中等部はソフィアと離れるしと、ある意味開き直って積極的にソフィアと関わろうと決めたようだ。
それが今のクラスの雰囲気に繋がっている。
ソフィアとしても残り少ないとはいえ、クラスメイトと仲良くなれるのはいいことだった。
卒業式の日。
卒業といってもみんなそのまま中等部に進学なので、泣きそうなのは私だけでしょうか...。
私がこんなに楽しく学園に通えたのは、みんなのおかげ。
もちろん特別な配慮をしてもらっていたのもわかっているし、クラスメイトにだって気遣ってもらっていた。
こんな恵まれた環境で学べたのには、感謝しかない。
「レオ、ソフィアが入場してきましたわ。」
「あぁ。無事に初等部も卒業できるな。」
(《白毛》のソフィアが無事に成長できている...。中等部もまた無事に卒業できますように...。)
「えぇ、良かったですわ。二人とも無事に卒業ですもの。あっ、ジュリアです。」
「ジュリアも無事に中等部に進めるな。」
「えぇ。」
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