2人の幸せとは?今世も双子の姉妹で生まれちゃいました!

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初等部⑰

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散々グタグタ悩んだ挙げ句、私だって、図太く生きてみてもいいんじゃないか?って思いが芽生えました。

今世の私は、恵まれまくっている状況。
せっかくのこの環境に、甘えまくって、利用しまくってもバチは当たらないのではないのかと...。

前世までの不幸の分、今世の私に幸せをもたらすのだとしたら、わがままな人生を一度は送ってみてもいいのではないかと思うのでした。




六年生になり、五年生の時と同じような日々が過ぎていく中、アメリアに留学のことを話してみました。

〈ベスティニア〉では、学生のうちは、王族と準王族の者しか留学はできません。(子供ひとりだけでの他国での滞在は認められない。家族揃っての引っ越しは別。)
留学したい人は、高等部を卒業してからとなっているのです。

中等部での留学の話をするとアメリアは、「ソフィアがいないのは寂しいけど、留学できるならするべきだ」と言ってくれました。
留学は、「ソフィアだから、中等部で行けるのだから、行かないのは勿体無い」と。
それに、「王族は留学しているのだから、ソフィアもちゃんとしなくてはいけないのではないか」と。

アメリアには、私が不安に思っていることも話しました。

そしたら、笑い飛ばされました。
「なんでそんなバカなことを考えるのか」と。

逆に、「信用してもらえてないのは悔しい」と怒られました。




留学のことをアメリアに話したことで、''留学しよう"という気持ちに傾いています。

まだたった十二年だけど、今まで、周囲と築いてきたものを信じてもいいのではないか?

今世の私にちょっとは自信を持ってはいいのではないか?




お父様達にも、不安に思っていることを素直に打ち明けました。

「なんでそんなバカなことを考えるんだ?」
お父様には、少し怒り気味に言われました。

その後は、お父様とお母様に抱きしめられながら、いかにお父様達が私のことを大事に思っているのかを切々と語られました。

それを聞いてて、''両親の愛情を信じられないなんて、なんてバカだったんだろう''と自分でも思いました。

これでもかってぐらい、二人して必死に語られたら、両親の愛情を疑うなんてバカらしいと思えるのでした。




そんなこんなで、私の留学の意思も固まり、オスカー君達やクラスメイトにも中等部は留学することを伝えました。

みんな、「留学先の学園の長い休みの時は帰ってこい」や「高等部でまた一緒になるのを楽しみにしてる」など、色々と嬉しい声をかけてくれました。



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