2人の幸せとは?今世も双子の姉妹で生まれちゃいました!

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企む者達②

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アサドニアの王族は、ソフィアがお気に入り。

《白毛》の子だから‘獣人’として惹かれてしまうのもあるが、それ以上にソフィアに惹かれてしまう気持ちが止まらない。

もちろん《白毛》の子を庇護するという‘獣人’なら思う、当然の気持ちを持つ。
その上で、ソフィアという個人に惹かれているのだ。

ルーカスの祖父母・両親は、ソフィアが留学してきたことで、なんとしても自分たちの孫・息子であるルーカスがソフィアを射止めてくれないものかと考えている。

実はソフィアのことは、ソフィアの三歳の誕生日パーティーで出会った時から、孫の嫁にとアサドニアの王は望んでいるのだ。

我が国からベスティニア王家に嫁いだ公爵家令嬢のおかげで、ソフィアのアサドニアへの留学の打診がきた時には、こちらとしても願ってもない話だった。

毎日の“転移”の使用など、細かい注文はつけられたが、ソフィアは城に滞在することになり、ルーカスとの仲を深めさせるのに十分な環境が整えられたのには満足している。

あとはルーカスの頑張り次第...。

ソフィアのことをよく思っていない者達のことは、王家としても把握はしている。
王家としてソフィアを公爵家ではなくて城に滞在させることで、ソフィアの後ろにはアサドニアの王が控えているのを示しているつもりだ。
だが、王命として、何かを発言しているわけではないので、それぞれ個々の捉え方に判断は委ねられている。

王家として、ソフィアを利用しているわけではないが、ソフィアの存在のおかげで、アサドニアの国内の情勢が変わる可能性もあるのだ。
それを少しも期待していないといったら嘘になるだろうが、次世代を担うルーカスの代には盤石な体制であってほしいと思っている。ソフィアをアサドニアの王家に受け入れるなら、尚更のことだ。








ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

メリッサさんが長期の休み中には、領地に戻されるだろうという情報を得ました。

それはそうだろう。身近にあんなに優秀な双子の片割れがいたら、メリッサさんの酷さは際立つ。

今までの、''自分はいずれルーカス様の婚約者になる''という勘違いな態度に加え、ベスティニアから留学生が来てからのその子に対する視線...。

このままではマズイと本格的にベーゼ家として動くのだろう。
見捨てられるかどうかは、これからのメリッサさん次第といったところか...。

せっかくのいい駒だったのに、これからっという時に失うのはイタイ。
あれはあれで、私にとっては都合のいい存在だったのです。このままでいてくれたら、メリッサさんを隠れ蓑に色々と画策できたのに。





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