2人の幸せとは?今世も双子の姉妹で生まれちゃいました!

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それぞれの側近①

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こちらを見つめる視線を横目に、Sクラスの教室へと向かいました。

Sクラスには、一年生の統括であるルーカス君とアリシアちゃんの側近、それぞれ二人が在籍しています。

統括には、側近が二人付きます。統括になった者が側近を指名し、統括二人・側近四人が学年の代表として動きます。

なので、Sクラスでは十人中私を含め、七人はこちら側の人だと考えれば、要注意人物は三人といったところでしょうか。

それぞれの側近達は、ルーカス君とアリシアちゃんに絶対の忠誠を誓っています。なので、私を庇護しているルーカス君とアリシアちゃんの意に沿わない行動をとることはないでしょう。

ただ、それは私の存在を認めているわけではありません。
今は様子見をしているんでしょうね。側近達が、私のことをルーカス君とアリシアちゃんの害になると思ったら、徹底排除の動きをしてくると思います。

今も、二人と共にSクラスの教室に入ってきたからか、側近達の視線をバシバシ感じています。

''なんであんなのがお二人に大事にされているのか"

そんな感じの視線ですね。

私も二人に守られるばかりではなく、ちゃんと二人の側近達に認められるように努力していこうと思います。
ルーカス君とアリシアちゃんと行動を共にするなら、こちらから歩み寄るべきですからね。

実はルーカス君の側近の一人は、メリッサさんの双子のお兄さんなんです。

王太子であるルーカス君の側近として侯爵家の子がなるのは、異例だと思います。

基本は公爵家や辺境伯家から選ばれ、また、選べるように王太子と同級生の子がいるはずなのです。

もちろん、側近のもう一人は公爵家子息です。

他にも公爵家子息はいるのですが、ルーカス君と相性が悪いのか、それとも能力が劣るのか、側近に指名されていません。
Sクラスに在籍できていないので、しょうがないのかもしれませんね。

ルーカス君の側近の一人、侯爵家子息〈ブラント・ベーゼ〉君。
かつて将軍だったお祖父様に似たのか、‘武’に優れた方で、ルーカス君の‘剣’といったところでしょうか。

とても真面目な方で、わがまま放題の双子の妹であるメリッサさんを嫌っているようです。

ブラント君がルーカス君の側近を初等部から勤めていることで、ベーゼ家(前当主やその周辺)ではメリッサさんがルーカス君の婚約者候補なんて勘違いが生まれているんですよね。ルーカス君の婚約者候補がいるから、その兄が優遇されているのだと。

ブラント君が優秀だからルーカス君が側近に指名したのであって、ベーゼ家は関係ないのです。

でもメリッサさんは、双子のお兄さんがルーカス君の側近に選ばれ続けていることで、自分の立場もそれなりであると勘違いしているんだと思います。





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